真†恋姫無双 天からの御遣い 5話目
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第5話「初陣」

 

一華が華琳たちの客将になってから数か月が経とうとしていたころ大陸は混乱し始めていた

そんな中陳留もあわただしくなっていた

 

華琳「急ぎ準備しなさい! 我等の領土を侵した罪すぐさま賊に思い知らせてやりなさい!・・・一華はいるかしら!」

華琳は陳留の隣に位置する村を賊が襲っているという情報を聞いてすぐさま兵をまとめ出陣しようとしていた

一華「何でしょうか? 華琳様」

華琳「兵站の件を担っているものから帳簿をもらってきて頂戴 いいわね?」

一華「兵站ってことは厩舎にいるものですね すぐにもらってきます」

一華はすぐに厩舎へと走っていった

 

一華「あ・・・兵站を担っている人どんな人なのか聞くの忘れちゃった・・・う〜ん・・・あ あの人に聞いてみよっと」

そういって一華は目の前にいた小柄の女の子に駆け寄っていった

一華「あの 兵站を任されている子ってどの子か教えてもらってもいいかな? 華琳様から取りに来るように言われたんだけれど」

??「兵站を任せてもらっているのは私です 帳簿はこちらになります」

そういってその女の子は帳簿を一華へと渡し、すぐに一華は帳簿をみてから

一華「ごめんなさい 僕と一緒に来てもらってもいいですか?」

??「あ はい 分かりました」

一華「ありがとうございます じゃ急ぎましょうか 華琳様も待っていますから」

そういって一華は女の子の手を取って走って華琳のもとへと戻っていった

 

華琳「あら一華早かったわね・・・あら?後ろの子は誰かしら?」

一華「華琳様 この子すごい子ですよ 理由はこの帳簿を見てほしいです」

華琳「?えぇ 分かったわ・・・・・・ 一華 なんでこの帳簿が理由でこの子がすごいこって分かるのかしら?」

春蘭「どうかしましたか? 華琳様」

華琳「一華の後ろの子 兵站の責任者なんだけれど私が指示しておいた兵站の半分しか集めてないのよ」

春蘭「なんだとぉ!? おい貴様 それはいったいどうゆうことなんだ!」

??「曹操様 私の策を聞いてもらってもよろしいでしょうか? 理由はそれを言ったあと説明しますので」

華琳「ええ いいわ」

??「まず曹操様の軍は精強です そのため賊の討伐にはさほど時間はかからないのです」

華琳「・・・・・・続けて?」

??「はい ですので兵站が多ければ多いほど兵の足は遅くなってしまうので逆に兵站の無駄が生じてしまうのです」

華琳「だからあえて兵站を少なくし即座に賊を討伐した方がいいと?」

??「後一つがほかの領主たちに対して曹操軍は精強だと知らしめることができるのです よって兵站をこれだけしか用意しなかったのです」

華琳「なるほどね・・・ あなた名前は?」

徐庶「私の名は徐庶 字を元直 真名を椿といいます」

華琳「そう 徐庶ね あなた私を試したわね? 一華も分かっててこの子を連れてきたわね?」

一華「ごめんなさい 華琳様 でも僕この子の才能がこれだけじゃないと思ったんです だから・・・」

華琳「・・・・・・まぁいいわ 徐庶 今回あなたの策で賊の討伐を行います ですが想定以上の負傷や兵糧不足になったときには・・・」

続きを言おうとした瞬間華琳がどこからともなく自分の武器である絶を取り出し

華琳「その首ないものと思いなさい いいわね?」

と言いながら徐庶の首元に突き付けた

徐庶「はい 分かりました」

華琳「それから私の真名華琳をあなたに預けるわ みなも預けなさい」

春蘭「春蘭だ」

秋蘭「秋蘭だ よろしくな 椿」

桂花「桂花よ よろしくね」

一華「あの 北郷一華です 北郷でも一華でもどっちでも呼んでください」

椿「分かりました では一華さんとお呼びしますね」

華琳「よし 総員準備が整ったわね すぐに賊の討伐に向かうわ」

秋蘭「総員!騎乗!騎乗!!」

秋蘭の号令とともに集まっていた兵2千ほどあまりは馬に騎乗し賊の襲撃があったという村へとむかった

 

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春蘭「そういえば一華 どうして椿を華琳様に引き合わせようと思ったんだ?」

一華「さっき言った通り椿ちゃんは優秀な人です 帳簿を見たときにわざと半分しか用意しなかったのだったらこの人はすごい人だと思ったんです だから華琳様に会わせてみたんです」

