優しき修羅 #10 |
拠点:華琳、月、詠
月たちが仲間になってから数日の間月たちが治めていた地域の収拾に全員手を焼いていた
一刀「はぁ… これで月たちが治めていた地域は全部か さすがに多いな」
華琳「えぇ そうね でもはっきり言ってほとんど手をつけなくてもいいのはやっぱし月の治政のおかげね」
一刀たちは月の治政のすばらしさを評価しながら手を加えるべき点だけを修正してちょうど今しがた終わったところだった。
月「一刀さん 扉を開けてもらってもいいですか? お茶が入ったので」
一刀「あぁ 月 今開けるな」
そういって月は侍女姿(お馴染みメイド)でお茶を入れてきてくれていた。
華琳「月 大丈夫なの? いきなり一刀の侍女をしますって言った時には驚いたけど」
月「はい 大丈夫です 私は一刀さんと会わなかったら今頃どうなっていたか分からなかったですし」
そう 月は陳留へかえって最初の会議の時に一刀の侍女になりますと言い出したのだった もちろん詠とかにも止められたけど押し通したのだった。
一刀「まぁ今は本当に月がいてくれたおかげで俺は本当に助かっているけどな ありがとう 月」
そういって一刀は月に笑顔で感謝の言葉を言った。
月「い、いえ 私こそありがとうございます/// へぅ…」
華琳「さて一刀 ひとまず仕事も終わったことだしご飯にでもしましょうか」
一刀「そうだな そういえば華琳 今日は俺が振る舞ってもいいか? もちろん月も一緒にな」
華琳「あら あなたって料理するの? 初めて聞いたんだけれど」
一刀「軽いものならするさ でも久々にちょっと凝ったものも作りたくなってな」
華琳「そう じゃ厨房へ行きましょうか あなたの料理姿も少し見てみたいしね」
そういって一刀、華琳、月は厨房へと歩いて行った。
一刀「さて作りますかね」
華琳「そういえば何を作るつもりなの?」
一刀「ん? あぁ ハンバーグだ」
華琳「何なの? その料理は」
一刀「俺の国にある肉料理だ こっちだと…肉団子になるのかな?」
華琳「肉団子がそこまでおいしい料理になるの?」
一刀「まぁそこは食べてからのお楽しみってことで さて作りますか」
そういって一刀は買ってきておいた肉を包丁でミンチ状にしてから片栗粉の代用として小麦粉、卵の卵黄を鍋の中でこね、
玉ねぎをスュエしながら鍋の中でいため出来上がったらそのまま作っておいた種と一緒にさらに混ぜてそのまま鍋にいれて焼き始めた。
華琳「あら 一刀 その白い物体は?」
一刀「これはバターっていうんだ 今回のためだけに作っておいたいわば秘密兵器だな」
華琳「まぁいいわ あとどれくらいでできそうかしら?」
一刀「あぁ もうすぐできるぞ ……ほら 焼けたな」
華琳「肉団子とは少し違うみたいね 平べったいし」
一刀「あと2分だけ待ってくれないか? さっきのいれて仕上げとしたいんだ」
華琳「分かったわ」
2分後
一刀「よし できたぞ ってなして桂花と詠もいるんだ?」
桂花「いちゃダメなの?」
詠「そうね ダメなの?」
一刀「いやいいんだが それだと二人の分も作らないといけないからな 少し時間がかかるぞ」
華琳「構わないわ 桂花は私のを 詠は月からもらって頂戴 月もいいかしら?」
桂花「あぁ〜 華琳様とご一緒に ありがとうございます」
月「もちろんです 詠ちゃん 一緒に食べよ?」
詠「そうね いただくわ 月」
一刀「それじゃ皿に盛るな はい どうぞ 召し上がれ」
そういって一刀がだしたハンバーグは上の部分がバターによってコーティングされ、きれいに輝いていた。
華琳「それじゃいただこうかしら…… 美味しい・・・」
一刀「お口に合って何よりだ みんなはどうだ?」
月「美味しいです! 初めてこんなにおいしい料理を食べました!」
詠「ほんとにおいしい・・・」
桂花「美味しい・・・」
一刀「よかったよ みんなの口に合って」
華琳「一刀 このレシピまた今度教えてちょうだい 流琉たちにも」
一刀「あぁ いいぞ だったら今度集まったときにでも教えるよ」
華琳「えぇ お願いね」
そういって一刀が作ったハンバーグは後日華琳や流琉に広まり、毎日のように作られていったこととなった。
拠点:春蘭、秋蘭
春蘭「はぁ… 最近戦が少なくなったなぁ」
そういって春蘭は愚痴をこぼしていた時
一刀「春蘭じゃないか どうしたんだ こんなとこで 兵の訓練は?」
春蘭「あぁ 一刀か 今日は華琳様から休むように言われたんだ 今は霞が持ってくれてる」
一刀「なるほどなぁ でこんなところでどうしたんだ」
春蘭「暇なのだ〜 秋蘭は今日は書類で忙しいし 季衣や流琉も華琳様の護衛で出かけているからなぁ」
一刀「なるほどなぁ 今日は俺も非番だからなぁ」
春蘭「そうか 一刀も非番なのかぁ・・・ ちょっと待て 一刀 お前今非番って言ったな?」
一刀「あぁ 言ったぞ どうかしたか?」
