真†恋姫無双 天からの御遣い 6話目 |
第6話「一華の日常2:魏編」
拠点:華琳
賊の討伐から2日後一華は華琳に呼び出されていた
一華「あの華琳様 お呼びと聞いてきたのですが・・・どうかしましたか?」
華琳「はぁ・・・一華 賊討伐の後言ったわよね あなたには罰を与えるって」
一華「はい 言われましたが・・・」
華琳「そのために呼んだのよ さて一華 あなた身長が低いわよね」
一華「・・・はい」
そう 一華は男の子でなおかつ12歳なのに身長がまだ130cmもないのだった だから時々女の子に間違えられることも多々あったのだった
華琳「だから一華 今日1日私の侍女として働きなさい いいわね?」
一華「え・・・それが罰なのですか?」
華琳「そうよ 後侍女の仕事をする前にあなたにはこの服を着てもらうわ 丁度さっき頼んでおいたものが届いたのよ」
そう言って華琳が取り出したのは猫耳メイド服だった(もちろんしっぽもついてます)
一華「え、えっとその服を今日1日着て仕事をするんですか?」
華琳「何度も言わせないで そういってるでしょ ほら早く着替えなさい それとも私が脱がせてあげようかしら?」
一華「じゃ自分の部屋で着替えてきますのでその服もらってもいいですか?」
華琳「そんな時間があるのならすぐにでも仕事ができるでしょ ここで着替えるのよ」
一華「うぅ・・・ 分かりました ここで着替えますからください・・・」
華琳「結構 それじゃすぐに着替えなさい」
華琳が一華に服を渡すと一華はその場で下着姿になった・・・がそれは甘かった
一華「あの・・・華琳様 これ下着も女の子のものが入っているんですが・・・」
華琳「言ったでしょ? その服全て着なさいって ほら早くなさい」
一華「うぅ・・・ 華琳様意地悪です」
華琳「意地悪も何もあなたが命令を守らなかったのが悪いんでしょ? ほら早くなさい」
一華「うぅ・・・分かりました」
そうして一華は生まれた状態になってそのまま華琳に渡された服を着たのだった
そうして一華は猫耳メイド服を着終わり華琳の仕事の手伝いの準備を整えたのだった
華琳「さてとそれじゃ一華 今日わたしは仕事はないから服を買いに行きたいの それについてきなさい」
一華「えぇ!? 服を買うってことは街に行くんですか!? それに侍女ってそんな仕事までするんですか!?」
華琳「ら当然でしょ ほら早くおいで あ 後それから語尾ににゃーってつけて今日はしゃべりなさい いいわね?」
一華「うぅ・・・ 華琳様ってほんとSなんですから・・・「語尾には?」・・・・・・ほんとSなんですからにゃー・・・ うぅ・・・ もういっそ死にたい・・・」
華琳「ふふっ さぁおいで 一華にゃん♪」
華琳は猫耳メイドの一華を引き連れてそのまま街へと向かっていった
華琳「♪〜」
華琳はそれはもう満身の笑みで一華の前を歩いて行った 一華は下着でさえも女の子のものなのでスカートを手で押さえながらうつむきながら歩いていたとそんなところへ
春蘭「あ 華琳様〜」
春蘭が目の前から走ってきた 後ろには季衣と秋蘭も一緒にいた
華琳「あら 春蘭じゃない 今日は確か午後から訓練だったわね でもこんなところでどうかしたの?」
春蘭「季衣はこの街に来るのは初めてなので案内をしておりました・・・ところで華琳様 後ろの者は誰ですか?」
一華「(ギクッ!?)・・・・・・」
華琳「あら 気になるのかしら? しょうがないわね ほら挨拶なさい」
一華「・・・・・・・北郷一華ですにゃん」
そう言って一華は顔を赤面をしながら手に付けた猫の手で猫のポーズを取りながら挨拶をした
春蘭「・・・・・・・・・い、一華?なのか?」
一華「・・・そうですにゃん 何か変な所でもあったかにゃん?」