桂花「まぁ私も一華との仕事をして今の立場にいるわけだけど、私も同じ立場ならそういった大胆な策でも用意しないといけなかったでしょうね」

一華「桂花様は元から優秀ですよ 僕が居なくてもすぐに軍師になっていますよ」

桂花「まぁ一応褒め言葉としてもらっておくわ ありがとね 一華」

一華「いえいえ そんな 僕こそ最近では桂花様に手伝ってもらっていますし僕の方こそありがとうございます(ペコ」

一華は馬上とはいえ首だけのお辞儀をした そんな中に椿が入ってきた

椿「一華さん 今回は本当にありがとうございます あなたのおかげです」

一華「椿さんこそ今回の策楽しみにしてます それにさっき言っちゃったんですけど椿ちゃんは優秀ですし僕が言わなくてもすぐにお目にかかっていましたよ」

椿「そんなことないですよ ですが一華さんが居てくれたおかげで華琳様から真名を預けてもらったり、今回の同行を許してもらったんですから ほんとに一華さんには感謝しかないです」

一華「えへへ そんなに褒められたらなんか照れます でもそんなに僕のことをよく言ってくれてありがとうございます(ペコ」

華琳「はいはい 雑談はそこまでにしなさい そろそろ襲われた村につくはずよ 気を引き締めなさい」

全員「御意(はい!)」

華琳は皆にそういってすぐに前から斥候として送っていた兵士が戻ってきた

兵士「申し上げます 前方で戦っているものがおります!」

春蘭「なに? どうゆうことだ? まだ村は見えないはずだよな?」

兵士「いえ 数十人の賊が一人の者を囲んでおります!」

春蘭「なに!? それは助けないと!」

春蘭は兵士の報告を聞くとすぐさま馬を走らせて賊が襲っている場所へと向かった

華琳「ちょっと待ちなさい 春蘭! あぁもう 一華 あなたも一応向かって頂戴」

一華「分かりました すぐに行きますね いくよ 炎虎」

炎虎「ガウ」

一華は炎虎にそういうと炎虎は理解したのかすぐさま襲われている場所へと向かっていった

 

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賊「こいつ 本当にしぶとい! おい さっさとやって村へ向かうぞ」

??「はぁ・・・はぁ・・・ きりがないよ」

一人の女の子の足元には倒したと思われる賊が転がっていた だがその量は数十人という規模であった

??「はぁ・・・はぁ・・・あっ」

女の子は後ろに後ずさりをしたら転がっていた賊に転びそのまま倒れこんでしまった

賊「しめた! しねえええええええええ!」

賊は少女が転んだのをみてすぐさま獲物を片手に少女に斬りかかろうとしたが

春蘭「はああああああああああああああああ!」

賊「げふぅ」

賊「な、なんだ!?」「新手か!?」

斬りかかった賊の一人に春蘭の一撃がお見舞いされその賊は吹っ飛んでしまった

春蘭「貴様ら! 寄ってたかって一人の子供に対してこれとは! 全員たたききってやる!」

春蘭の気迫に怖気ずいた賊たちはそのままどこかへと走っていってしまった!

春蘭「おい!待て! くそ!腰抜けどもが!」

??「あ、あのありがとうございます 助けてくれて」

春蘭「あ あぁ そうだった 無事か? 怪我なんかはしてないか?」

??「あ はい 大丈夫です」

春蘭が女の子を気遣って聞いていると一華が炎虎に乗ってきた

一華「あらら もう終わっちゃったみたいだね あ 君の部隊は賊の足取りを追ってもらっていいかな 砦の場所さえわかれば十分だから」

隊長「はっ 続け!}

一華は小隊長に賊の追跡を命じると炎虎から降りた

春蘭「一華どうしてお前まで来たんだ? 賊程度私だけでも十分ではないか」

一華「春蘭様だけだと賊の追跡なんてしないでしょ? それに華琳様からも行くように言われたしね」

春蘭「う、そうだな お 華琳様の部隊だな」

??「・・・・・・・・・・・」

春蘭が華琳の部隊を見たときに女の子もそっちをみたが見た瞬間少しだけ怖い顔になったのを一華は感じていた

一華「・・・・・・」

 

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華琳「春蘭 一華ありがとね 一華は追跡を出してくれたみたいね」

