もてもて男子。 第十七巻
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 もてもて男子   第十七巻

 

「山田ゆうただ。」

「わたしと同じ苗字だ、、、。私お兄ちゃんや弟なんていないよ。どうして」

「ゆうきにはいたんだよ」

「えーーーーーーーー!!!」

「わたしお父さんお母さんいなくて聞いてない。何で黙ってたんだろ?」

「わからないけど、お父さんお母さんが1回話してるのを聞いたことがある」

「まさかお前盗み聞き、、、」

「違うって。何かゆうきには兄がいるって言っていたよ。」

「つまりはるとがゆうきの兄ってことか」

「たぶんそうなると思う」

「よしそれじゃあ今からここを脱出しよう」

「うん。」

「おれもついていく」

「えっはるともついてくるの?」

「おれも役に立ちたいしな」

「それじゃあレッツゴー!」

「だけどお前窓飛び降りれるのか?」

「えっ窓から飛び降りるの?」

「うん」

「全員一致しなくてもいいじゃん。レオンは窓から飛び降りるの」

「うん」

「うそー」

「怖いよ〜死ぬ〜」

「おれが守ってやるよ。」

「ゆうきを守るのはおれだ」

「いいやおれだね」

「けんかしてる場合じゃないよ。もうゆうき飛び降りたけど」

「それをもっと早く言え」

「いくぞ」

「おう」

そしてそのころゆうきは、、、

「きゃーーーー」

「たかお、ひ山、レオン、レイン、はるとーーーーー」

「何だ」

「たかお」

「おれもいるぞ」

「おれもな」

「ひ山、レイン」

「ぼくもいる」

「レオン」

「よーしみんな行くよ」

「おう」

「ふーついた」

「山だな」

「うん。山だな」

「山だね」

「ってここどこ〜?」

「山だっつってんだろ」

「うー怖い。」

「あんまりうちの彼女いじめないでくれる?」

「おれの彼女だけど」

「おいおいみんな勘違いしないでくれる?これはおれの彼女だから」

「誰でもいいからほら山をくだるよ」

てくてく歩き続けて3時間。

「これどこまで歩き続けるの?」

「この山は大体500時間くらいだよ

「えーーーーーーうそーーーーー」

「魔法で飛べないの?」

「飛べるけど。よしそれじゃあ飛ぼう」

「行くぞ」

「うんレッツゴー!」

「そういえばわたしの弟ってだれ?」

「それはな、もう一回言うけど山田ゆう太だ」

「それってうちの学校の社長の息子だ」

「うん」

「ゆうきアイス食べるか?」

「ゆうきゆうき!ゆうきが倒れた!」

「えっ?!」

「うわー落ちるーー」

ドサ

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