#18 キヌエが来た!(前編)
説明
夕暮れに響くように呼び鈴が鳴った。

俺「はーい。今あけます」

ドアを開けたらそこには女の子が。

俺「おじょうちゃんはまいごかな?」

??「なかなかいいリアクションだな。
私は佐藤 絹枝だ、覚えておいてもらおう
これでも舞子と同じ24だ!ちなみに親友でもある」

俺「えっ!?」(こ、これで先生と同じ年なの!?)

絹枝「ところでさー マイいる?」

俺「あぁ、先生ね。もうすぐ帰ってくると思いますけど」

絹枝「じゃぁ上がって待たせてもらうよ」

俺「どうぞ。お茶いれますね」

彼女は部屋の奥に入っていくなり声を上げた

絹枝「ひゃー おい少年、見てくれ!こんな近距離でよ
あんなバインバインのプリンプリンが寝てて何もしないとかさ
すげぇな!いやマジかよ! あんた僧侶になれるよ!
ベ○マ使えっぞ、ベホ○!」

俺「なんですかそれは」

彼女はけらけらと笑った。

絹枝「っと、冗談はここまでにしといて…」

その表情が真面目になる

絹枝「実は、彼女をここに呼んだの、私のせいなんだ
もともとここ、私の大叔母のものでさ、結構自由に使ってたみたいなんで
了解とって強引に押し込んだら、この家、とっくに人手に渡ってて
あわてて問いただしたら、もう言ってる事がめちゃめちゃで…
平たくいうと、叔母さんボケちゃってて。
結局マイをうちに呼ぼうと思ったんだけど、彼女遠慮してしまって
だからゴメン。お詫びも忙しくてこんな遅くなっちゃってさ」

俺「それはもういいですから」

絹枝「そしてこれはお礼だけど、彼女にさ、笑顔を戻してくれて
ありがとね」

俺「え?笑顔?今日も笑顔で出勤してましたけど?」

絹枝「ん〜、長い間ね、彼女、ほとんど笑わなくなっててさ
まぁ、少年のおかげなんだよ。いろいろね」

俺「そういわれてもさっぱりだなぁ」


いい機会だ。何か聞いてみよう

1.「なぜそこまで彼女に優しいんですか?」
2.「先生の好きな物とか教えてください」
3.「あなたに第二次性徴期はなかったのか?」
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コメント
>ふかやん さま 姪で無いですよ〜 これでも親友設定ですw 間違える方も多かったですw(みらくる☆)
>thule 様 thuleさんはたまに深い言葉を投げかけるのでびっくりします。全容を知っているかのようなお言葉…(みらくる☆)
…えっと、姪とかそういうんじゃないんですよね?確認のために聞きたいん、です、けど…。(ふかやん)
O(≧∇≦)O イエイ!! 訳「あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない。」(thule)
You can’t get away from yourself by moving from one place to another.(真面目Ver)(thule)
>タクさん タイトル。すでにペンギンの変異のアレと読み取られていたなんて… クレリック…ハンマーで殴っても血は出ますよねぇ(みらくる☆)
3「猫耳生やしてチャンドラーにでもなるのかい?」クレリックは刃物を持てない…つまり主人公の料理は素手で行っていた可能性が…?(タクさん)
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