春蘭「・・・・・・いや 何でもない 気にしないでくれ(ツー」
春蘭は一華の恥ずらいながらのしぐさに無意識のうちに鼻血を出していた
華琳「春蘭 あなた鼻血出してるわよ 大丈夫?」
春蘭「だ、大丈夫です!・・・・・・あの華琳様 今度一華を貸してもらえることはできるでしょうか? できればその状態でがうれしいのですが」
華琳「あら 一華にゃん 春蘭がこう言っているけどどうするの? 断ってもいいけれど・・・」
一華はさっきとは比べ物にならないほど顔を赤面にして「き、機会があればいいですにゃん」と答えた
華琳「だそうよ 春蘭も機会が来たら一華にゃんをたっぷり可愛がってあげなさい」
そうして春蘭が華琳たちと話していたら春蘭と一緒にいた秋蘭と季衣が歩いてきていた
秋蘭「姉者 華琳様を見た瞬間走っていくのはどうなんだ 今回は季衣を案内するってことだったろうに・・・ 華琳様もお疲れ様です」
華琳「えぇ それにしてもそろそろ昼時ね みんなで昼でも一緒に取りましょうか」
秋蘭「そうですね 華琳様 最近できたばかりの店なのですが良いところがございます そこでどうでしょうか? 私がご案内しますが」
華琳「お願いするわ」
秋蘭「御意に」
そうして秋蘭に案内されるがまま華琳たちは店へと向かっていった
華琳たちは店に入ると店長に案内されて席に着いたのだが
秋蘭「そういえば華琳様 先ほどから後ろにいるものは誰なのですか?」
華琳「あら 春蘭と同じように気になるのね ほら挨拶しなさい」
一華「・・・北郷一華にゃん♪」
先ほどの自己紹介で吹っ切れたのか一華は満面の笑みで挨拶をした
一華(もう何も失うものなんてない・・・)
秋蘭「・・・一華・・・なのか? 本当に」
一華「そうだにゃん ・・・秋蘭様 どうかしましたか?」
季衣「一華お兄ちゃんかわいー!!」
秋蘭「驚いたな 華琳様 これはどういった経緯でこんなことになっているのですか?」
華琳「ほら賊の討伐の時に罰を与えるって言ったじゃない? その罰としてこの格好をさせて私の侍女として働いてもらっているのよ」
秋蘭「なるほど それにしても一華 お前可愛くなったな」
一華「あ、ありがとうにゃん うれしいにゃん」
照れながら一華が言うと呆然としていた秋蘭と季衣も鼻血を出していた
華琳「さてと私たちもそろそろ注文を頼んで食べましょうか みんな注文なさい」
華琳がそういうと我に返った秋蘭と季衣も我に返り注文していった
食後華琳と一華は春蘭たちと別れて元の目的の服屋などを巡り夕方ごろに城へと戻っていった
華琳「さて一華 今日はありがとね あ、あと今日の夜になったら私の部屋まで来なさい いいわね?」
一華「あのその時に着る服はどうすれば・・・」
華琳「今日一日って言ったでしょ? もちろん今の格好よ」
一華「うぅ・・・ 分かりました 夜に華琳様の部屋にお邪魔します」
そういって一華は夜になるまで自室で過ごそうと思いそのまま部屋に戻ろうとしたのだが通路を曲がろうとしたら桂花と椿に出くわした
桂花「ん? 待ちなさい あなた誰? この城には貴様みたいなものはいないはずだが・・・ 名を名乗りなさい!」
一華「・・・桂花様!?」
桂花「・・・え? あなた一華なの!? どうしたのそんな格好して」
一華「聞かないでください・・・ 軍律を守らないことを今日一日すごく反省してるので・・・」
桂花「軍律? あぁ 賊討伐の時の罰としてだったのね それにしても一華可愛くなったわね」
一華「あ、ありがとうございます」
一華はやっぱし照れながら返答したが呆気に取られていた椿と照れる姿の桂花はやっぱり鼻血を出していた
一華「あ、あの桂花様 椿さん 僕一旦部屋に戻るので・・・ではこれで」
そういうと一華は足早にその場をさって自室へと戻っていった
