#44 コイシテタ |
説明 | ||
俺「好きな人は裏切れないんだ。ごめん」 俺はきっぱりと断った。 なぜ立花さんが?それがずっと頭にあった 彼女はいわゆる普通の女の子で、学内で話を何度かしたけれど、 はっきり言ってしまうと 趣味が合わなかった だから話題も少なかったのだ おそらく自分のサークルの人だろうけど、男女で数人のところも 見たことがあったし、自分とは違う世界の女の子だと思っていた だからこそ先生のことも話したのに… 立花「ごめん、じゃ、私帰るね」 俺「今座ったばかりなのに?」 俺の前では笑顔しか見せないイメージの彼女 その表情が暗くなっていくのが分かる 立花「なんで私なんかに誘われてるのかって。思ったでしょう? それはね 貴方と話してるときって、自由に話せて楽しいのよ 他の人や、集団で話してるとね、話題とか気を遣うんだよ。こんな私でも 貴方はなんていうかね、色々お話してくれて、こっちも気兼ねなく会話できるというか 楽しいんだ。それでもっと色々知りたくなったっていうか… 話してて、いつも随分話題に困ってたよね。でもね。どんな内容でも私は君と話してる それだけで嬉しくて」 俺「…」 立花「趣味とか価値観も一緒だと、確かに盛り上がれるとは思うよ でも、一番は一緒に話してて楽しいかって思うんだ いきなり変な事話しちゃって ごめんね」 俺「立花さん、俺は、先せ…彼女を」 立花「もう一回!」 俺「えっ?」 立花「今度もっかいだけ、誘わせて。それで駄目だったら、もうこういう話しないから。」 下を向きながら俺に聞こえるくらいの声で喋る 俺「だから俺は…」 立花「お願い。ね あきらめ悪いところが売りなの。 じゃあ」 そういうと彼女は足早に去っていく まさか彼女が。でも、自分に対して好意がなかったらこんなことしないはずだし… あんな事言われても、未だに信じられない このことがずっと引っかかってしまって、結局その日の勉強は捗らなかった。 ++++++++++++++++++ これは3をお選びになる方が多かったです〜 1も3の半数以上いらっしゃいました ご意見、ご投票どうもありがとうございました〜 |
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コメント | ||
>タクさん どっちの戦闘力が4倍に跳ね上がるの!? タクさんは僕の中ではハンターキラー的位置づけ(嘘です)(みらくる☆) 埼玉…寄居の採石場で最終決戦だな!(魔空空間)(タクさん) >ふかやんさま きっと貴方の優しさがひきつけた結果なのでしょう。 お好きなほうに心を決めてくださいませ!(みらくる☆) 僕は先生の事が好きだ。けど………立花さんはそんな僕の事が好きだという。僕は…どうしたらいいんだろう?(ふかやん) >thule さま 都内が舞台イメージですが、こうなったら先生の故郷は埼玉にしましょう!あと何気に次回予告になってるです。thule さんに心読まれてる!?(みらくる☆) >IFZ さま そっちの展開へは行きませんよw もうw あまりドロドロにはしたくなかったり…(みらくる☆) 俺は先生から立花さんに渡してくれと言れ、立花さんに1通の手紙を渡した。立花さんは手紙読むにつれて次第に青い顔して読み続けていた。気になった俺は立花さんに聞いた。立花「えーと『んだば、まんずまんず、ごきげんやっしゃ・・・』」俺「なんだそれ?」立花「冒頭は埼玉県民の挨拶の一種よ。それよりも三好さんは時代錯誤にも『東京ドドンパ娘』になることを言ってきたわ」(thule) 俺「東京ドドンパ娘」?何それ」俺の質問に立花さんは答えた。東京ドドンパ娘の歌詞を聞いて俺は背筋が凍る思いがした。つまりもう逃がさないと・・http://www.uta-net.com/song/13867/・(thule) 悲しみの♪向こうへと♪辿りつけるなら♪僕はもう♪要らないよ♪温もりも明日も♪(いとうかなこ「悲しみの向こうへ」)(IFZ) |
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