天の御使いと守護者〜閑話2〜
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閑話2

 

 

ここは、幽州琢県 天の御使いの北郷一刀とその仲間たちが治めている街である そして、この街の城の一室で唸っている青年が一人いた―――

 

 

―――side 一刀―――

 

 

私、北郷一刀は今たくさんの書類の中に埋もれかけています だって無理でしょう!? 少し前まで一般の学生だった俺がこんな書類仕事をするなんて・・・

 

愛紗「ご主人様・・・疲れているのはわかりますが、しっかり政務をしてください!」

 

 

そういって、鬼が・・・もとい愛紗が俺にありがた〜いお言葉を・・・

 

 

桃香「頑張って!ご主人様!」

 

 

朱里「もう少しで終わりますから!」

 

 

雛里「えっと、ふぁいとです」

 

 

一刀「もうだめ・・・ん?何で雛里が、その言葉知ってるの?」

 

 

確か、英語は知らないはずなんだけど・・・

 

 

雛里「えっ、えっと・・・その・・・雅樹様に教えてもらったんです」

 

 

だんだん小さくなっていたけど雅樹に教えてもらったのか・・・納得

 

 

鈴々「最近、雛里は雅樹にーちゃんと一緒にいるのが多いのだ」

 

 

雛里「あわわわわわわわ」

 

 

顔真っ赤にしてあわててる雛里かわいいなw(ゾクッ な、なに!?今、めっちゃすごい殺気が?

雛里以外のみんなが睨んでる・・・え〜と、地雷踏んだ?ま、まずい!話題を変えないと・・・

 

 

一刀「え、え〜と・・・!ま、雅樹はどこにいるんだ!?」

 

 

よしっ!これで何とかいけるはず!

 

 

愛紗「雅樹殿ですか?おそらく、部隊の訓練をしているのではないかと・・・」

 

 

一刀「じゃあさ 気分転換がてらに見に行ってみないか?」

 

 

愛紗「しかしですね・・・」

 

 

桃香・鈴々「さんせ〜!」

 

 

よし!味方GET!そして、俺らは雅樹の部隊の訓練を見に行くことにしたんだけど・・・

 

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訓練場に行くとそこには・・・

 

 

雅樹「オラァ!どうした、貴様ら!100対1っつー数の利も活かせねぇのか!?貴様らは、考えなしに突っ込んでくるだけの馬鹿の集まりか!?」

 

 

兵士A「クソッ!第1分隊は俺に続け!第2分隊は右に回りこんで隊長の足止めだ!第3分隊は反対から!第4分隊は弓で援護!」

 

 

兵士たち「「「「了解!」」」」

 

 

雅樹「ハッ!少しは考えたか・・・だが、甘い!」

 

 

・・・これどこの戦場ですか?隣にいる桃香たちも唖然としている・・・だって、雅樹は普通に双剣や氣を使って攻撃してるし、兵士たちも殺す気で攻撃している

・・・・何これ?

 

 

―――side 雅樹―――

 

 

今俺は、自分の部隊の訓練をしている 訓練方式はとにかく俺を戦闘不能にしたら奴らの勝ち もっともシンプルで実力がつきやすい「実戦方式」 

 

 

雅樹「『青竜燐』!」

 

 

兵士B「うわっ!」

 

 

突っ込んできた兵士を問答無用で(もちろん手加減はしてある)吹き飛ばす しかし、その隙を狙って一人の兵士が俺の双龍を弾いた

 

 

兵士C「よしっ、これで「何だ?」っ!」

 

 

甘いな・・・剣を取られても戦うことはできる 俺は氣を使うこともできるし無手でも戦うことはできるし、なにより―――

 

 

雅樹「敵から武器を奪えばいいだろう?」

 

 

兵士C「な?武器を!?」

 

 

戦場で武器がなくなることはまずありえない・・・何故かって?武器ならそこら中に落ちているだろう?別によほど特殊なものでない限り、そいつ本人しか扱えないというものでもあるまい?