桂花「あ・・・それにしてもすごかったわね一華・・・ 椿大丈夫?」
椿「え、あ、はい 大丈夫です 桂花様 私このまま部屋に戻ろうと思うんですがいいですか?」
桂花「そうね 私もこのまま戻ろうと思うわ・・・」
そうして二人は一華の姿に呆気に取られてそのまま自室へと戻っていった
その夜一華は華琳に言われたとおりに華琳の部屋に来たのだが
一華「華琳様ー来ましたー・・・居ないのかな?(ガチャ 華琳様ー」
一華が入ると華琳の部屋は真っ暗だった するといきなり誰かから後ろから襲われた
華琳「さてとみんなにも楽しめたし今度は私ね 一華♪」
そういって華琳は一華の服を一枚づつ脱がしていきそのままベッドINしていった
翌朝一華はげっそりした状態で 華琳は肌がつやつやの状態で部屋を出たのを侍女が見たのだった
拠点:春蘭,秋蘭
華琳の罰として猫耳メイドになってから2日後、一華は一人街を歩いていた。
一華「はぁ・・・ おとといは散々な目にあった・・・ まさかあんな恰好をして街に出されたんだから でも今日は普通の服だしちゃんと仕事しないと」
一華は独り言を言いながら街の通りを見ながら歩いていたら正面で誰かが騒いでいるのを見つけ一華もすぐにその現場へと向かっていった
近くまで来ると賊の一人が女の人を人質にして逃げようとしているところだった
賊「近寄んじゃねぇ! 近寄ったらこいつを殺すぞ! 早く馬を用意しやがれ!」
兵士たちも賊を抑えようとはしているが女の人を人質に取られて手が出せない状況であった
一華「はぁ・・・こんな街中で人質をとってそれで逃げるために馬を用意しろとか・・・」
一華は人ごみを掻い潜り賊の前に立った
賊「あ? お前何なんだ? まさかお前が人質の代わりをするとでもいうつもりか? あいにくそんな「そんなこと言いませんよ」あ?」
一華「こんな街中に人質とって逃げようとするやつの言葉なんて誰も聞かないってこと それよりもあなたが置かれてる立場っていうものを理解してはどうですか?」
そういうと一華は一瞬のうちに賊の間合いに入り賊の持っている剣を奪い取って人質になっていた女の人を解放したのだった
一華「さてこれで立場は分かりましたか?」
賊「や、やめてくれ 死にたくねぇよ」
一華「殺しませんよ 兵士さん この人を連行してくださいね」
兵士「はっ 北郷将軍 お手を煩わせすいません」
一華「気にしないでください 僕はただ困っている人を助けただけなので」
兵士「すいません ではこの男を連れていきますね おい! 引き立てろ!」
兵士の一人がいうとほかの兵士が男の両腕をもってそのまま詰所へと戻っていった そして
「うおおおおおおおおおおおおおお」「すげぇ あのひと! めちゃくちゃかっこいいぞ!」
と様々な声が聞こえてきたのだった
一華「お、おぉ これは・・・」
女の人「あ、あの助けてくださってありがとうございます!」
一華「いえいえ 僕も当然のことをしたまでなので」
そういって一華に対しての歓声が言われていたら後ろから一華に声がかけられた
??「さすが一華だな なぁ秋蘭」
一華「あれ 春蘭様 秋蘭様 どうかしたのですか?」
秋蘭「今日は私たちが警邏だったんだがな それにしても一華感謝するぞ 私たちが遅れたばかりにこんなことをさせてしまって」
一華「いえ 僕もこの陳留を守る一人ですから 当然のことですよ」
秋蘭「ふふ そうか それにしても今日は猫耳はつけてないんだな」
一華「そ、その話はしないでください!///」
秋蘭「ふふ そうだ そろそろ昼頃になるし共に昼でもどうだ? 今回のお礼もしたいしな 姉者もいいだろ?」
春蘭「お、おう そうだな 一華来るよな?」
春蘭は有無は言わさんぞという感じで言ってきた
一華「そうですね ではご馳走になります」
