論破第2話
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世の中は嘘と裏切りで成り立っている。

ほとんどの人はその場にいない友達、上司、他人の悪口を言う。そしてその悪口を言っていた友達の前ではほかの人の悪口を言う。そして情報が流れていき、裏切られていく。この世界は理不尽だ。強いものは上に立ち、弱い者は下で這いつくばるしかないのである。真面目な人ほどバカを見るこんな不条理な世界を変えるために彼は動き出すーー

 

俺の名は意義 論破(いぎ ろんぱ)まぁ、このアニメの主人公らしい名前だな。俺の目的は、嘘をいうもの、裏切りなどの悪いことをするヤツらに罰を与えようってわけ。しょうもねぇだろ?でも俺にとって、それが唯一の快感なんだよ。

少年「んでさ〜あいつなんもできねぇくせに調子のってサー。」

 

少年B「マジかよ。」

 

さっそくか。

論破「おいそこのガキ」

 

少年「はぁ?なんだよ?」

 

論破「お前、いまだに親にわがまま言ってるんだってな。」

 

少年「はぁ?何言ってんだよ?」

 

論破「家のこと何もしねぇで今でも親をママってよんでるんだって?」

 

少年「ど、どうしてそれを……。」

 

少年B「ま、マジかよ……。」

 

少年「ち、ちげぇよ!全部こいつのデタラメだ!」

 

論破「へぇ。なら今からお前の母さんに取材言った時のビデオ流すけど?どうする?」

 

少年「や、やめろ!お、俺は今でも親に甘えてるよ!だったらなんだ!」

 

論破「やっと認めたか。」

 

少年「はぁ?まさか!?」

 

論破「あぁ。ビデオなんか元からねぇよ。」

 

少年「嘘つきやがったな!?」

 

論破「嘘ついてんのはどっちだ?他人の悪口言って、自分はいい子ちゃんアピールってか?世の中ンな甘くねぇんだよ!」

 

少年「嘘をついてごめんなさい。」

 

論破「ちげぇ。謝る方向は俺じゃねぇだろ?」

 

少年「嘘ついてた。ごめん。」

 

少年B「え?う、うん。」

 

論破「悪口言ったやつにも謝れよ。」

 

少年「はい。」(くっそぉぉぉ!)

 

そうだ。その顔だよ。その強者が負けて悔しがる顔!それを見たかった。これで俺の仕事は終わり。後は依頼人から報酬を受け取って終了っと。こんな感じで人の裏を表にし、悪いヤツを罰する悪魔。それが俺こと、意義論破なのである。

 

 

説明
前にあった小説の次の回です見てくださいね
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