【サイバ】天空電鉄車両図鑑(8)【設定】
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〇3000形(1962年新造)

先に登場のボギー車600形の設計を基本に改良を加え、森野中線対応の高速仕様車、かつ3連接車として仕上げたもの。

このため釣り掛け駆動でありながら高速性能が高く、間接自動制御を採用するなどハイスペックとなっている。

 

以後、森野中線直通車は連接車両をメインとして運用されるようになったため、時代が下るとともに鉄道線専用車は

汎用性の低さから徐々に駆逐されていくことになるのである。

 

もっとも最近は超低床電車の5000形・5100形の入線により直通運用から外れ、市内線のラッシュ時用に使われる場合が多い。

製造メーカーは日立製作所およびナニワ工機。編成全長27000mm、全幅2430mm、編成定員180人。

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〇3010形(1973年入線)

もと大分交通別大線の連接車1000形1001号AB(1961年東洋工機製)、およびボギー車500形503号(1958年東洋工機製)を種車に

改造を加えたもので、もと別大線503号は車体前後端部を切断、これを1001号A車体とB車体の間に挿入するための

中間車体(C車体)に改造するという荒業をやってのけた。その際に取り外したパンタグラフはB車体に移設している。

 

かくして3車体連接1編成となったのが3010形3011号ACBで、塗装は別大線において連結車を意味する

クリームとオレンジのツートンカラーをそのまま採用した。台車は軌間が違うため、神戸市電の発生品を流用している。

釣り掛け駆動。編成全長24500mm、全幅2280mm、編成定員185人。

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〇510形(1988年入線)

元はイタリア・ミラノ交通局(ATM)の5100形(1947年アンサルド製)。

ミラノ市電5100形は「イタリア製PCCカー」と言える高性能電車で、

平行カルダン駆動、間接自動制御を装備した流線形車体が特徴。

1986年に余剰となった4両が入線し(5105・5108・5113・5117号)、ドアのない反対側側面にもドアを設置

(このドア部分もミラノより購入したもの)。

また、もともと片側にしか運転台がなかったため、反対側の妻面にも運転台を設置したが、

このとき、元の妻面を生かしたまま運転台機器のみ設置したので前後で顔が違う電車となっている。

ほかに集電装置のパンタ化(東洋電機PT52)と冷房化(三菱CU77)を実施。

 

元番号から1桁減っているのは「2000番台以上は連接車」という社内規定から大きく外れるため。

 

なお、ミラノ市電の軌間は1445mmであるが、入線に際しては10mmしか軌間の差がないので

「少しフランジを薄くしたらすんなりレールに乗った」とのこと。

511〜514号の4両在籍。全長13620mm、全幅2350mm、定員118人。

説明
今回は連接車2車種(うち大分交通出身1車種)と、海外製電車1車種。
魔改造に定評のある天空電鉄。ミラノ市電だってこのとおりという実例w
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