そうして一華は春蘭秋蘭とともにおとといいった店に行ってともに昼を食べたのだった
拠点:季衣
一華「・・・・・・ふっ しっ うん こんなもんかな」
一華は庭園で一人鍛錬に励んでいた そんなところに丁度良く季衣が来たのだった
季衣「あ 兄ちゃん 鍛錬してたんだ」
一華「季衣ちゃんか そうだね こうでもしないとみんなを守れないからね」
季衣「でも兄ちゃん 一人であんだけの賊を倒したんだから強いんじゃないの?」
一華「そう言ってくれるのはうれしいな けどあれはただの賊じゃない? 正規軍と戦うことになったら今のままじゃいけないと思うんだ」
季衣「そっか ね 兄ちゃん 僕と模擬戦してくれないかな?」
一華「ん? いいけど僕模擬刀ないけど大丈夫?」
季衣「大丈夫だよ!ほら早く早く」
季衣は一華の腕を引っ張ってそのまま訓練場まで行ったのだった
季衣「よし! じゃ兄ちゃん準備いい?」
一華「うん 大丈夫だよ じゃやろっか」
そうして一華と季衣は模擬戦を始めたのだが一華は季衣の鉄球の破壊力に序盤は圧倒され回避に専念するが徐々に季衣の体力がなくなってきたと分かりだしたのか一斉に攻勢に出てそのまま勝ったのだった
季衣「はぁ・・・はぁ・・・ 兄ちゃん早すぎるよ」
一華「こうでもしないと季衣ちゃんの攻撃は避けれないからね それに当たったら正直言ってやばいしさ」
季衣「くっそー あ 兄ちゃん 今度僕と一緒に鍛錬しようよ」
一華「そうだね 一緒にした方がいいね じゃ今度やろっか」
季衣「うん!」
季衣は一華の承諾の一言に笑顔で返事したのだったのだ
拠点:桂花、椿
一華「桂花様 椿さん 何か用と聞いてきたのですが何でしょうか?」
一華は桂花と椿に呼ばれ政務をしている彼女たちの部屋へとやってきた
桂花「来たわね 一華 悪いんだけれど私たちの仕事を手伝ってもらえないかしら?」
一華「分かりました じゃぁどんな仕事なのか見せてもらってもいいですか?」
桂花「これよ」
そういって桂花が渡した書類は最近現れだした黄色い布を頭に巻いた賊についてのことだった
桂花「最近この賊が巷を騒がせているのは知ってるわね? なんでも一華はその一人を捕らえたとも聞いてたからね」
一華「あ はい あの街中で暴れていた人ですね? でもどうして僕が選ばれたんですか?」
椿「一華さんは自分の部隊を分けてその調査などを行っていると聞いたので その調査結果を聞きながらどう対処するかを練ろうと思いまして」
そう 一華は部隊の性能を何個かに分け数隊を野戦部隊の中で騎馬隊 大盾隊 長槍隊 数部隊を建築隊や諜報部隊として機能させ、諜報部隊には周囲の勢力や賊などの調査をさせていたのだった
一華「確かに調査はできておりますが報告書を見たところあれは辺境の地から出てはまた別のところからきているということしかわかりませんよ?」
桂花「充分よ それを元にどのように賊の鎮静化に当たるかを考えるから」
一華「分かりました じゃ言わせてもらいます」
そういって一華は諜報部隊の報告を事細かに説明しそれをもとに桂花と椿も策を練っていった
はづきです 投稿が遅れてしまい申し訳ありません
学校が始まってから執筆にかける時間がガガガが
まぁ言い訳ですね とそんなこんなで魏での日常を書かせていただきました それから皆さんが気になってるかもしれませんが椿についてのスペックを書いておこうかと思います
徐庶 元直 真名 椿
武力:32
知力:87
政治:92
魅力:80
趣味:読書(最近では八百一を読んだり読まなかったり?)
こんなところですね
では次回作をお楽しみしてお待ちください
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