優しき修羅 #11 |
拠点:季衣、流琉
一刀「……ふぅ こんなところか ちゃんと鍛錬しないとなまってしまうからなぁ」
一刀は日々の鍛錬のために庭にあり大岩(30sほど)を片手で持ち上げ終わり鍛錬を終了しようとしてた時
季衣「あ 兄ちゃんだ 兄ちゃ〜ん」
一刀「季衣か どうしたんだ?」
季衣「うんにゃ 兄ちゃんが居たから兄ちゃんって呼んだだけだよ?」
一刀「はは そうか」
そういって一刀は季衣の頭をなででやる
季衣「にへへ やっぱし兄ちゃんの手でっかいや」
一刀「そりゃ季衣と比べると大人だからな」
そういって一刀は季衣を撫でてると
流琉「季衣〜 どこなの〜? あ 季衣 こんなところにいた。」
と流琉が季衣を見つけこっちに向かってきた
一刀「流琉 どうしたんだ?」
流琉「あ 一刀様・・・ってキャ ど、どうして上半身だけ裸なんですか〜」
一刀「あ すまない 今さっきまで鍛錬しててな 少し待ってくれ…… はいこれでいいか?」
そういって一刀は上着をはおった
流琉「は、はい・・・ あ 季衣 今日は書類の整理があったでしょ? 早くいくよ」
季衣「あ・・・いけない じゃ兄ちゃん またあとでね」
一刀「おう 頑張っておいで」
そういって流琉と季衣は急いで書類整理へと向かっていった。
一刀(さて今からどうするか・・・非番だしなぁ・・・寝るか)
そう一刀は考えそのまま木陰に移動しそのまま寝始めた
一刀が寝始めて何時間か経った後・・・
…「あれ 兄ちゃんこんなところで寝てる」
…「ほんとだね ふぁぁ なんだか見てたら私も眠くなってきちゃった」
…「そうだね 寝ちゃおっか」
一刀(…誰だ? って俺どれくらい寝てたんだ?)
一刀は声が聞こえたので起きそのまま態勢を上にしようとしたとき
一刀「…季衣 流琉 どうしたんだ?」
季衣「あ 兄ちゃんおはよ〜 どうって兄ちゃんと寝ようとしてたんだよ?」
流琉「ちょっと季衣… あ 一刀様が寝てたから一緒に寝ようかなとおもって」
一刀「そっか あ じゃ俺寝てた方がよかったな すまない」
流琉「い、いえ 大丈夫です あの一刀様」
一刀「ん? どうしたんだ 流琉」
流琉「えっと…私も季衣みたく兄様と呼んでもいいですか?」
一刀「ん? あぁ 構わないぞ でもどうしてなんだ?」
流琉「季衣が兄ちゃんって呼んでるのが・・・その 羨ましくて 言いそびれてたんです」
一刀「なるほど 流琉の好きな呼び方で読んで構わないよ 俺は俺だからね」
流琉「はい! 兄様」
そういった流琉は本当にかわいい笑顔で一刀も少しだけ癒されたのだった。
拠点:三羽鳥
一刀「よし 全員終わったな 今日はここまでだ」
一刀たち警邏隊はいつも通りのルートで警邏を済ませそのまま詰所に戻ろうとしたとき
凪「隊長お疲れ様です」
一刀「凪か 今日もご苦労様 何か異常あったか?」
凪「いえ 特には 詰所につかうんですか?」
一刀「あぁ 俺んとこも何もなかったからな そういえば真桜と沙和はどうしたんだ?」
そういって一刀が真桜と沙和が居ないことをいったら
真桜「お〜 たいちょー お疲れさんやで」
沙和「おつかれなの〜」
一刀「二人とも少し遅かったな 警邏ちゃんとしたのか?」
真桜「当然やろ! 隊長はそんなにうちらが信用できないんか!?」
沙和「そうなの〜 凪ちゃんは普通なのに沙和たちにはつめたいの〜」
一刀「あのな そうゆうならいつも真面目に仕事してくれ・・・」
凪「そうだぞ 真桜! 沙和! いつも不真面目なお前たちが悪い!」
真桜「凪は固いなぁ うちらはあれでも真面目なんやで」
沙和「そうなの 私たちはこれが真面目なの〜 これ以上詰めると頭がおかしくなっちゃうの〜」
凪「なんだと!?」
そう二人が凪をいじり凪が氣弾を放とうとしてるので
一刀「あ〜 はいはい 三人とも落ち着け ちゃんと警邏してるんだったら俺はなんもいわんさ ほら詰所もどって書類書くぞ〜」
三人「はい(へーい)(なの)」
そういって一刀たち四人は詰所につき書類を書き終わった後
真桜「そういえばたいちょー 華琳様からの話って聞いてる?」
一刀「あぁ〜 あれのことか? きてるが華琳個人の頼みだったよな?」
真桜「そうやで〜 やから少しの間警邏抜けることになると思うんやでー」
一刀「あぁ 分かった 俺が一応見ておくよ」
沙和「え 何々 真桜ちゃん 華琳様からの頼み事って?」
真桜「へへぇーん それは沙和にも言えへんなぁ 内密にってことやったから」
沙和「ぶー 真桜ちゃんのけちー」
一刀「まぁ明日から少しだけ真桜は抜けるから俺たち三人で一応回るからな 明日から少し忙しくなるけど我慢しろよ」
