もしも・・・。 |
出会いの頃。
あふれた才能に、目を付けた久遠は剣介を家臣になれと命令するが、剣介はそれを断った。
理由を尋ねれば、的を得た返答を返されて、ますます久遠は剣介が欲しくなる。
そこでこう提案した。
「私の夫にならないか?」
その答えに剣介はこう言う。
「いいぜ。さっそく子作りを始めよう!!」
先ほどとは打って変わった返答で、突然なまぐわい発言。
久遠は赤面しながら否定した。夫になる理由はそういう意味ではないと。
しかし、剣介はこう言う。
「つまり、信用してくれたら、してくれるんだな?」
「え、・・・いや、まぁ・・・な」
久遠は圧倒する剣介に押されて承諾してしまう。
成果をあげれば、まぐあいをするという約束を・・・。
半年後。
「剣介――――!!!」
城にて久遠の叫び声が響く。
「ん?」
呼ばれた剣介は布団の中で、目を覚ました。
「お、おまえ・・・私がいないことをいいことに・・・」
現れた久遠はワナワナと震える。
どうやら自分を差し置いて、剣介は他の女性に手を出しまくっていたことに怒りを感じたらしい。
「はは、ヤキモチか久遠? 本命は久遠なんだから問題ないだろう?」
そんな些細なことはどうでもいいとばわりに、笑う剣介。
「確かに、私はお前の妻だがっ!」
そう言いかけた矢先、剣介の布団がもぞもぞ動いた。
「あ〜う〜・・・兄さ〜ま。もう少し寝かせて・・・」
現れたのは、自分も知らぬ女性。
「あ、あああ・・・」
再び久遠はワナワナと震える。
「どうだ、久遠も一緒に寝るか?」
剣介は笑顔で答えた。
・・・そして。
「剣介――――!!!」
久遠の堪忍袋が切れるのであった。
あれ?
後半は原作と変わらない??
説明 | ||
これは、他作品の主人公設定を戦国恋姫の主人公に、当てはめたらどうなるかのシミュレーション。 第一回目は『戦国ランス』。 主人公が『ランス』みたいな性格だったら? |
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