一華「はい 砦の場所の確認だけをお願いしたのでそこまで時間もかからずに戻ってくると思います」

華琳「そう さてとその後ろの子がさっき戦ってた子ね?」

春蘭「はい」

??「お姉さんたちは官軍なの?」

華琳「えぇ そうだけれどどうかした?」

華琳がそう答えた瞬間女の子は持っていた鉄球で華琳に攻撃したが春蘭が咄嗟に間に入って攻撃を防いだ

春蘭「貴様 何をする!」

??「官軍なんて税金だけ取るだけとって後のことは何もしないんだ! だから僕が村を守るんだ!」

女の子は鉄球を手元に戻して再び攻撃をしようとしたが

一華「華琳様 そんな政治してたんですか? 僕書類見てますけどそんなことはないはずですよね?」

華琳「当然よ 民あってこその国 民に重税なんてするはずないでしょ」

秋蘭「それにな一華 ここの付近は我らが統治しているわけではないんだ 我らは陳留から1里ほど離れたところまでしか治めてないからな」

??「え 陳留ってことは隣の太守様・・・ ごめんなさい! 隣の太守様はすごい政をしているからいい場所になっているって聞いてます!」

華琳「そう・・・ところであなた名前は?」

??「きょ、許緒です」

華琳「そう 許緒ね・・・ 許緒ごめんなさい」

許緒「え?」

華琳は許緒に対して謝罪として頭を下げたのだった

桂花「か、華琳様!」

一華「桂花様 今は少しだけ抑えて?ね?」

一華は桂花が言おうとしてるところを一旦制した

華琳「確かに今の王朝は腐っているわ 上役の者たちは自分の私腹を肥やすためだけに民たちに重税を重ねるだけ これじゃこの国はただ滅ぶだけ

だけど私はこの国を統一し許緒のような村がなくすために動いているわ そのためにも許緒あなたの力を貸してはくれないかしら?」

許緒「・・・曹操様が国を治めたら僕たちみたいな村を助けてくれますか?」

華琳「えぇ 約束するわ」

許緒「分かりました 僕なんかでよければお願いします! 僕の真名は季衣っていいます」

華琳「そう 季衣 では私の真名華琳をあなたに預けます ほかの者も預けなさい」

春蘭「春蘭だ よろしくな 季衣」

秋蘭「秋蘭だ よろしくな 季衣」

桂花「桂花よ よろしくね」

一華「北郷一華です 北郷でも一華でもどっちでも呼んでください」

椿「椿です よろしくね 季衣」

季衣「は、はい! あ、あの春蘭様 先ほどはごめんなさい」

春蘭「何気にするな」

そうして全員が季衣と真名を交換し終わったとき前方から偵察に出していた兵が戻ってきた

兵士「申し上げます 先ほどの賊がいる砦を見つけました 砦を見て兵力は5千ほどだと思われます」

華琳「そう では元を駆逐しに行きましょうか 季衣は一旦春蘭の副官として働きなさい では行くわよ」

全員「御意(はい!」

そうして新たに仲間を一人加えた華琳たちは賊の砦へと向かっていった

 

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季衣の村から2半刻後華琳たちは賊の砦がある山まできていた

華琳「なるほどね こんなところに砦を作っていたなんて 見つからないわけね」

桂花「ですがこれで近辺を騒がせていた賊はあらかた片付いたでしょう」

華琳「そうね じゃ椿 賊の殲滅の策はあるわよね 聞かせてちょうだい」

椿「はい まず華琳様が500の兵を連れて砦の前にいてもらいます 秋蘭様には700の兵を率いて左の山に待機してもらい賊が出てきたら弓で賊を混乱させますそして春蘭様が右の山に800の兵を連れて賊が砦から出てきたらその側面に突撃を