そういって一刀は書類を書き終えたのか整頓しそのまま詰所を後にした。
数日後
一刀「そろそろ真桜の仕事も終わるはずだな・・・」
真桜「おーたいちょーやん どしたん?」
一刀「真桜の仕事がもうすぐ終わるころかなと考えてたんだよ まぁ本当みたいだったけどな」
真桜「えへへ 隊長は何でもわかるんやな ほらここやで」
一刀「ここか なかなかに広いな」
そういって真桜に案内されたところの看板には『李典将軍特製工房』という看板が立っていた
一刀「これから真桜は警邏もそうだけど武器などの手入れをここでやるんだな」
真桜「そうゆうことやね ちなみにたいちょーのあれも作っておいたからね」
一刀「あぁ すまないな これで俺も武器を作ったりできるわ」
真桜「いや何 天の国の武器とかうちも見たかったしなぁ」
一刀「さて真桜 今日からまた警邏頼むな 行くぞ」
真桜「へいへーい」
そういって一刀と真桜はそのまま警邏に入っていった。
拠点:天和、地和、人和
天和「みーんな大好き?」
観客「てんほーちゃあああああああああん」
地和「みーんなの妹?」
観客「ちーほーちゃあああああああああん」
人和「とっても可愛い」
人和「れんほーちゃあああああああああん」
一刀「やっぱし人気あるな 三人とも」
華琳「そうね あの歓声聞くと耳が痛いわ」
三人は今兵士の士気向上のため大観衆を前にライブを行っているのだ そこには曹操軍の重鎮たち全員が出席しているのだ
天和「みんなー今日は集まってくれてありがとう!」
地和「私たちの歌を聞きなさいよね!」
人和「それでは最初の曲を聴いてください!」
そういって三人は歌を歌いだした そこからは本当にすごかった 盛り上がり部分に入ると観客はもちろん季衣や沙和たちが「ほわあああああああああああああ」と盛り上がるほどだった。
そうして二時間ほどすぎて三人のライブは終了を迎えた
華琳「三人とも今日は本当にありがとね」
人和「いえ これも私たちの仕事ですし」
一刀「それにしても最初のときよりもどんどん観客が増えていくな」
地和「当然でしょ? 私たちを誰だと思っているのよ」
そういって地和はえっへんと胸を張っていった。(一刀は内心「張る胸なんてないだろ」と思っているのは悪しからず」
天和「でも今日もいい感じで歌えたよねー」
華琳「それじゃ今日はこのくらいにして三人とも休んで頂戴 今日は私たちも楽しめたわ」
そういってその場は解散となった。
天和「一刀ー ちょっと私たちに付き合ってー」
一刀「俺がか? 何すればいいんだ?」
地和「何言ってるのよ 護衛に決まってるでしょ 私たち有名人なんだから」
人和「そうゆうことなので護衛をお願いします 一刀さん」
一刀「分かった じゃどこにいくんだ?」
地和「ご飯! この町に来るの初めてだからいいお店知ってるでしょ?」
一刀「分かった じゃ俺のおすすめの店に行くか」
そういって一刀は三人を一刀行きつけの店へと案内していった。
店主「これはこれは北郷様 いつもありがとうございます おや 今日はお連れの方もいらっしゃるのですね・・・って数え役満姉妹じゃないですか!」
一刀「店主 声大きい・・・ まぁいつものやつお願いするわ」
店主「分かりました ご案内しますね」
一刀「さて三人とも 今日はごくろうさま 今日は俺が奢るよ」
天和「えー 一刀 ふとっぱら〜」
地和「まぁ私たちからしたら当然ね」
人和「ありがとうございます 一刀さん お言葉に甘えさせていただきますね」
そういって四人は各々好きなものを注文していった。
天和「そういえば一刀とこうやってご飯食べに行くのって初めてだよね〜」
一刀「そうだな 俺自身三人とはほとんど一緒にいること自体が少ないからな」
人和「最近では地方のほうでの公演が多かったからですね 無理もないですよ」
一刀「これからはどんどん領土も広くなってくるしな 今日ぐらいしか一緒にご飯を食べに行く機会も少なくなるだろうな」
そう言っている間に店主が料理を持ってきて各々雑談をしながらご飯を食べていった。
天和「はぁ〜 お腹いっぱい 一刀ありがとー」
人和「一刀さん ありがとうございます」
地和「おいしかったわ 一刀」
一刀「満足してもらえたのなら幸いだ それじゃ俺は今から仕事があるからまた今度四人でご飯でも食べに行こうか」
人和「はい またお願いしますね」
天和「またねー 一刀ー」
そういって一刀は三人と別れそのまま城の方へと歩いて行った。
天和「やっぱし一刀ってかっこいいよね〜 最初に合った時から思ってたけど」
地和「そうね 一刀なら私たちの専属の護衛にでもしたいくらいだし」
人和「まぁ今日は一刀さんのおかげで色々楽しめたからね それじゃ姉さんたち これからも頑張っていこ?」
