Triangle Goddess! 第14話「逆戟蒼海団」 |
その頃、神界のアールガルドでは……。
「……ジーン、ゲルダ、ヴィア……。本当に、すまない……すまなかった……」
エルダーが三女神の言葉を聞かずに勝手に飛び出してしまい、
結果人間としての一生を終えてしまった事を悔やんでいました。
ヴァルキリーに魂を運ばれた事によって、アインヘリアルとして蘇りはしましたが……。
「許してくれるのだろうか……あの三人は……」
「どうした? 勇者よ」
その様子を見たヴァルキリーは、エルダーに声を掛けましたが、彼は俯いたままでした。
「それよりも、お前達勇者は、いずれこの世界に来るであろう最終戦争に備えなければならない」
「最終戦争……?」
ノルン三姉妹の予言によれば、いずれこの世界に人と神、
巨人による最終戦争・((神々の黄昏|ラグナロク))が訪れます。
そのラグナロクに打ち勝つために、ヴァルキリー達は戦死者の魂を神界に送り、
アインへリアルとするのです。
「いつ来るのかは分からない。だが、いずれは必ず来る。……それまでに備えるのだな」
「……」
「へっへっへ、こいつを売れば高く儲けそうだぜ」
「実質ただで貰っちまったしな♪」
一方、テンプレム共和国の近海では、悪徳商人が何かを密輸しようとしていました。
密輸品が危険なものであれば、それを知らない者が買って、使ってしまっては大変な事になるでしょう。
それを、この悪徳商人達は行おうとしているのです。
しかし、それを許さない者もいました。
((青鮫|せいこう))のレオーネ率いる海賊団「((逆戟蒼海団|さかまたそうかいだん))」です。
逆戟蒼海団は金持ちにしか手を出さず、また分け前の一部を貧民に配る事もあるため、
民衆からの評判はそれなりに良いです。
「そいつを寄越しな!」
「はん!? お前みたいな奴に、オレ様の物品が奪えると思っているのか!?」
「やってみなけりゃ分からないだろう? 行くよ! お前達!」
「はいっ、団長!!」
「はっ! だったら受けて立つぜ! この最高の装備でな!!」
悪徳商人の船と逆戟蒼海団の船が砲戦を行いました。
前者の船も装備は良かったのですが、
それ以上に後者の戦法が的確であったため、次々と撃沈していきました。
「あ、あわわわわわ……」
「そんなものかい? お前達の『最高の装備』とやらは」
「さあ、大人しく我らに物品を寄越せ!」
「わ、わわーっ! 退散しまーす!!」
悪徳商人は先程と打って変わって弱気になり、密輸品と金品を残して撤退しました。
「よし! 早速頂くよ!」
金品を回収した後、レオーネは密輸品の入った袋を開けました。
すると、レオーネは目を大きく見開きました。
「な、なんだこれは!?」
袋の中に入っていたのは、なんと麻薬でした。
「団長、これは麻薬ですよ?」
「あいつらは、それを売ろうとしていたようだね! お前達、さっさと焼き払うよ!」
「はいっ、団長!!」
レオーネの命令により、麻薬の入っていた袋は全て焼き払われました。
逆戟蒼海団は、麻薬や奴隷などの犯罪行為は許せなかったのです。
「さて、次の目標を探すとするかね」
「はいっ、団長!!」
こうして、逆戟蒼海団は次の目標を探す事にしたのでした。
「最近、ここら辺で海賊の被害が大きくなっているザマス……」
一方、海では土のミリオーネが、海賊の被害に悩まされていました。
「ここらで活動する海賊と言えば、アイツらに違いないザマス!
絶対に逮捕しなければならないザマス〜〜〜ッ!!」
そう言って、土のミリオーネは海賊を逮捕するための準備をする事にしました。
その頃、三女神は……。
「……あいつはどこに行きましたか?」
土のミリオーネを探そうとしていました。
彼を見つけて、神界へ行く道を阻む結界を解除するために。
説明 | ||
またまた新キャラ登場。敵か味方か? | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
378 | 377 | 0 |
タグ | ||
オリキャラ オリジナル 長編 | ||
Nobuさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |