艦隊 真・恋姫無双 111話目 |
【 予想外 の件 】
? 司隷 洛陽 都城内 予備室 にて ?
悲嘆にくれる華琳達の前に現れたのは、左慈、華陀、卑弥呼。
床に坐り一刀を抱き寄せたままの華琳は、三人の姿を見咎めると鋭い目付きで睨みつける。 他の恋姫達も……一刀の周りに集まるものの華琳のような警戒心を見せず、そのまま立ち並んだ。
ーー
華琳「───いったい、何をしに来たの? 度重なる愚行により、臣下に見離された哀れな覇王を……嘲笑いに来たのかしら?」
左慈「そこを退け! 俺達は今から北郷の治療を始める!」
華琳「───な、何を言っているの!? 一刀は、胸から血を流して──」
??「お願いします…………曹孟徳殿。 暫く……この者達の言う通り、提督を離して頂きませんか? 必ず悪い事にはなりません。 この私が………一航戦の名に賭けて………保障致します!」
華琳「────貴女?」
ーー
華琳は別方向より聞こえた声に反応し、顔を向ける。 そこに佇んでいた人物──加賀を睨みつけた。
加賀の表情は、桂花から罵倒された時と同様、変化は見当たらない能面のように無表情。 その顔を見た華琳は、桂花の取り乱しながら怒鳴り付けた理由を心底納得したが、ある違和感も感じた。
加賀の頬に残り照らされる──涙痕。
『この娘は、一刀を………』
そう感じ取った華琳は、一刀を優しく床に寝かせ加賀の側に行き、左慈に向かい言い放つ。 覇気を充分に浴びせながら。
ーー
華琳「この娘、加賀に免じて一刀の身体を預けましょう! だけど、治療するというからには、必ず………一刀を蘇生させる自信がある……と見ていいのね?」
左慈「───勿論だ! 元々北郷の身体に、敵の攻撃は届いていない! ただ意識が戻らないだけだからな!」
華琳「ならば、早々に行いなさい! どういう理由かは、後で聞かせて貰うけど………私、いえ………一刀の身を心配させた者達の心痛……早く解放させるのよ! 特に……あの子が……桂花が………戻って来る前に!!」
ーー
そう言って一刀の身体を……じっと注視していた華琳である。
★☆☆
華陀「いくぞぉ! 今度こそ、これでぇ───どうだぁああああっ!! げ・ん・き・になあぁぁぁれえぇぇぇっ!!」
一刀「………………」
ーー
華陀が一刀を蘇生させようとして、金色の針に全身全霊を込めて打ち込む!
打ち込んだ箇所から、黄金色の光が一刀の身体を覆い尽くし、それからユックリと消えるのだが………一刀の意識が目覚める事は無かった。
ーー
華琳「……………」
秋蘭「…………北郷」
ーー
如月「…………………司令官」
菊月「………大丈夫さ。 あの人が……このまま逝く訳……ない。 菊月達を置いて……逝くなんてこと………絶対……」
ーー
豪壮な部屋、数々の多種多様な調理と華やかな様子と裏腹に、周囲は重苦しい空気に覆われていた。
哀しげな表情、怒りと戸惑いを見せる恋姫達。 そして、予定外の状態に焦りを徐々に現す艦娘達が囲み、視線を向かわせている。
その先には………管理者である左慈、名医と名高い華陀、そして管理者兼華陀の助手である卑弥呼が、床へ倒れる北郷一刀の蘇生処置に全力を傾けていた。
ーー
卑弥呼「だぁりん! 幾ら反応が殆ど無いとはいえ……これ以上の蘇生処置は、だぁりんの身が危険過ぎる! 何か別の処置を考えた方が良かろう!」
