日本陸海軍機大百
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説明
★ 姉妹機「川崎航空機 キ-32 九八式単発軽爆撃機」はこちら http://www.fg-site.net/archives/2861490

【解説】
1936年5月、陸軍は三菱航空機、川崎航空機の両社に対し「九三式・単発軽爆撃機」に代わる新しい機体の試作を指示した。

三菱は、キ-15(九七式司令部偵察機)を基礎として河野文彦氏らを中心とした一団が設計に着手し1937年2月三菱の発動機「震天」(ハ6)を装備した試作1号機がキ-15の大型化の形態で完成した。

試作3号機より固定銃を左翼内に換装し、陸軍航空技術研究所〔発動機を担当する第二部〕の命令で発動機は全て他社「中島飛行機」製造の「ハ5」を装備、小型爆弾は翼下に水平懸吊とした。
増加試作機は16機でその1号機は 1937年9月に完成、成績良好をもって制式採用となり、九七式軽爆撃機となりました。

1940年末に24機がタイ王国空軍へ譲渡されており、タイ国軍ではM103の名称で使用されていました。

全長: 10.34m
全幅: 14.55 m
全高: 3.66 m
主翼面積: 30.58m2
自重: 2,230 kg
全備重量: 3,322 kg
発動機: 中島飛行機「ハ5」 空冷星型 14気筒エンジン 850HP×1
最大速度: 423 km/h
航続距離: 1,700km
実用上昇限度: 8,600 m
乗員: 2名
武装:7.7mm機関銃×2 爆弾 最大450kg
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急降下爆撃機 軽爆撃機 

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