 

 

雅樹「どうした?戦場ではこのようなこともありえるぞ?お前らに、一通りの武器を訓練させたのはどのような状況になっても『止まらない』ようにするためだぞ?武器がないのならそこらに落ちているものを使ってみろ!」

 

 

武器を奪われて止まった兵士を戦闘不能にして、密集しているところに跳躍する

 

 

雅樹「わざわざ、正面から戦うこともない!」

 

 

兵士たちの中心に着地すると同時に両手から氣を放出しながらその場で回る 反応しきれなかった兵士たちは一気に吹っ飛ぶ

 

 

雅樹「ふむ・・・前よりは伸びたか・・・ん、一刀たちか 何しに来たんだ?」

 

 

何か全員口をあけてるが・・・

 

 

一刀「今の何?」

 

 

雅樹「何って、訓練だが?」

 

 

桃香「ね、ねえ 愛紗ちゃん・・・愛紗ちゃんたちもあんなふうにしているの?」

 

 

愛紗「い、いえ・・・さすがにあそこまでは」

 

 

まあ、驚くわな かなり特殊なことをしているのは自覚しているし・・・

 

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俺の部隊の訓練は、俺に対して俺の部隊100人が戦闘する形式をとっている ある程度の怪我は覚悟の上で行っているし、俺も氣や双龍の能力を使っている もちろん兵士たちには、訓練の前にこの場所に罠を設置することも許している(もちろん、訓練が終わったら解除する)

 

 

朱里「なんでそこまでしているんですか?」

 

 

雅樹「戦場では何が起こるかわからない・・・もしかしたら、いきなり大量の伏兵が出てくるかもしれない もしかしたら、武器が奪われるかもしれない もしかしたら、自分が予想しなかった攻撃をしてくる敵がいるかもしれない そんな『ありえない』ことが起こらないという保障はどこにもない そんな事態になったら確実に『止まる』 それは絶対に避けないといけない」

 

 

実際、俺は氣を使うし別に俺しか使えないというわけでもない 曹操のところに放っておいた密偵から氣を使う「楽進」という武将の存在も確認している それに、「奴ら」もいることだしな

 

 

雛里「予想外の事態に陥ってもある程度動けるようにするため・・・ですか?」

 

 

雅樹「その通り よくできたな雛里、えらいぞ(ナデナデ」

 

 

雛里「あわわ(カーッ」

 

 

一刀・愛紗「なるほど・・・」

 

 

朱里「確かに、意味はありますね・・・」

 

 

桃香・鈴々「「ほへ〜」」

 

 

しかし、これではまだまだだろうな・・・何かいい案は・・・!そうだw

 

 

雅樹「一刀、頼みがあるんだが」

 

 

一刀「ん?何だ?」

 

 

雅樹「雛里を俺付きの軍師にしてもらいたいんだが・・・」

 

 

雛里「!」

 

 

一刀「へ?別にいいよな、愛紗?」

 

 

愛紗「まあ・・・大丈夫だと・・・しかし、なぜ?」

 

 

今のままでは予想外のことに対応できても、それにつながる策を見抜けない 策を見抜いて悪いわけじゃないしな

 

 

雅樹「まあ、俺のようににわか軍師ではなく本職の人間が欲しかったしな 朱里でもよかったんだが、それでは一刀に悪いしな?(ニヤリ」

 

 

一刀「どういう意味だ!?」

 

 

どういう意味って・・・そりゃあ、もちろん・・・

 

 

雅樹「お前が、はわわ言ってる朱里を見て鼻の下伸ばしていたから・・・そんなにお気に入りの朱里を奪うのは忍びない・・・」

 

 

弄るために決まっているだろうが!!