そして最後に華琳様の兵で反転3方向から賊を包囲し殲滅します」

春蘭「ちょっと待て それだと華琳様を囮にして賊を殲滅するってことなのか?」

椿「はい 何か問題がありますか?」

春蘭「大ありだろう! 華琳様にそんな危険な役目を押し付けることができるか!」

一華「それじゃ椿さん 僕は華琳様の護衛についてもいいかな? 春蘭様も僕が付くんだから大丈夫でしょ?」

春蘭「む・・・う〜ん まぁ一華が付くなら問題はないか だが一華よ 華琳様に危険がせまったらちゃんと逃がすんだぞ」

一華「もちろんです でもそんなことにはならないと思いますけど」

華琳「じゃ椿が言った通り春蘭と秋蘭は兵を伏せて 桂花、椿、一華は私とともに砦の前に来なさい」

そうして華琳の号令とともに春蘭秋蘭は策のために左右の山に兵を伏し華琳たちは砦の前に進んでいった

華琳「そういえば一華は今回が初陣だけど大丈夫なのかしら」

一華「正直言って怖いです でも華琳様や桂花様、椿さんをまもるためなら僕だって頑張りますよ」

華琳「そう 期待しているわ」

そして春蘭秋蘭の準備が整ったと伝令がきたら華琳たちは

華琳「さてと・・・皆!ただいたずらに世を乱す賊どもを今度こそ殲滅するわよ! 銅鑼を鳴らせ!」

ジャーンジャーンジャーン

華琳の郷れとともに銅鑼が鳴らされてその音に呼応するかのように砦から賊がわらわらと出てきた

華琳「・・・椿これは・・・」

椿「・・・みたところ私たちの銅鑼を出陣の合図だと思ったのでしょう・・・」

華琳「自分の銅鑼と敵の銅鑼の区別もつかないなんて・・・想定通り引きながら敵を引き付けるわよ!」

一華「じゃ華琳様 僕が殿をつとめます 華琳様と椿さんは下がってください」

華琳「えぇ 任せたわよ 一華」

そうして一華は兵200をつれて殿の務めを果たしに行った

 

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一華「さてと残ってるもので一あてしながら引きたいと思います いいですね?」

隊長「あの一華様 そんなにかしこまらないでください 私たちは一華様の部下です もっと堂々としてもよろしいのでは」

一華「でも皆さん僕よりも年をとっていますし まぁこれは僕の癖だと思ってください」

隊長「分かりました ではそうさせていただきます」

一華「うん お願いね それじゃいきましょうか 炎虎もお願いね」

炎虎「ガウ」

一華は炎虎に乗り兵士全員も馬に乗って敵へと向かっていった

賊「頭!前方から官軍がきます およそ200ほどです」

頭「はっ 俺たち2000に対してたった200で何ができる! そのまま押しつぶして進むぞ!」

頭がそういうと賊たちは一華たちへと向かった

一華(さてとこれが僕の初陣だけどうまくいくかな・・・)「皆さん 矢を構えてください 射程圏内に入ったら即座に撃ってください その後皆さんだけでいいです 曹操様と合流をしてください 僕はここに残りたいと思います」

隊長「そんな無茶です! 賊の数は2000あまり いくらなんでも無茶すぎます!」

一華「大丈夫です 炎虎もいますし それに僕自身どこまで戦えるかを知っておきたいんです」

隊長「しかし・・・・・・分かりました では一華様のご命令通りに動きます ですが無茶だけはしないでください」

一華「ありがとうございます 炎虎もごめんね こんな無茶に巻き込んで」

炎虎「ガウ」

炎虎は気にするなと言わんばかりに鼻を鳴らした

一華「さて・・・そろそろ射程圏内かな みなさん矢を構え! はなてえええええええええええええ!」

一華の号令とともに兵士全員が矢を放った そして賊たちの50名ほどがそれで倒れた

隊長「では私たちはこれで下がります! 一華様 ご武運を!」

一華「ありがと 隊長さん さてと・・・炎虎ここからは降りて戦うよ 炎虎は僕のそばから離れないで 今回は僕の力を試してみたいんだ」

炎虎「ガウ」

炎虎は分かったというように鼻を鳴らした

 

賊「頭!前方に居た兵が一人残して退却していきます! 残った一人どうしますか」

頭「当然殺して先に進むぞ! てめぇら!やっちまえ!」

頭の号令で賊は一目散に一華たちへと向かっていった

 

一華「・・・・・・敵は賊 季衣ちゃんたちを苦しめるだけの存在・・・ だったら僕はみんなを守るためにも戦う!」

一華はそう言い放つと右手に持っていた村正を抜き賊へと突貫していった そして

 

賊「ぎゃあああああああああ 何なんだこのガキ! むちゃくちゃつえええぞ!」

一華「お前たち賊はただ世を乱すだけの存在 そんなやつら僕が倒す! ふっ」

一華の一振りで賊の5,6人が上半身と下半身とが分かれ命を散らしていった

頭「落ち着け! 敵は一人だ!囲ってなぶり殺しにしろ!」

賊たちは頭の指示通り一華を取り囲むように位置し一華に襲い掛かっていった

 

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椿「華琳様 後方から一華さんとともにいた兵が戻ってまいります」