春蘭「私と仕合え!」
一刀「はぁ!? なんでいきなりそうなる」
春蘭「お前とは会って以来仕合をしていないからな あの時は負けたが私だって鍛錬をしていたんだ それの成果を見てもらいたいんだ」
一刀「そういえばそうだったな いいぞ やろうか」
春蘭「よし! 今すぐ庭園でやるぞ!」
そういって春蘭は掛けてあった七星餓狼を手に取り庭園へと走っていった。
一刀「やれやれ」
一刀も春蘭が走っていったのをみて双頭牙狼を引っ提げて庭園へと向かっていった。
春蘭「一刀 準備はいいか!」
一刀「あぁ もちろんだ でも春蘭 審判はどうするんだ?」
…「私がやろう」
一刀「あれ 秋蘭 書類はもう大丈夫なのか?」
秋蘭「あぁ 今しがた終わったところだ それでは双方準備はいいか?」
春蘭「もちろんだ! 秋蘭!」
一刀「いつでも」
秋蘭「では… 始め!」
秋蘭の初めの合図とともに依然と同じく春蘭は七星餓狼で瓦割りのように斬りかかってきた
春蘭「はぁあああああああああああああああ」
一刀「春蘭は相変わらずだな ふっ」
春蘭の一撃をたやすく回避すると一刀は春蘭めがけて左にもっていた武器を投げつけた
春蘭「てやあああああああああ ふっ 一刀も新しい攻め方だな!」
一刀「俺は同じ攻め方はしないよ」
春蘭は投げつけられた武器を叩き落とすとそのまま突貫した
春蘭「はあああああああああ これでしまいだあああああああ」
そういって春蘭は最初同様に斬りかかったのだが
一刀「あぁ 春蘭の負けで終わりだ」
そう言って一刀は春蘭の武器を白羽どりの要領でつかみそのまま空高く頬り投げた
春蘭「くっ やはり一刀にはまだまだかなわないか」
一刀「そんなこともないぞ 以前に比べてちゃんと自分で考えた戦い方もできてるしな よくやったぞ 春蘭」
そういって一刀は春蘭の頭を撫でてやった
春蘭「う、うむ… そこまで褒められるとなんだがこそばゆいな」
秋蘭(あぁ 照れる姉者もかわいいなぁ)
といっているような秋蘭の顔を見ながら一刀は苦笑いするのだった。
拠点:桂花
華琳「以上で今日の会議は終了とします」
一刀「ふぅ さてと昼飯にでも行きますか」
そういって会議が終わったので一刀はそのまま昼ごはんに行こうとしたとき
桂花「一刀 少しいいかしら?」
一刀「どうしたんだ 桂花 なんか深刻そうだが」
桂花「来てくれたら分かるわ 少しだけあなたの考えがほしいのよ」
一刀「あぁ 俺でよければいいぞ」
そういって一刀は桂花に言われるままそのまま玉座の間を後にした
一刀「でなんだ? 話って」
桂花「この予算案なんだけれどね 今のまま行くとこれから先予算が足りなくなる可能性があるの そのために暴動なんておこされちゃたまったものじゃないから今後のためにもいろいろ手を打っておきたいのよ」
一刀「なるほどな それじゃこんなのはどうだ?」
そういって一刀は色々予算案についてのことを出し始めた
桂花「なるほど 天の国にはそうゆうことがあるのね でも大丈夫なの? 通行税などをとらなくするとか逆に資金が少なくなったりするんじゃ」
一刀「それがそんなことは絶対にないんだ 逆に商人たちが頻繁に入るようになるからそのせいで収入は上がりだすと思うんだ」
桂花「なるほどね ありがとう 一応まとめて華琳様に提案してみるわ」
一刀「あぁ できればその時に俺を呼んでくれないか? 桂花に説明したのは少しだけだから」
桂花「分かったわ 引き留めて悪かったわね」
一刀「何いいさ 桂花は国のために働いてるんだからな 俺で協力できることがあれば言ってくれ ではな」
そういって一刀は桂花のところを離れそのまま街へと繰り出していった
桂花「一刀は男だけど本当にいい奴 ちゃんと私たち女を卑下せずにちゃんと尊敬するようにしてる… 私も変わらないといけないかな」
そうして桂花は一刀が言ってくれた案をまとめ上げて華琳の報告のために仕上げていった
そうして一刀と二人で報告に行ったあと 華琳の寵愛を一身にうけたのはまた別の話
はづきです いきなりですが今回は拠点回にしてみました
駄文過ぎて自分でも涙目;w;
次も残りのメンバーで書いていこうと思いますのでよろしければ読んでください
では次回でまたよろしくお願いします
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今回と次回と拠点回になっています 良ければどうぞ |
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コメント | ||
ハンバーグは大好物です。 もし、恋姫世界で『ソース』があったら「ハンバーグ」は更に好評だったでしょうね。(劉邦柾棟) | ||
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