優しき修羅 #8
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翌朝桃香の軍は兵をつれて水関へと侵攻し、守将であった華雄にたいして悪言罵倒の数々で水関から引きずり出し関羽の一騎打ちによって華雄は敗走 劉備軍が水関の一にはいり手柄をうけた

 

そして連合各員は兵をすすめ水関にいたもう一人の守将である張遼と飛将軍呂布と相対することになった

 

一刀「やはり華雄は挑発に乗って敗走か まぁ戦死じゃないぶんまぁましか」

 

華琳「そうね まぁでもあの猪は私でも扱いきれるかどうか……」

 

一刀「まぁひとまず置いておいてあの馬鹿からまた軍議だからでてこいだってさ 行くか」

 

華琳「そうね 行きましょうか 今回は春蘭秋蘭も来て頂戴」

 

二人「御意」

 

そういって華琳と俺は春蘭秋蘭とともに軍議へ出席したのだが…

 

麗羽「次の戦私が出ます!」

 

と駄名族がまた訳の分からないことを言い始めた。

 

一刀「………(プルプルプルプル)」

 

華琳「ちょっと麗羽どうゆうつもりなの!? 総大将が最前線に出るなんて!」

 

麗羽「劉備さんの軍があんなに早く水関を抜いたんですよ? 私たちの精強な軍ならすぐに洛陽まで行けますわ! おーっほっほっほ」

 

華琳「虎牢関には水関にいた張遼 そして飛将軍呂布がいるのよ!?」

 

麗羽「そんなの関係ありませんわ!」

 

華琳「はぁ これ以上言っても無駄のようね でもねあなたが討ち取られたら連合の負けなんだからね!」

 

麗羽「私が討たれることなんてありえませんわ おーっほっほっほ おーっほっほっほ」

 

華琳(この馬鹿は…)

 

華琳は麗羽とは幼馴染だが以前からこの自分は完璧なんだとおもっていたそうだ 歳を重ねればましにはなるかなと思っていたがよけにひどくなっていたのでった。

 

一刀(今回ばかりは俺も出ないといけないみたいだな 呂布を止めれるのは俺だけだと思うしな)

 

華琳(えぇ お願いね あんなのでも総大将 討ち取られたらこちらの負けだからね)

 

と一刀は内心怒りで沸騰していたが華琳の冷静さをみて冷静さを取り戻していた

 

 

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そうして袁紹軍は虎牢関に進撃したのであった 後ろにはおこぼれに預かろうとする袁術やその他の諸侯が連なり20万以上の軍勢になっていたのであった

 

虎牢関ー

 

霞「いや〜 絶景やなぁ あれって総大将の袁紹やろ なんで出てきたんや?」

 

詠「知らないわよ でもまぁ馬鹿は扱いやすそうね この戦勝てるわ」

 

恋「……(コックリコックリ)」

 

詠「霞は騎兵2万を引き連れてあれを錯乱して頂戴 できるかしら?」

 

霞「あったりまえじゃん 水関では猪がいたから討って出れなかったけど今回は違う 思う存分やらせてもらうわ!」

 

詠「恋は悪いけど城門を守ってほしいの いいかしら」

 

恋「ん 分かった」

 

詠「ねねは私と一緒にここで指揮をして頂戴」

 

ねね「分かったのですぞ!」

 

と詠たちは速やかに行動を開始し袁紹軍を倒す作戦を展開していった。

 

麗羽「虎牢関の皆さん! この戦は私たちの勝ちも同然です! おとなしく降伏しなさい! そうすれば重役に取り立てて差し上げましょう」

 

と麗羽が訳の分からないことを口走っているが虎牢関は

 

虎牢関「シーン…」

 

麗羽「むきー 斗詩さん 猪々子さん やっておしまいなさい!」

 

二人「あらほらさっさー」

 

と二人が城門を壊そうと動き出したとき

 

霞「行くで〜 お前ら〜 この前の戦のうっぷんはらすんや!」

 

兵士「うおおおおおおおおおおおお」

 

そういって攻城兵器を取り出していた袁紹軍にたいして霞たち騎馬隊は怒涛の如く押し寄せていった

 

そのため攻城兵器に潰されて圧殺するものや兵士同士が倒れあいそのまま圧殺するなど袁紹軍は混乱していったのであった

 

その混乱は後ろにいた諸侯にも影響を及ぼし霞たち騎馬隊は当初の目的通りかく乱をしながら戦線を切り崩していった。

 

そして城門の目の前には恋がいて

 

恋「ふっ」

 

連合兵「ぎゃあああああああああああ 呂布だああああああ」

 

と恋一人に圧倒されていた

 

華琳「まずいわね このままでは負けるわ 一刀!」

 

一刀「分かっている 俺は恋をやる 霞は春蘭にでも行かせろ 春蘭でもなければあいつは止められん!」

 

華琳「分かったわ 気を付けてね」

 

一刀「大丈夫だ じゃ俺は行くぞ」

 

