もてもて男子。 第十五巻
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    もてもて男子   第十五巻

 ゆうきががけに落ちた。

「ゆうきー!」

「みんなー!」

それで私いつまで落ちるの?もう1時間ぐらいたってるけどいつ下につくんだろ。いっかい下を見てみよう。うわ。これって空中で止まってる。だれかが助けてくれてるのかな。あれ?だとしたらこれって魔法?そんなわけないって。下に人いる。まさかほんとうにこれ魔法か聞いてみよう。

「これって魔法ですか?」

「うんそうだけどそれが?」

「あのーおろしてもらえますか?」

「あっいいよ。」

「あのーお名前は」

「私の名前は、かつみです。魔法界の一番お金持ちで一番魔法が使えるんだ。わたしの家に家族がいるから紹介しよう。」

「家族の名前はなんですか?」

「わたしのんとこの名前は、、、後で教えるよ。さあ、着いたぞ。」

「うわー大きいお城。」

「そうかなあ、これでも小さいほうだけどなあ。もっと大きな家にしよう。」

「えっもっとですか?」

「うん魔法界で一番小さい家なんで、よし2番目にでかい家にしてやる。」

「がんばってくださいね。」

「さ、ついたぞ。これがうちの家族だよ。」

「こんにちは。私は母のさとこでです。そして私の隣にいるのがちひろだよ。ちひろ挨拶しなさい。

「こんにちは。ちひろです。」

「後もう一人いるんだけどなあー。おい、はるかはどうした。」

「えーっと自分の部屋にいます。」

「呼んでこい」

「なあにパパ?」

「お客だよ。挨拶しなさい。」

「こんにちは。私ははるかです。」

「さ、これで家族はそろった。城を案内しよう」

「はい」

「そういえば一人で来たのかね」

「はい。友だちと一緒にいたんですけど私だけ落ちちゃって。」

「その友だちというのはこの人たちかね?」

「、、、み、みんな」

 

さあ、ゆうきが見たものとは!

 

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