天の御使いと守護者 |
黄巾党編第1話「天の御使いとその守護者大徳と邂逅す」
―――side 雅樹―――
雅樹「ん・・・ここは・・・外史の世界か」
最後の最後に余計なことを行ったせいで気分は下降気味といったところか・・・一刀は同じところに飛ばされたんじゃないのか?
雅樹「まあいい、武器もあるようだし一刀を探す「さっさと身ぐるみおいていけやぁ!」ん?」
―――SIDE 一刀―――
みなさんこんにちは^^私、北郷一刀は友人と一緒に遊びに行こうとしていたんですが、突然光って気絶して目が覚めたら首に剣を突きつけられてました・・・どういう状況なんでしょうかこれ^^;おっさん10人ほどに囲まれていますw
一刀「あ、あのう・・・ここどこなんでしょう?」
明らかに日本じゃないですよね!?ていうか、この剣ってホンモノ?雅樹はどこ行った!?
おっさん1「へっ!別に知らなくてもいいことだ!さっさとその服をよこせや!もちろんいやとはいわねえよな?」
ちょ、ちょっと待てよ!何だよこれ!?これじゃまるで「キンッ」・・・へ?甲高い音が聞こえたと思ったら首下にあった剣が折れてた・・・
雅樹「無事か、一刀?」
落ち着いた声とともに聞こえたのは親友の声だった・・・
―――side 雅樹―――
ふう、まさか少しはなれたところに飛ばされていたとは・・・あのヘンタイ適当すぎないか?ま、今はそれどころではないな 野盗というやつかこいつら?ふむ、だったら・・・
雅樹「倒しても問題あるまい?」
一刀「へ?倒すって?てか、お前なんか知ってるのか?」
ん?一刀は知らないのか?あいつは、「一刀は、別のとことで寝ている」といっていたな・・・なら知らせないほうがいいというわけか?まあ、「お前は命を狙われている」といったところで混乱するだけだし、今は黙っておくか・・・
雅樹「俺も詳しいことは知らん・・・わかることはここは俺たちがいた世界ではないということだ とにかく、今はここを逃げることだろう?」
盗賊1「あ?な、なんか知らねぇけど、てめぇもその獲物と服おいていけや!」
雅樹「そちらにも事情はあるのだろうが、こちらもいろいろ事情があるのでね・・・悪いが、倒す!」
まずは、自分の力を試すか 男が振り上げた剣を双剣を交差して受け止めるが、何かおかしい 相手の動きが遅い?相手を過小評価するのは馬鹿のすべきことだが・・・それでも遅い 俺の動体視力が上がっているのか?・・・そういえば、及川の漫画のひとつに「氣を使うと身体能力も上がる」という描写があったようなそれか?・・・情報が及川発信だというのが気に入らんが四の五の言っていられんか
盗賊「な、なんだこいつ!?ただのガキじゃねぇ!?」
雅樹「ま、確かにただのガキではないが・・・」
とにかく、次はこの双剣を試すか 双剣を逆手に持ち替えて、盗賊のほうに踏み込みすれ違いざまに斬る!
盗賊「な!?は、早「ザシュ」ぎゃ!」
な?鎧にあてるつもりだったが首を斬っただと?まだ、氣に慣れていないのか!?しかも、いやな感触だ・・・これが「人を殺す」感蝕だというのか?くっ、震えがとまらないだと?
盗賊「う、うわあああア、アニキがやられた!に、逃げろぉ!」
盗賊は逃げたのか・・・よかった しばらくこれは動けんな・・・人を殺したのか俺は・・・ヒトヲコロシタ・・・アノトキミタイn「雅樹!」
雅樹「!な、なんだ、一刀?」
一刀「大丈夫かお前!?顔が真っ青だぞ!?」
危なかった・・・一刀がいなければどうなっていたことか・・・
雅樹「ああ、いくら偶然とはいえ初めて人を殺したんだ 真っ青にならないのがどうかしているぞ?」
一刀「いや、そうじゃなくて・・・その、お前・・・あの時みたいな顔していたから・・・」
・・・さすが親友というべきか こいつにはかなわんな・・・そういえば、道場の師範が言っていたな「わしらには人を殺せるだけの力と技術がある 自分の力を恐れろ、そして自分の力におぼれるな さもなくばお前らは人ではなくなる」と・・・わかっていますよ師匠 もうひとつの言葉もね・・・
雅樹「大丈夫だ お前も無事か?」
一刀「ああ、お前のおかげで首をちょっと斬っただけだw」
雅樹「そうか・・・ん?「どうした?」いや、ポケットに手紙が・・・ッ!そこにいるのは誰だ!?」
戦闘後だったから気が張っていたのかわからんが、あの岩の向こうに誰かいる さっきのやつか?それとも、一刀を狙っているやつらか?
??「申し訳ありません あなたの殺気に当てられてしまい」
??「だめだよ〜そんな怖い顔したら〜」
??「愛紗はもともと怖い顔なのだ〜」
―――side 一刀―――
雅樹がいつもの調子を取り戻してよかったけど、今度は岩の向こうに誰かいるらしいんだけど・・・出てきたのは三人の美少女でした・・・誰?
