SA-24GAP [バーゼ
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説明
日本柏木重工が欧州FA市場への進出ために開発した中量級陸戦FA。
中量機ながら重量級陸戦FAに匹敵する瞬間馬力と瞬間的三次元機動能力を有し状況を選ばず様々な状況に対応できる。また本機は高い馬力と優秀な姿勢制御能力によってカグヅチ系が使用する重火器が使用可能であり、機動力と打撃力という本来相反する能力を高い水準で併せ持つ非常にバランスの優れた機体である。
当機は陸戦機ながら車輪走行ではなく、跳躍機動で機動を行う。当機の跳躍起動は脚部による跳躍と、バックパックの推進器による推進で行う。跳躍中でも推進器によって軌道を変更することが可能。また、バックパック装備時は短時間ながら匍匐飛行が可能だが、推進剤を多く消耗する。また、オプションパーツで車輪走行ユニットが存在するため、通常の車輪走行も可能。
当機の基本戦術は遮蔽物が多い場所での奇襲である。同型機3機で運用。パッシブソナーで敵の位置を探り、三次元機動で遮蔽物を飛び越え奇襲を仕掛け、敵の不意を突く。迎撃されたら三次元機動で撤退。この時、敵の注意が集中している間に別方向から同型機が同じように奇襲を仕掛け、撤退。小隊内でこれを繰り返し、包囲殲滅する。

柏木重工はユーラシア大陸北部にて当機専用の開発、生産コロニーを建造、欧州市場参入に向けて試験運用を行っていた。しかし事前に察知した欧州諸国の政治的圧力により柏木重工の欧州進出は頓挫。柏木重工を支援していた日本政府はコロニーの位置が欧州諸国に知られ、技術や人員、採取したデータが奪われることを避けるため開発コロニーは放棄を決定。機密保持の観点からすでに生産済みであった機体は全て処分されるはずであったが、その損失を惜しんだスタッフによりそのままの状態で放置された。

その後、月勢力と地球防衛機構の戦闘で故郷を失った難民たちがコロニーを発見し、彼らの手によってカソアリウスが再起動したのはまた別の話である。
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