二人「うん(そうね)」
そういって三人はそのまま街を歩き出し日が暮れるまで遊んでいった
拠点:霞
霞「かーずとーーーーーーーーーーーー」
一刀「霞か どうしたんだ? 今日は確か新兵の訓練があっただろ」
霞「それならさっき終わったで? それよりも一刀 うちと仕合しよーよ」
一刀「別段構わないけど どうしてなんだ?」
霞「そりゃもちろん あんときは話し合いだけやったからな 一刀強いしどんだけ強いか知りたいんやねん」
一刀「分かった 俺も昼までは暇だからな いいよ やろうか」
霞「やったーーーーーー それじゃ行こっか」
そうして霞と一刀は部屋へと武器を取りに行ってその足で庭園へと向かった
霞「そういえば一刀 あんときはほんとありがとな 月たちを助けてくれて」
一刀「何いいさ あの馬鹿はただの嫉妬で月にあんなことをしたんだ 俺だって許せないことがあったらあれくらいはするさ」
霞「へへっ やっぱし一刀はええ男や さてここらへんで終わってさっさとやろか」
一刀「あぁ」
霞「ほな行くで はあああああああああああああああ」
一刀「ふっ」
そうして一刀と霞は仕合を始めた 最初は霞が攻めに回っていたが一刀は霞の攻撃を往なしたりかわしたりして徐々に霞の体力は減っていった
霞「はぁはぁ・・・ やっぱし一刀は強いなぁ あんだけ攻撃してもかすりもしないんやからなぁ」
一刀「俺だって霞の攻撃にひやひやするときだってあるさ さてここからは俺もかわすだけじゃなくて攻撃していくからな?」
霞「上等や こいやーー」
そうして一刀は双頭牙狼で攻撃し始めた だがしかし霞は体力が今までの攻撃で減っていたため数合した後一刀は霞の武器である飛龍偃月刀を弾き飛ばし首元につきつけた
一刀「はい 俺の勝ち」
霞「はぁ〜 負けたわ やっぱし一刀は強いなぁ」
一刀「俺も守りたいもののために強くなるからな」
霞「守りたいものか・・・ やっぱし一刀はこれからもどんどん強くなっていくんかな」
一刀「さぁな おっとそろそろ昼か それじゃ霞 俺は仕事があるからここらへんで失礼するな またやろうな」
霞「せやな ほな一刀またやれる日楽しみにしとるでー」
そういって一刀は武器をしまってそのまま自分の部屋へと戻っていったのだった
霞「一刀ってやっぱしいい奴や あんな男まれにもみぃへんで」
霞はそう一刀を称賛してそのまま自分も自室へと戻っていったのだった。
拠点:恋、ねね
一刀「ほらセキトご飯だぞ〜」
セキト「ワンワン」
今一刀は恋と一緒にセキト達恋の連れてきた動物たちと一緒にご飯を食べていた、そうしていたらセキトがお腹を一刀に向けて
セキト「ワフーン」
一刀「ん? 撫でてほしいのか?」
セキト「ワンワン」
一刀「そうか よしよし」
ねね「この男 犬にまで手を出して・・・」
一刀「人聞き悪いことを言うなよw よしよし」
そういって一刀がセキトのお腹を撫でていると横にいた恋が
恋「・・・かずと 恋も撫でて」
一刀「ん? いいぞ」
そうして一刀は恋の頭を撫でてやった
恋「・・・ん きもちいい///」
一刀「そうか? それはよかったよ」
ねね「れ、恋殿 こんな男に甘やかされてはいけませんぞ」
一刀「そんなこと言うねねは撫でてほしいのか?」
ねね「ちがうのです! 誰がお前なんかに」
恋「一刀 ねねにも・・・やって」
一刀「そうだな ねね ほら (なでなで)」
ねね「や、やめるのです(なでなで) や、やめ (なでなで)・・・」
そういってセキトのなでなでを一旦終わりねねを撫でていると
動物たち「ワンワン(にゃー)」
動物たちも私たちもと言わんばかりに鳴いてきた
一刀「あぁ すまんすまん セキト」
そういって一刀はそのまま三人を撫でていた
恋「ん みんな一刀のこと好き」
一刀「そうだといいんだがな」
恋「ううん 恋にはわかる 一刀優しい だからみんな好き」
一刀「はは ありがとな 恋」
そういって一刀は全員を撫でて今日一日を過ごしていった 終わったころには一刀の腕は疲れで上がらないくらいになっていたのはまた別の話
はづきです やっと拠点が終わった・・・ なれないことはするもんじゃないですね
次回からまた物語をやっていこうとおもいます
では次までお待ちください
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劉邦柾棟さん<すいません すぐに更新いたしますので少々お待ちを(はづき) 同じ話が投稿されてますよ?(劉邦柾棟) |
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