月夜桜花
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時を超え、平成。

大きな桜の下を、二人の少年少女が歩きながら、その桜を眺めていた。

少年の名は、桜木 幸助(さくらぎ こうすけ)、少女は、河原 月(かわはら るな)、二人はあの光乃芯と、天月の生まれ変わりであった。そして、後ろから駆け寄る少年、佐藤 勝(さとう まさる)、本人は気が付いていない様だが、ある事がきっかけで、響鳴の魂が入り込んでいた。そんな事は知らずに、3人は学校へと足を運んでいく。

 

やがて、幸助は少しずつではあるが、月の事を好きだという事に気がつき始めていたが、月をかばいトラックに轢かれ、瀕死の状態に陥ってしまう。この事よって過去を知り、自らが光乃芯の生まれ変わりであり、月が天月の生まれ変わりである事を知る。

 

意識が戻った幸助は、月に絶対に守り抜くと告白する。月もそれに応え、二人は自らに課せられた使命を果たす為、あの大きな桜を起点とした陰陽魔方陣を回復させ始めていく。そんな最中、勝を乗っ取った響鳴が襲撃を試みる。

 

桜吹雪の中、火花を散らす激しい戦いが繰り広げられ、共鳴は力が低減していた為に敗北してしまい、幸助によって、次の時代へと転生させられた。運命に打ち勝った幸助と、月は結ばれ、子を成し、家の伝承と、使命を子供へと託した。

 

説明
転生後です。
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小説  陰陽師 魔法 弓道 鎌倉 安部清明 月夜 

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