といって一刀は恋のもとへと向かっていった。

 

 

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華琳「さて春蘭はいる?」

 

春蘭「ここに!」

 

華琳「春蘭 あなたは張遼をとめてここまで連れてきて頂戴 できる?」

 

春蘭「分かりました!すぐに向かいます!」

 

そして春蘭も霞と相対するために兵を率いて向かっていった。

 

場所は変わり虎牢関前

 

一刀「久しぶりだな 恋」

 

恋「ん 一刀 会いたかった」

 

一刀「恋 俺は今月を助けるために動いている そのことだけは理解しておいてくれ」

 

恋「分かってる」

 

一刀「でもな恋 今俺たちは敵同士 どっちかが倒れないと決着がつかないんだ 分かるな?」

 

恋「ん 一刀 構える」

 

といって恋は自分の獲物である方天牙戟を構えた そして一刀も双頭牙狼を構え一騎打ちをとった、そして

 

一刀「………」

 

恋「…ふっ」

 

恋は獲物を横撫にして一刀に斬りかかった だが一刀はぎりぎりのところで回避してまた後ろに下がり構えをもう一度とった

 

恋(不思議 一刀はすごく強い でも優しい 恋なんてすぐに倒せるはずなのに)

 

一刀(恋の奴気づいているな 俺のことを だからこそやりづらいんだ)

 

一刀「恋 すぐに終わりにする 構えろ」

 

と一刀は言うと以前のように目が真っ赤になっていった

 

恋「っく…」

 

恋は一刀が真っ赤になった瞬間からの殺気に少しだけさがってしまった、 その時

 

…「はなてええええ」

 

と一刀の背後から弓矢の嵐が降ってきた

 

恋は咄嗟のことだったので呆気にとられ足をくじいてしまった その時

 

一刀「……断ち切れ 断絶」

 

と一刀が小声で囁いた瞬間双頭牙狼の形状が変化し日本刀のような武器に変わっていった そして

 

一刀「ふっ」

 

一刀が断絶を一振りすると飛んできてた矢すべてが断ち切られ木片へと変わってしまっていた

 

一刀「誰だ ごらあああ 俺たちの一騎打ちを邪魔したくそ野郎は!」

 

一刀は弓矢は放たれた方向に対して怒号を言い放った

 

 

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矢を放ったころ

 

華琳「麗羽 どうゆうつもり!? 一騎打ちの邪魔をするとは!」

 

麗羽「お黙りなさい 華琳さん 呂布を打ち取れる絶好の機会 みすみす逃すもんですか!」

 

華琳「しかしあそこには一刀が!」

 

麗羽「天の御遣いなんてただの駒でしょ! 一人の男の命で飛将軍を討ち取れる方があの男も本望というもの!」

 

華琳「……そう じゃ好きにしなさい 私たちはこの連合から抜けるわ」

 

麗羽「な、なんですって!? ちょっと華琳さん 待ちなさい!」

 

兵士「袁紹様 ご報告が!」

 

麗羽「今度は何ですの!」

 

兵士「矢がすべて粉々にされました! やったのは天の御遣いといわれている北郷一刀殿です!」

 

麗羽「! 北郷一刀を全軍で倒しなさい! 討ち取ったものには莫大な褒美をあげると」

 

兵士「はっ」

 

 

冥琳「雪蓮 袁紹から北郷一刀を討てって命令が来てるけど どうするの?」

 

雪蓮「できると思う? あれだけの矢を一瞬にして粉々にした怪物に」

 

冥琳「どうする? このままでは連合は北郷一刀一人に壊走するぞ もう抜けておくか?」

 

雪蓮「そうね でも今はこのままでいいわ 動かないで」

 

冥琳「なぜそう言い切れる …あー なるほど 分かった みなにもそう伝えておく」

 

 

朱里「桃香様! 天の御遣いの北郷一刀さんを討てと命がきてますが」

 

桃香「え!? どうして味方の人を討たないといけないの?」

 

愛紗「なんでも北郷一刀は一騎打ちの邪魔をされたことに激昂し連合軍に牙をむけたとのこと」

 

鈴々「にゃ でも一騎打ちの邪魔をするほうが無礼じゃないのか?」

 

愛紗「鈴々の言う通りだ だがしかし総大将の袁紹殿は北郷一刀をうてと来ている どうするべきか…」

 

朱里「私としては討たなくていいのかもしれません このままいったら私たちは寡兵 全滅する可能性すらあり得ます」

 

桃香「分かった 朱里ちゃん 私たちはいったん動かずにいよう」

 

 

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麗羽「やっておしまいなさい! あれはただの人間! 討ち取れないわけはないのです! やっておしまいなさい!」

 

連合「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

 

そういって連合兵約15万は一刀一人に対して殺到していった

 

一刀「くずどもが この姿を見たこと後悔するがいいさ」

 

恋「一刀……」

 

一刀「恋 ここで待ってて すぐに終わらせるから」

 

恋「……ん 待ってる」

 

一刀「あぁ ありがとう」

 

