鹵獲ハンマーヘッド改造型「ソードヘッド」
説明
ロブ基地を襲撃したとき以来、ガイロス帝国軍はハンマーヘッドの機体性能に興味を示していた。もしかしたら、合理的な内部スペースの武装をすべて取り払い、装甲を強化すれば、強力な白兵戦用ゾイドが出来上がるかもしれない…… この発想に基づいて鹵獲機体を改造したものがこのソードヘッドである。

頭部にはレドラーの格闘武装の技術を用いて開発したレーザーブレードを装備している。これをハンマーヘッドの重量をもってぶっ刺せば、例え攻撃目標がウルトラザウルスであったとしても、バックドラフト団のホエールキングの如く轟沈するだろう。強力な推進器を追加で搭載すれば、脅威の大型飛行ゾイドであるサラマンダーさえも、頭部ブレードで叩き斬って撃墜できるらしい。

だが、残念ながら軍部の理解を得られず(そもそもこの時期にはザバットの開発に注力していたため、へんてこな改造ゾイドに出す予算はなかった)、数機のプロトタイプが海戦にて使用される程度に止まった。搭載予定だったシンカー用推進器も支給されることはなかった。

格闘性能は重装甲なことも相まって優秀で、並の共和国軍ゾイドが相手なら頭部ブレードをブンブン振り回しているだけでも撃破できたらしい。オリジナル上部に搭載されていたイオンブースターは多くが鹵獲時に破損しており、加えて整備士から嫌がられていたためオミットされ、推進力が微妙に遅い。物好きなゾイド乗りはこの機体を地球の大型剣に例えて「ツヴァイハンダー」と呼んでいた。

海中でレーザーブレードが機能するかどうかはわかりません……
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コメント
Capeさんコメントありがとうございます!せっかく出た新規や復刻の魚ゾイドはアニメでは空を飛んでたり砂の中を泳いでたり(!)しますし、主人公がライガータイプをメインで乗ってることを考えると、水中戦は難しかったのかもしれませんね…… (デストロイドうめざわ)
水中戦は画像映えしないという理由からなのか新規の海戦ゾイド自体が少なかったような…  飛行機でも格闘したがるのがゾイド人ですからこの発想に行き付いてもおかしくないというか当時はライバルか魔改造枠で出ると思ってたんですがねノコギリザメ(Cape)
画像検索したら確かに古代魚っぽいのから鰭で切り裂きそうなのから沢山ありますね、意外に魚系のゾイドって少ないですし特徴的な魚だとモチーフにしやすいっていうのもあるんですかね。(双子辰)
ゆるぎないうめざわさん、コメントへのご返事ありがとうございました。発売が古いのとイオンブースターが案外取れやすい、ピンが折れやすいで2〜3個ありましたが完品は1つもありませんでした…。ハンマーヘッドは元々対応するカスタマイズパーツにバイキングランスってありますしイメージはしやすいかもしれませんね。(双子辰)
同じモチーフだったかは覚えていないのですが、頭部が格闘武装な魚系改造ゾイドのネタは意外とネット上で見かけたので、機体コンセプトや運用方法がネタかぶりしないようにと機体設定を盛り込んでみました。(デストロイドうめざわ)
欠品箇所のなんたる偶然の一致www(デストロイドうめざわ)
シンプルな変更ながらがらりとシルエットが変わりますね、確かにノコギリザメとかノコギリエイとかをモチーフにしたゾイドはいませんでしたね。そういえば先日中古で売られているのを見かけましたが…イオンブースターとミサイルポッドが欠品という…。(双子辰)
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