雅樹「とりあえず、あんたらは誰だ?俺らの敵か?」
いや、盗賊に襲われた後だからってその聞き方はまずいんじゃ^^;
黒髪の女の子「いえ、私たちはあなた方の敵ではありません」
桃髪の女の子「そうですw私たちはあなたたちを迎えにきたんです!」
桃髪の女の子がとてもまぶしい笑顔とともにそんなことを言ってきた・・・迎えに・・・俺らを?
一刀「ど、どういうこと?」
黒髪の女の子「あ、すいません その前に私たちの名前を―――」
そういって三人は身を正して
―――side 雅樹―――
桃髪「私は、姓は劉 名は備 字は玄徳ですw」
黒髪「私は、姓は関 名は羽 字は雲長です」
チビッコ「鈴々はね、姓は張 名は飛 字は翼徳なのだ!」
・・・なるほど、あいつが「三国志の主要人物が女性の世界」といっていたがそのとおりのようだな 上のような挨拶をして今は、近くの町で店に入って話をしているんだがどうやら俺たちはこの乱世に天の世界から降り立ち戦乱を収める「天の御使い」という役割らしい
一刀「―――よし、俺たちにどれだけできるかわからないけど精一杯やるよ!」
まったくいつの間にか俺まで一緒にさせられているし・・・こいつは―――だが、こいつらしいな いいだろう一刀お前がその道を行くのなら俺が切り開いてやる それが、俺にできる恩返しだ
雅樹「ま、お前がやるなら俺も行ってやるよ」
三人「ありがとうございま「その前に三人に聞きたいんだけどいいかい?」―――はい?」
雅樹「これは俺の師匠とも言うべき人が言っていたんだけど「自分の理想を掲げるならその理想が他人に否定されることも、自分の大切なものがなくなるかも知れない、それがかなわないかもしれないことも覚悟しておけ その覚悟がないならば独りよがりの考えに過ぎない」って・・・君たちにはその覚悟はあるのか?」
確か、劉備は関羽と張飛を失ったことで暴走したんだが彼女たちはどうなのかその覚悟が知りたくて俺は視線を向けた
劉備「もちろんです!みんなが笑って暮らせる世にするためなら!」
・・・甘い・・・現実を見ていない・・・「みんなが笑って暮らせる世」?そんな世界は存在することはできない、なのに彼女たちは・・・ま、一刀についていくと決めたし少しずつ考えも変わるか・・・俺も、な
雅樹「わかった なら俺も、協力しよう」
劉備「ありがとうございます!」
そういって、彼女は笑顔を向けた・・・
一刀「がんばろうな!」
三人「はいっ!」
しかし、一刀に早速好意持ってないかこの三人?・・・さすが一刀・・・面白くなりそうだ・・・フフフフフフww
そして、俺と一刀は「真名」を教えてもらった これは、親しい人間にしか教えない神聖な名前だそうだ・・・「忌み名」ってやつか?
雅樹「さて、そろそろ出ようか?ところで、この店の代金は?」
四人「あ!」
・・・ほんとに大丈夫かこいつら?・・・不安だ・・・
てわけで第三話ですw
タイトルも変えてみましたwよろしくお願いしますw
たぶん、大筋は無印に沿うかと・・・思いますw
この後、閑話を一話入れます。ま、四人それぞれの印象といったところかと
さて、一刀ハーレムは雅樹によって構成・弄られて修羅場発生となるわけですが、ぶっちゃけ雅樹ハーレムも決定していますw(メンバーは未定ですが^^;)
いや、雅樹にも修羅場を(ザンッ) ゲフゥ!
説明 | ||
さてやっと本編入りです 雅樹の設定を見ると最強と見えますがそうでもないです |
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コメント | ||
munimuni様:落ち着いているとこんな立場になるんでしょうかねぇ^^;(鴉丸) キラ・リョウ様:でも、魏√ほどではないですよ・・・多分・・・おそらく^^;(鴉丸) ロワイン様:しかも、修羅場を構成している女性が英傑ですからねぇ^^;(鴉丸) motomaru様:多分魂の双子というやつです・・・多分(鴉丸) jackry様:大丈夫ですかー!?(鴉丸) ブックマン様:大丈夫です 二人とも好きですから^^(鴉丸) ルーデル様:大丈夫ですそのうt(ドスッ(鴉丸) メル様:これはデフォだと作者は思っていますw(鴉丸) 一刀は相変わらずの種場力搭載ですかwww(キラ・リョウ) 修羅場を望む者ほど修羅場を巻き起こす又は巻き込まれる・・・因果だな(ロワイン) 雅樹が若干星に見えるな〜。二人の出会いが楽しみだ(motomaru) 雅樹ハーレム・・・翠と白蓮なんてどうですかね?(ブックマン) やべwwはやく修羅場がみt(ザンッブシュッザクザクザク)ヘンジガナイただn(ry(ルーデル) やっぱり壱文無しかい(いずむ) |
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