KOR-06 グリフレ | 次 |
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部隊コンペ「ナイツオブラウンド」用に作成した作品です。 スティレットをベースとして開発された空戦用FA。 −−−−−−−−−−−−−−−− 以下機体開発経緯の妄想 今までと一線を画す性能を持って戦場を蹂躙するフレズベルクの出現。 これに対し、防衛機構は早急な対応を迫られる事態となった。 既存のFAでは到底対処し得ないフレズベルクの空戦能力。それに対して防衛機構が打ち出した対抗策は「空戦用FAの空中運動性の向上」だった。 その方針に則り、やがて2機の試作機が完成をみる。 AHM-X01 シルフィード、 そして、後にグリフレットの名を与えられ、対フレズベルク空戦部隊「ナイツオブラウンド」に配備される事となる AHM-X02 トムキャットである。 SX計画の過程で製造された試作機をベースに開発され、軽量化と四肢の重心移動での運動性向上を狙ったシルフィードと、ベース機体のスティレットにEX計画の産物「ブラストシールド」を外装として纏わせ増加推力による運動性向上を目指すトムキャット、 出自とアプローチが全く異なるこの2機を以って運用試験は進められた。 稼働試験、空中運動試験を進めるにつれ、明らかになったのは、両者の性能差だった。 シルフィードはパイロットに技量が求められる代わりに要求性能以上の運動性示したのに対し、ブラストシールドの各ブースターの偏向で機体制御を行うトムキャットは、比較的容易な操縦性と引き換えに、運動性に難があったのである。 当初のプラン通りであれば、シルフィードに勝らずとも劣らない運動性能をトムキャットは獲得していたはずであった。誤算はただ一つ。 ブラストシールドを外装として構築するための構造部材。 さながらマントのようにブラストシールドをスティレットに装備し、また姿勢制御のためのブラストシールドの稼働に耐えうる部材が当時存在しなかった。 苦肉の策で開発エンジニアが採用した構造部材、それはフレームアーキテクトであった。ブラストシールド2基分の推力を持ってしても、スティレットとフレームアーキテクトは重い。 結果として、ラピエールと同等の安定性とスティレットをわずかに上回る運動性の獲得に落ち着いたことは必然であった。 運動性には難を残しながらも機体安定性と操作性の面から一定の評価を受けていたトムキャットはシルフィードと共に遂に実戦投入を迎えることなる。 それは、不運だったのかそれとも幸運だったのか。 敵機体を掃討していた2機の前に現れたのは、産まれながらの宿敵、フレズベルクであった。 フレズベルク撃退 シルフィード撃墜 トムキャット小破 その実戦が、2機に突然訪れた最終評価試験となった。 試作機の撃墜の責任を恐れた上層部によってフレズベルク遭遇戦はなかった事とされ、一連の試験は終了。 シルフィードは操作性に難ありとして、解体されたと偽られ、トムキャットもまた、スペックの不足を理由に解体が決定した。 そのトムキャットを救ったのは新構造部材の開発成功の一報であった。 MSG社が開発したそれは、要求に耐えうる強度を持っていながらも重量の大幅な軽量化が見込めたのである。 1度だけ許された実証試験。 雲一つない空を、その機体はまるでシルフィードのように軽やかに舞った。 その構造部材がもたらしたのは運動性の向上だけではなかった。 推力偏向範囲の大幅な拡大と、運動中の外装配置の変更。 すなわち、全ての推力を背面に向けることによる高速巡航形態の獲得。 フレズベルクのサイドワインダー形態に追従可能な航行能力を、その機体は手に入れたのである。 かくして、かつてトムキャットと呼ばれたその機体は、新たに円卓の騎士の名を冠し、空戦部隊ナイツオブラウンドに迎え入れられることとなる。 部隊色に染められたスティレット。 だが、外装だけはパイロットの強い希望で深い青色に塗られることになった。 彼女がその色を選んだのは、おそらく、シルフィードの機体色が青色であった事と無関係ではあるまい。 KOR-06 グリフレット 近距離機動戦用空戦FA 一部改修したスティレットを素体とし、外装ユニットにより運動性を向上させた機体。 武装数が少なく、単騎での火力不足は否めないものの、その運動性で敵機を翻弄することを得意とし、部隊では遊撃手の役割を担う。 武装 ビームソード×2 スティレットの脚部に装備された光学式近接武器。 機動外装システム「トムキャット」 セグメントライフル4丁、スラストシールド2基 を擁した、グリフレットの特徴である外装システム。 取り回しの良く、TCS保持機体に対して有用なセグメントライフルを4丁装備することによって、継戦能力の延長に成功した。 |
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