華陀「ハァ、ハァ、ハァ………くっ! まだだ! まだ諦めるものかぁ! 一刀は俺の親友! これくらいの事で───諦めてたまるかぁ!! 卑弥呼、頼む! 俺に一刀の治療を続けさせてくれぇぇぇ!!」
ーー
しかし、その華陀が一刀の身体に針を打ち込みのは………これで五度目。
流石の華陀も身体が揺らぎ、玉のような汗をかきながら……鬼気迫る形相で一刀に更なる治療を行う動作をするが、その後ろを卑弥呼が掴み、華陀の動きを制した。
華陀は、卑弥呼に抱きすくめらても……友の為、患者の為、自分の命を犠牲にしても一刀を助けようと身体をもがいて動くが、力が尽きようとしている今の華陀では、卑弥呼の束縛から逃れる術は無い。
ーー
左慈「…………おい! まだ目覚めないのかっ!?」
華陀「それが………まるで駄目だ! ふ、普通なら、俺の五斗米道の力で一刀の意識が戻るのに、意識の覚醒が全く起こらない! くそ! 身体の氣の流れは正常、外傷及び内部に対しての損傷も探って見たが、どこにも異常は無い!」
卑弥呼「だぁりんよ、患者を救いたい気持ちも解る。 しかし、焦りのあまり取り返しが出来ない状態になっては本末転倒となろう。 まずは、だぁりんが落ち着き、患者の様子を充分に確認した方が良いのではないか?」
華陀「…………そ、そうか! 一刀を救いたい心が邪念となり、何時もの治療に歪みを生じてしまったんだ! すまない卑弥呼、その言葉で俺の未熟さが理解できた! ありがとう、キミが助手で………本当に良かった!」
卑弥呼「ぬ、ぬうぅ! ────じ、助手としては……当然の事をした……までだ! べ、別に………だぁりんの為では………」
左慈「変な空気を醸し出すな! 早く治療を行えっ!!」
ーー
冷静になった華陀を見届けた卑弥呼は手を離す。 華陀は卑弥呼に軽く礼をすると目を瞑り心を落ち着かせ、何度目かになる一刀の全身を隈無く確認。
一刀が目を覚まさない理由が何か? まだ見落としている所がないか? 華陀は親友である人物を助ける為に、全身の氣を熱く滾らせて調査を行う。
──本来の計画ならば………左慈の妖術で敵の攻撃を寸前で停止、一刀の服に仕込まれていた血の革袋が破裂、同時に気絶するように術式を展開、その後に華陀の医術で蘇生させると……一刀と艦娘達の間で取り決めた役割だったのだ。
それが、どんなイレギュラーが発生したのか分からないが、一刀が目覚めない。 心臓の音も順調に動き、呼吸を繰り返しているのも胸が上下している事から容易に判る。 だが………意識だけは戻らない。
あの華陀が治療を失敗するとは思えず、必然的に左慈の妖術を疑う事になるが、左慈の妖術は完璧だったと監視していた卑弥呼が証言。
この予想外の事態に、ただただ困惑を深めるだけであった。
◆◇◆
【 遭遇 の件 】
? ?? にて ?
一刀が目を覚ますと……視界全体が真っ暗な空間に居た。 足場はあるので立てるが、移動ができず立ち止まるしかなく、そのまま立ち竦む。
ーー
一刀「あれ………ここは?」
??「すいません……急に呼び寄せてしまって。 どうしても……話をしたかったので。 心配しないで下さい。 此方の用件が終われば……すぐにも待っている場所に帰って貰いますから……」
ーー
何も無かった筈の前方に、忽然と一人の若者が現れる。 白い学生服を着用し、一刀と殆ど変わらずの背丈、中肉中背の外見、どこかで見た事がある顔。
一刀は、直ぐには顔の人物を思い出せず、暫く悩んでいたが……突如思い出し慌て始めて声を上げた!