 

 

一刀「はあ!?いや、ちょっと待て!確かに、可愛いな〜とは思ったけ・・ど・・・」

 

 

クックックww墓穴を掘っているなwww

 

 

雅樹「後ろを見てみろwwww」

 

 

そこには、はら・・・青竜刀と蛇矛と剣をもった黒いオーラを纏った女神がwwお?朱里は顔を赤くしているな 

 

 

一刀「い、イヤアアアアアア!!」

 

 

さて、そろそろ曹操と孫策、洛陽に送った密偵が戻ってくる頃だな・・・

 

 

雅樹「つ〜訳で、雛里 今日からお前は俺の下についてもらうが構わんな?」

 

 

雛里「は、はいっ!が、がんばりましゅ!・・・あう」

 

 

ふむ、和むなw

 

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―――side 神仙―――

 

 

于吉「それでは、刑天 頼みましたよ?私たちは、洛陽に向かいますので・・・」

 

 

左慈「貴様なら大丈夫だろう おそらく、北郷は今回も虎牢関で呂布を生け捕るはずだそのときに奴を殺れ」

 

 

刑天「・・・その後は?」

 

 

于吉「好きにして構いません イレギュラーを殺すのもよし、その場にいる者を殺すもよし・・・あなたの判断に任せます」

 

 

刑天「・・・わかった」

 

 

左慈「・・・行ったな」

 

 

于吉「大丈夫でしょう 彼は、神仙の中でもトップクラスですから それに、『彼』が負けることはありませんよ?」

 

 

左慈「・・・だろうな まあいい、俺らも行くぞ」

 

 

于吉「ええ 布石は打ってあります 今度は前回のようには行きません」

 

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―――side 雅樹―――

 

ふむ、曹操と孫策のところに送った密偵はなかなか有益な情報を持ってきてくれたな 雛里が俺の下についてから数日、雛里は俺の予想以上に頑張ってくれた 

 

 

雅樹「雛里 洛陽の報告書はどうだ?」

 

 

雛里「はい 洛陽は現在、牧州の董卓さんが皇帝と共に善政を布いているようです」

 

 

・・・今のところは変化なしか 貂蝉の話では董卓を暴君に仕立て上げたらしいが・・・今回はどう出る?「ドンドン」ん?

 

 

兵士「失礼します!仙石様!鳳統様!北郷様が至急玉座に来るようにと!」

 

 

まさか!?

 

 

雛里「雅樹様?」

 

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閑話2です

 

・・・あれ?雅樹がやけにすごく見えるな・・・ま、主人公の友人ってハイスペックかバカキャラ

 

か、のどっちかですよね?(作者だけでしょうか?

 

今回の分析です

 

雅樹の戦闘に関する考えを書いてみたのですが・・・いかがでしょうか?^^;

 

そして、雛里が雅樹専用の軍師になりましたw・・・あれ?仙石隊が増強されている?はて・・・

 

なぜこんなことに?

 

そして、最後のほうオリ展開ですwとにかく頑張りますw

 

では、次回お会いしましょう!(^^)ゝ

 

P.S.この小説を見た現実の友人の一言

 

Q「何かお前の小説更新早くない?」  A「現実逃避しているんだよ」

 

Q「よくこんなに早くネタが出るね」  A「暇なとき思いついたことを書き溜めてたんだよ」

 

 

説明
閑話の2話目です

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コメント
jackry様:あれっ!?一刀がいつの間にそちらに?(鴉丸)
キラ・リョウ様:種ガンの某足付戦艦のようになるかもしれません(エース級勢ぞろいw(鴉丸)
須藤 翔様:無印でも、雅樹とのカップリングが合うキャラは雅樹のほうn(ザシュ(鴉丸)
TETUKO様:さて、それはどうでしょうwフフフ^^(鴉丸)
motomaru様:みんなに愛される男、それが一刀ですw(鴉丸)
ブックマン様:これからフラグの森に行くかとw(鴉丸)
バカキャラは及川ですかねwww  仙石隊はまだまだ強くなりそうですね。(キラ・リョウ)
両手から氣を放出しながらその場で回るって、ウイングゼロですかw 後、無印キャラは一刀ハーレムで、他は雅樹ハーレ「そこまでぇーー!!」げるまんっ!(須藤 翔)
本来の一刀のハーレムを二人で半分ずつにするのか?w?(TETUKO)
一刀ただのいじられ役に落ち着きそうで不安だけど大徳の器ってやつかな〜。みんながついてくるのって。よくできたるね〜。(motomaru)
雅樹ハーレムの第一歩ですねw(ブックマン)
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