椿が言うと華琳たちは歩を止めてその場に待機した そして合流すると

華琳「ご苦労 ところで賊の姿が見えないけれどどうかしたの?」

隊長「それが・・・北郷様が一人賊の足止めを・・・」

華琳「なっ 総員すぐに反転するわよ!(一華 無事でいて!)」

華琳は隊長の言葉を聞いた瞬間隊を反転させ一目散に一華のもとへ向かおうとしたが

椿「お待ちください!華琳様! 一華さんが後退を始めました! 我々はここで待機すべきです!」

華琳は椿の言葉を聞いて賊の集団に目を向けると炎虎に乗った一華がこちらに向かってきているのを視認した

華琳「分かったわ 総員ここで待機 秋蘭と春蘭の挟撃がなり次第即座に反転 賊を殲滅するわよ」

 

兵が華琳たちに合流する少し前一華は包囲になかで奮戦していた

一華「ふっ!しっ!」

一華は単身向かってくる敵を倒しながら様子見をしていた

一華「さてと・・・隊長さんたちはそろそろ華琳様に合流したころかな? 炎虎 僕たちも引き始めようか」

賊「しねえええええええええええええ!」

一華「そんなこと言われて死ぬ奴なんていないよ はっ!」

一華は人たちのもとに賊を切り伏せると炎虎に乗って退却をし始めた

頭「あのガキを逃がすな! あんなガキに偉そうにされたままでいられるか! 追え!おえええええええ!」

頭は一華を追い始めそれに追従する形で賊全員も一華を追い始めた

 

秋蘭「さてそろそろ賊がここを通過する 皆矢をつがえよ はなてえええええええええええ!」

秋蘭の号令で兵士たちは賊の中央部に矢が直撃し賊たちはそこで止まりだした

春蘭「秋蘭がやったな! 季衣 今回はお前の初陣でもあるんだ! 気合いを入れて行けよ! 皆突撃いいいいいいい!」

春蘭は馬に乗って賊の立ち往生しているところに突っ込みだした

 

華琳「春蘭と秋蘭がうまくやったみたいね 総員行くぞ! 愚かな賊ども一人たりとも許すな!」

 

一華「春蘭様と秋蘭様の挟撃がなったみたいだね 炎虎僕たちも反転して賊を倒すよ! 今回は炎虎も好きに暴れていいからね」

炎虎「ガウ」

一華も春蘭が突っ込んだのを見て反転そのまま賊へと突っ込んでいった

そこからは圧倒的だった 一番前を走っていた頭は一華に殺されてそのせいでか賊は混乱 三方向からの突撃を受けてそのまま瓦解していった

 

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華琳「一華! あなた作戦を聞いていたの!?」

華琳は全軍集合させると真っ先に言い放った言葉がそれだった

一華「ごめんなさい 華琳様 でも僕もみんなをこれからも守るためにもやらないといけなかったんです」

華琳「そうかもしれないけれどあなた自身が傷ついたらどうするの!」

一華はそう言われてただうつむきごめんなさいと言った

華琳「・・・はぁ でも今回は一華が賊の頭を討ったおかげで私たちは一人も死なずにすんだのは確かだから良しとしましょう ただし何かしらの罰を受けてもらうから覚悟しなさい」

一華はそう言われて顔をあげて笑顔ではいと答えたのだった

華琳「さて今日はここで陣を張って翌日帰るとしましょう」

華琳がそういうと兵士たちは陣の設置を始め翌朝陳留へと帰っていった

 

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はづきです 大変遅れて申し訳ございません

英雄譚を最近買ってすべてやってたら時間がかかってしまいました

 

さて今回一華君は初陣だったのですが所詮賊だったので一華君は実力の10分の1も出さずに終わってしまいました(策もあったしね)

次回は新しいキャラも追加されたことですし拠点をやりたいと思います

では次回まで今しばらくお待ちください

 

 

説明
投稿遅れてしまい申し訳ございません
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コメント
はこざき(仮)さん<コメントありがとうございます でも今回のはたかが賊ですしこれでもほんの一部ですからね(はづき)
一華君黄巾を単独で蹴散らすとか武が相当おありのようで…怒らすのはやめておこう…(震え)(はこざき(仮))
更新お疲れ様です!徐庶を改めて調べてみると正史・演義共に劉備→曹操に主君を変えているんですね(母親の顛末が異なりますが) 中々扱いの難しいキャラですが魅力ある将になりそうですね(はこざき(仮))
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