ーー
一刀「───お、俺?」
??「あははは………やっぱり、驚きます? 外見はそっくりですからね! でも、貴方の方が年令と経験の差があるから、俺より遥かに頼もしい──まるで、兄のように見えますけど……!」
一刀「ま、まさか───」
北郷一刀「俺の名前は『北郷一刀』……魏、蜀、呉に降り立ち『天の御遣い』なんて柄にも無い事をやった男です。 初めまして、元○○鎮守府提督──北郷一刀さん」
一刀「あ、貴方が………! これは御無礼を! 私は漢中鎮守府で提督を務めさせて頂く北郷一刀と申します! 貴官の御尊名は、私のような者にも津々浦々と聞こえて来る次第! 御尊顔を拝謁できるだけでも恐縮至極───」
北郷一刀「いぃっ!? そ、そんな……大袈裟な真似しなくても! お、俺も元は普通の高校生だっただし! それが、正式な軍に立つような貴方が土下座までして、俺に仰々しい態度って!?」
一刀「何を言われますか! 貴方は君主、軍師、官僚と別々の役割を担いながらも、将兵を纏め各国を導き発展させて、大陸統一させた希代の英雄! 私如き足下にも及びません! 御無礼、平に平に御容赦を!!」
北郷一刀「………俺から見れば、艦娘って多数のチートキャラを引き連れて、華琳や冥琳、朱里達みたいに策を巡らす貴方こそ……なんだけど……」
一刀「──は、はい?」
北郷一刀「まあ、時間も無いから立って立って! 言っておきたい事があるんだから!! 俺より年上で強そうなのに、なんでぇ──ほ、ほらっ、早く!! 立ってぇ!!!」
一刀「────っ!?」
ーー
目の前の人物が『北郷一刀』と名乗ると一刀は思わず平伏叩頭。
三国を纏めた英雄『北郷一刀』……貂蝉達管理者の態度、この世界に存在する記憶持ちの恋姫の思慕を見てきた一刀にとって、雲の上の存在の人物。
自分と同姓同名、しかも年令が下なのに関わらず……その大陸制覇の功績。 美女、美少女たる大陸の諸侯が今も慕う人柄。 かの有名人に出会い対面するだけ冷汗が流れ、顔を上げる事も出来ず緊張して平伏するのみ。
だが、当の北郷一刀にしては迷惑な話。
自分が降りて来た時より遥かに条件が良く、艦娘といい、軍人といい、今の世界にピッタリな『天の御遣い』が、北郷一刀と知るなり身体を縮めて伏せている。 何これ、新手の嫌がらせ? そう思わずにいられない。
『そもそも、こんな状態で大事な説明が出来るかぁ!』と心で叫び、一刀を立ち上がらせ、対等に話し合うように提案した。
ーー
北郷一刀「ゴホン! まず一つ、俺は………北郷一刀の残留思念……なんです。 一刀さん、貴方のように『北郷一刀』を継承する者へ記憶を渡す案内役……簡単に言うと……北郷一刀の記憶が具現化した者ですね………」
一刀「はあ………」
北郷一刀「だから、そう敬われると………照れ臭いじゃないですか。 敬語とか無しでお願いしたいと。 俺も普段通りの言葉で話ますから」
一刀「そんな! 俺……じゃなくて、私は様付けでもして呼びたいのに──」
北郷一刀「いやいや! 自分から様を付けて呼ばせるイタイ奴は勘弁します! 様なら嫌っていうほど呼ばれたし! 『ご主人さま』『お館様』『一刀様』『主様』『貴様』……って! だから、敬語も禁止! はい、決定!!」
一刀「……………くっ!」
北郷一刀「……お、俺って………こんなに真面目なキャラだったっけ? よく華琳や愛紗に不真面目だって叱れたのに………解せん」
ーー
正座姿から強制的に立ち上がらせられた一刀は、それでも納得出来ず敬称を付けた話をさせてくれるよう提案した。
だが、北郷一刀は、その考えを察して強制的に禁止させ、対等で話をさせるよう持ち込む。 ただ、一刀が悔しそうに沈黙する様を見て、本当に自分を基にして誕生したのだろうかと……軽く溜め息を吐くのだった。
◆◇◆
【 童話 ○○姫 の件 】
? 洛陽 都城内 予備室 にて ?
緊迫した重苦しい部屋の中、様々な感情が渦巻いている。 だが、この部屋に居る者達の願いは一つ。 今、床に倒れている北郷一刀の蘇生。
卑弥呼の助言を受け、一刀の身体を念入りに確認した華陀は異常が無い事を改めて認識。 再度の治療を開始する。
ただ、違うのは──今度は左慈が対面に入り、華陀の治療を補佐する役目を担う。 華陀の針が及ばぬ場所を左慈が癒すという……違和感ありありの方法だが、確実性を選んで行動。 これ以上の失敗は赦されないからだ。
ーー
華陀「左慈……頼むぞ! これは……五斗米道に伝わる究極の治療フォーメーションだ! 最高峰の治療技術を持つ者同士が力を合せ、相互の氣を高めて病魔を討つ! これで倒れない病魔など──存在しないっ!! 」
左慈「ふん、能書きはいい。 さっさと治療を始めろ!」
ーー
華陀と左慈が六度目の治療を行うとした時、部屋の扉が勢いよく開かれた!
