『ほら、ここにも猫』・第168話 「釣り人」 |
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しむらぁー、うしろうしろ! 『ほら、ここにも猫』・第168話です。 釣り人が釣りに夢中になっていたので、ねこにこっそりと釣り上げた魚を盗まれていることにも、気づかないでいるのです。 江戸時代でも釣りは人気があったそうで、浮世絵にも釣りをしている人々の絵が度々描かれております。 ねこと魚と言えば、江戸時代の頃はトロを、ねこまたぎ、と呼んでいたそうで、それはねこですらまたいで通るほど、まずいものというところからきていたんだとか。 今でこそトロといえば高級で、脂が一番のっていておいしい部分でありますが、江戸時代の頃は冷凍技術がありませんでしたから、すぐ痛んでしまい、結果的に食べられないまずい部分、になっていたんでしょうね。 |
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