#35 ストレンチランナー
説明
立花「そこの椅子に掛けようよ」

俺「うん」
俺「それにしても、今日は随分おしゃれにしてるような…」

立花「そんなことないって」

彼女の手際のよさでどんどんテーブルが鮮やかになる

立花「はい。これ紅茶。どんどん食べて」

俺「いただきます。いや〜 女の子の手料理なんて生まれて初めてだよ」

なんとも情けないカミングアウトをしつつ、ハムサンドを頬張る

俺「お!美味しい」

立花「良かった〜 野菜サンド多めだよ
親戚の農家がね、野菜一杯送ってくるの」

俺「それはありがたいね。うん、アイスティーも美味しい!」



立花「そ、そうだ!よかったら今度お家行って何か作ってあげようか?」

俺「ぶっ」

立花「え?私何かへんなこと言ったかな?
あまり手の込んだものは無理だけど、貴方の家で」

俺「いや、家は絶対駄目、駄目だよ!」

立花「そんな顔色変えてまで…よっぽど嫌なんだね」

俺「いや、ほら、部屋が汚いの」

立花「それなら私が片付け…」

俺「だだだだ、駄目!」

立花「弟いるから、見られちゃいけないものとかもわかるよ」

俺「ごめん、家だけは。ちょっと」

立花「わかったよ、じゃ野菜送るだけでもいい?」

俺「それならOKだよ(先生も喜ぶだろう)」


立花「ところでさ、例の片想いの人とは、どうなったの?
よかったらでいいから、聞かせて」

俺「あまり言いたくないけど、進展はないかな。たぶんこれからも」

立花「ずっと一方通行ってこと?告白も出来ないの?」

俺「彼女のそばにいられればいいからさ
たぶん告白しても振られるしね」

そういうと、彼女がもじもじしはじめる

立花「あ、あの、どうせ叶わない想いなら、思い切って
新しい恋愛とかをしてみるのは、どうかな?」

俺「う〜ん。それは難しいかも。今は彼女しか見えないから
それに新しい恋愛ったって、第一相手がいないし」

立花「そ、そう」



俺「お昼美味しかったよ、ありがとう」

立花「う、うん じゃぁ私はこれで帰るね」

(凄くいい人だよな。今度お礼しないと)

++++++++++
1が多かったです。このままでは…
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コメント
>thule さま ありがと〜 ちょっと出番増やせるか検討してみます〜(みらくる☆)
↓ O(≧∇≦)O イエイ!! その一部です?(thule)
>タクさん  このシーン見られてたら全力で殺しに来ますね。絹枝さん一部で人気がありますね〜(みらくる☆)
>ふかやん さま それはきっと貴方の気持ちが彼女にあるからですよ!(みらくる☆)
絹枝が親指を立てて溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙なくしては見られませんでした(うろ覚え)(タクさん)
立花さんも可愛いけれど…何でかな?先生の事が頭に浮かんで離れない。先生の事が…気になっている、のかな。(´ヘ`;) う〜ん・・・(ふかやん)
>thule さま 奇遇ですね!私も送られてきた野菜でロールキャベツやったら虫さんが出てきたことがあります。しばらくキャベツ自体食べられなくなってしまいました(みらくる☆)
>IFZ さま 確かにいたらとんでもない修羅場ですね。テーマがあるとすればそれですねw コメントどうもありがとうございます。次も楽しみです(みらくる☆)
自家栽培の野菜サンドは嫌じゃ〜〜青虫の断面が〜〜〜(トラウマ)(thule)
ダダンダッダァダン♪ダンダンダン♪ダダンダッダァダン♪ダンダンダン♪ダダンダッダァダン♪ダンダンダン♪ダダンダッダァダン♪(立花さんの後ろ迎えに座る黒い影は先生〔ターミネーターのテーマ〕)(IFZ)
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