そこに現れたのは、凛々しくも表情を引き締めた──赤城!
彼女は、一歩前に踏み込み一声を挙げた!!
ーー
赤城「──待たせたな!」
「「「 ─────!? 」」」
ーー
その声を聞いて驚く恋姫達と溜め息を吐く艦娘達。
赤城は辺りを見渡すと、後ろで息を切らす桂花にヒソヒソと話す。
ーー
赤城「…………あれ? 遅参したから謝罪の言葉を述べたのに、なんでジト目で睨まれるのですかね。 判ります──桂花さん?」
桂花「ゼェ、ゼェ……あ、赤城ぃぃぃっ! アンタ馬鹿なのぉ!? 死ぬのぉ!? 完・全に引かれているじゃない! そもそも、その偉そうな態度、上から目線の言い種は何なのよぉぉぉぉ!?」
赤城「い、一応……私も『天の御遣い』ですし。 それにですねぇ、せっかく仲良くなった桂花さんが……そのぉ………部屋に入るのに気不味い思いをされるのも可哀相だと思って、私なりに気遣いをと…………」
桂花「ふ、ふんっ! ア、アンタなんかに心配される程………私は──」
赤城「ああ、それから私の事は心配しないで下さい。 これでも私、提督からの信頼は厚いんですよ! うふふ、きっと絶対、必ず……提督から『頑張ったね』って誉めて貰える筈なんですから!」
桂花「こ、このぉ! 誰がアンタなんかに心配されるもんですかぁ!! 本当に、なんでこんな女が一刀の傍に『桂花っ!』───えっ!?」
ーー
二人が騒ぐ中、桂花を無言のままで急に抱きしめる者が現れる。 驚いた桂花は身体を硬直するが、鼻腔に漂う懐かしい香り、遥か昔……よく感じた安心する体温、二度と聞けないと思った軟らかな声音が耳に響いた。
ーー
華琳「桂花! 無事で、本当に無事で……良かった!!」
桂花「と、とんでもありません! 全ては……私の不徳と致すところ。 華琳様に何らかの罪も謝罪も。 寧ろ……御迷惑をお掛けしたのは私の………」
華琳「もう……あれほど私に対して諫言を行った桂花が、いやに弱きなのねぇ? 貴女に間違いなんて無い……あれは私の弱き心が引き起こした罪業。 報奨を与えてこそなのに、罪科を問うなど私の沽券に関わるわ!」
桂花「ですが……私は華琳様に暴言を………」
華琳「貴女は……命懸けで誤りを正しただけ。 貴女の行動、貴女の想い──どれを取っても値千金に匹敵する物。 私こそ……口では言い表せない程の苦労を桂花に掛けて……やっと記憶が戻ったのよ!」
桂花「華琳様………華琳さまぁぁぁ!!」
華琳「ありがとう……桂花! ありがとう、我が………子房よ!」
ーー
華琳と桂花は、二人して涙を流しながら真の再会を喜ぶ。
たが、その喜びも束の間──倒れて意識の無い一刀を桂花が気付く。 桂花が部屋から飛び出しだ時と同様、一刀は倒れたまま。 それを見た秋蘭が説明しようと桂花に近付くのだが、秋蘭を手で制止させた華琳。
ーー
華琳「──秋蘭、控えなさい。 この状態を説明するのは主の務めよ!」
秋蘭「──しかし、華琳様!」
華琳「例え……桂花に罵られようとも、愛想を尽かされても……私が伝えるのが筋。 だから、傍に居て………大人しく見守って欲しいの。 私と桂花を……」
秋蘭「…………御意」
ーー
華琳は、哀しそうな表情で桂花に話す。 まずは、今まで桂花へ侮辱した事に関して誠心誠意心を込めて丁寧に謝罪。 それから、桂花が部屋から出ていたその後から、今の治療方法に至る全部を語る。
だが、華琳の予想に反して桂花は冷静に聞いていた。 決して華琳の説明を流していたのでは無く、ときおり頷いたり考える仕種をしているから、何かしら反応しているのは間違いないだろう。
沈痛な表情を浮かべる華琳に比べ……桂花の様子は殆ど変わらない。 ほんの僅かに何か困った様子を示すと、華琳の足元に桂花が跪き言葉を発する。
ーー
華琳「何を──」
