METAL BUILD ガンダムF91 |
説明 | ||
画像に入れたシーブックとセシリーの台詞ですが、これは絵コンテ段階で入っていたもので、放映版では変更されています。 当時のアニメ誌に掲載されていたのですが、小生はこの絵コンテを見て「とても恐ろしい」と身震いしたのです。 ニュータイプは、相手の本質を洞察する事が出来る人。 鉄仮面に対し、NTであるセシリーは「敵よ!“人類の!”」と、シーブックは「人の劣等意識の固まり」と断じます。 ヒトが、ヒトをこうまで看破し、その性質を規定出来てしまえるなんて…。 恐ろしい事です。 もし本当にNTが存在して、そのNTの前に立ってしまったら、小生も本質を看破され、取るに足らない一つの概念に貶められてしまうでしょう。 流石に過激過ぎると思ったのか、上記の台詞は変更されました。 変更されて良かったです。 NTが、危うく“ヒトを絶望させる”存在へと変質してしまう処でした。 でもNTというのは、そういった恐ろしい側面も確実に持ち合わせている。 それは富野監督の中で想定済みの事なのかも知れません。 |
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コメント | ||
果たして本当にニュータイプが現れた時、人類はどんな選択をするのか…途方もなく先の話になりそうですが気になりますね。それでは何度もご返事頂きありがとうございました。(双子辰) 富野監督が明快な解答を出せないのですから、小生の様な凡俗には推し図り様もありません。しかし監督は『G-レコ』講演で「NTはあり得る」とも仰ってます。まだまだ、人は捨てたモノでもない、という事でしょう。(ギムG(TAZ)) ギムGさん、コメントへのご返事ありがとうございました。『ユニコーン』でもニュータイプは撃墜王と同義になっていると言われてましたしね…一年戦争の時点でもニュータイプとは異常な戦闘力を発揮する変異体と見なされジオンですらカウンターニュータイプ部隊を組織したという話がありますし。ニュータイプの登場が早過ぎたのか世界の受け入れが遅いだけ なのか…難しい所ですね…。(双子辰) コメント頂きありがとうございます。NTは“より良きヒト”であり本来的に健やかな概念である筈なのですが、それはシャアが望んだ様に全ての人がNTになってこそ成し得る事なのでしょう。現状では、人の悪しきを悪しきとして正確に認識出来てしまう存在というのは、社会に適合出来ず、U.C.系シリーズで一貫して描かれてる様に忌避されるしか無いのでしょうね。(ギムG(TAZ)) 後の『クロスボーン・ガンダム』でもドゥガチの思念に対しキンケドゥが「奴はまるで憎しみの塊だっ…??」とか言ってましたがそれらの感覚は相手が強化人間やNTだから感じ取れるのか?ニュータイプやサイキッカーは他人の思考を無意識に感じ取ってしまい内向的になったり情緒不安定になったりする事がありますが、そうしてヒトに絶望したからこそヒトを絶望させる存在になってしまうのかもしれませんね。(双子辰) |
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