そういって一刀は連合兵が来ている方へ歩いていき、そして断絶を薙ぎ払ったら

 

連合「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ」

 

一刀の一振りで連合兵の約1万が一瞬にして殺されたのあった

 

一刀「まだ残っているな 奴らは一匹残さず狩りつくしてやる」

 

そういった一刀は全身に氣をまとった その姿はまさに天の羽衣を来た修羅のようだった。

 

連合「う、うわあああああああああああああああ」

 

連合兵は全員一刀のありえない力に慄きこの戦場から逃げようとしたが

 

一刀「逃がすと思っているのか? 俺の楽しい一騎打ちの邪魔をしておいて」

 

連合「ひ、ひぃいいいいいいいいいいいいいい」

 

一刀「ここからは殴殺だ 覚悟しろ グズども」

 

といって一刀は断絶を片手に連合兵を殺し始めた

 

そして半刻後

 

連合諸将「ガタガタ」

麗羽、斗詩、猪々子「ガタガタ」

袁術、張勲「ガタガタ」

 

一刀「………理解したか?」

 

一刀は半刻だけで連合の兵たちを皆殺しにし将たちの目の前にいたのであった

 

一刀「お前たちはただ袁紹の口車に乗り董卓を攻めたが実際はどうおもう?」

 

連合諸将「フルフルフルフル」

 

諸将たちは首がとれるんじゃないかとおもうほどに首を振り続けた

 

一刀「まぁいい これ以上俺の目の前に姿を見せるな 見せた瞬間生はないと思え 行け!」

 

そういうと連合の将たちは全員一目散に逃げていった。そして

 

一刀「ふぅ… 一時間もかかってしまったのか… そうだ 恋!」

 

恋「一刀…ありがとう」

 

一刀「恋 ケガはないか?」

 

恋「一刀が守ってくれた ありがと///」

 

一刀「そうか じゃこの戦は俺たちの勝ちでいいか?」

 

恋「わかんない けど……」

 

詠「えぇ あなたたちの勝ちよ 一緒に来て頂戴」

 

一刀「あぁ すまないな 賈駆」

 

詠「真名は詠よ 呼んで頂戴」

 

一刀「……いいのか?」

 

詠「あなたが居なければ私たちは捕まって斬首されていたでしょうしね 構わないわ」

 

一刀「わかった 詠」

 

詠「/// はっ じゃついてきて」

 

そういい一刀は詠達とともに洛陽へ向かって歩いて行った。

 

 

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雪蓮「ね 平気だったでしょう?」

 

冥琳「ほんとに大丈夫だったな だが奴は危険すぎる たった半刻で15万はいた連合兵を一人でやってしまうんだから それも無傷で…」

 

雪蓮「えぇ そうね でも危険かもしれないけど仲間にできるとしたらどうする?」

 

冥琳「できるわけないだろう あいつは曹操のところの将だぞ」

 

雪蓮「そうよね〜 あ〜あ 何かあいつを仲間にする方法はないかしら」

 

 

桃香「すごかったね あのひと」

 

愛紗「すごいって一言で済ませれるものではないですよこれは あの人は危険です 今すぐにでも討ち取っておきたいですが…」

 

朱里「そうですね… 危険すぎます ですが私たちの仲間にできたのなら桃香様の天下が大きく近づきます」

 

桃香「そんなことできるの? 朱里ちゃん」

 

朱里「分かりません ですが今は洛陽へ向かいましょう おそらくほかの人もそうするでしょうから」

 

と劉備、孫策は一刀の圧倒的な力を見て各々の判断にゆだねていくのであった。

 

 

 

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はづきです やっと一刀の本気を片鱗をだすことができました。

 

今回の技は卍解のようなものです 断絶 日本刀なのですが切れ味が鋼やダイヤでさえも断ち切るほどの切れ味をもつ武器です

 

そしてもう一つの衣は氣でつくられていてその人の潜在能力をごく一部開放することができるものになっています

 

もちろん一刀はまだ完全に本気はだしていません まだ身体強化をしただけですからね

 

では次回からは本格的に群雄割拠になりますが…まぁ数えるほどの勢力しかないですが お楽しみいただけたのであれば幸いです

 

では次回をお楽しみください

 

 

説明
連投3個目です 今日中にもう一個あげれたらいいかな…
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
2003 1754 10
コメント
雪月花さん<コメントありがとうございます 今日中にもう一本あげれそうなので頑張っていこうと思います(はづき)
三話連続投稿ありがとうございます!!とても面白かったですこれからの展開が楽しみです!頑張ってください(雪月花)
はこざき(仮)さん<コメントありがとうございます まぁ練度の低い兵たちですからね 華琳たちの軍ならもっとかかると思いますが(はづき)
あそこまで圧倒的な武を見せつけられたらどこの諸侯も戦い回避しそうですね…なんせ一刻で15万ですから…(ガクガク)(はこざき(仮))
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恋姫†無双 北郷一刀 優しき修羅 

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