桂花「此方こそ……臣下として断罪される態度を示した私を、こうも御許し戴ける鷹揚な態度を取られる事、大変有り難く存じます。 ですが、私としては償いもせず、華琳様の傍に戻るのは非常に心苦しく、辛いのです………」
華琳「……………!」
桂花「私が心から仕えた曹孟徳様なら、信賞必罰を厳密に行う筈。 多数の将兵の前で罵倒した私です。 それなのに無罪放免などすれば、華琳様の統制力を疑われましょう。 ですので………私に……どうか裁きを……」
華琳「────!!」
ーー
桂花の言い分は正論だった。
この時代は、儒教が国教として定められ旺盛している。 その儒教が大事にするのが『五倫』であり、その一つに『君臣の義』──君主と臣下の関係。
華琳を罵倒した事は、『君臣の義』に反すると重んじられる。 それなのに、当事者である桂花を罰しない行為は、信賞必罰を厳密に扱う華琳の統率を少なからず乱す恐れがある。
その事を恐れた桂花は──『自分を断罪して法を明確にしろ』と、暗に訴えでているのだ。 臣下が二度も主に対し、諫言とはいえ異を示す行為をすれば、軽くて国外追放、重ければ死を賜る事も当然──範囲に入る。
しかし、顔を青ざめる華琳に対して、桂花は顔を上げて………微笑んだ。
ーー
桂花「華琳様! 私は……華琳様と……こうして逢えて幸せでした!」
華琳「──桂花!」
桂花「法を蔑ろにして覇道を貫くことなど無理な話。 私を利用して、法の厳格さを華琳様の覇道を……貴女の国に知らしめて下さい。 華琳様、私の最期の務めとなりましょう。 どうか、法に照らして私を───」
??「ちょと…………いいかしら?」
ーー
桂花の重苦しい発言をする直前に、いつの間にか艦娘が近付き会話に入り込んだ。 桂花としては、自分の覚悟を披露できず怒りの表情を浮かべた。
しかし、華琳は意外とホッとした様子で、声を掛けた艦娘に応える。
ーー
華琳「………いいわ。 今の場所は正式な謁見ではなく、談話していただけだもの。 何か、私に言いたい事があるのなら……遠慮なんて無用よ?」
加賀「……………いえ、話があるのは………荀文若殿、貴女に……」
華琳「───えっ?」
桂花「───わ、私に……ですか?」
加賀「ええ……この作戦の発案者である赤城さんが………貴女を推しているのよ。 提督を目覚めさせるには、貴女の力を借りなければならない……と」
華琳「そ、その作戦って………何なの?」
加賀「作戦暗号名『眠り姫』──《王子》役の適任者は、荀文若殿しかいない……そう赤城さんが進言してきた結果よ……」
説明 | ||
赤城と桂花が合流しました。 | ||
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コメント | ||
華陀の台詞とか投稿前に確認しましたら……カタカナ?だったもので。 そんな訳で使用した次第です。(いた) スネーク提督 コメントありがとうございます! 今回は(▼ω・)の台詞だけですが、いつか出演も予定しています。 表面的は違っても……中味は一緒という事で。(いた) 華陀さんがフォーメーションってカタカナ言葉使っちゃってるけどいいのかね?(スネーク) ( ▼ω・)呼んだ?残留思念の一刀よ、お前が不真面目と呼ばれる提督の一刀との違いはな、お前が種馬スキルを発揮しまくってるからだw(スネーク) mokiti1976-2010提督 コメントありがとうございます! 他にも、ダンボールをこよなく愛す傭兵さんも……(いた) 『待たせたな!』でいけるのは某ドラマの某副長さんだけでしょうね。(mokiti1976-2010) |
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