真†恋姫無双 天からの御遣い 11話目 |
第11話「洛陽」
一華と恋たちが洞窟から歩いて1刻後洛陽の街が見えてきた
一華「あれが洛陽の街かぁ すごく大きいね 前に見たときとは全然違うね」
恋「ん 月いい人 街の人たちいつも笑顔」
一華「そっか・・・ じゃ恋さん いこっか 炎虎は僕のそばを離れないで 住民の人がおびえてしまうと思うから」
炎虎「ガウ」
炎虎は一華にいわれ一華の横にたってそのまま洛陽へと向かっていった
門番「おぉ 呂布将軍 お疲れ様です おやそのものは?」
恋「友達 洛陽に来たいって言ったから連れてきた」
門番「そ、そうなのですか・・・って虎じゃないですか!?」
門番の兵が炎虎に気づくとすぐさま武器を構えた
一華「あ、少し待ってください この子は決して人を襲いません 大丈夫です」
門番「し、しかし・・・」
恋「大丈夫 もし暴れたら恋が抑える」
門番「・・・分かりました ではお通りください」
そうして一華と炎虎は恋に連れられそのまま洛陽の街へと入っていったがやはり案の定街に虎がいることに驚き少しパニックになってたがすぐ近くを通っても虎が襲い掛かってこないことがわかるとその騒動はすぐさま治まっていった
一華「やっぱし街中に虎がいると危ないけど恋さんがいてくれるとすぐに収まったね」
恋「そんなことない・・・炎虎の気持ちが伝わったんだと思う」
一華「そっか 炎虎もおとなしくしてくれてありがとね」
炎虎「ガウ」
炎虎は当然だというように鳴き、そのまま一華のそばを離れずに宮殿まで歩いて行った
??「恋はまだ帰ってこないの? 昨日いきなり出かけたっきりだけど」
??「恋はそうゆうとこあるからなぁ まぁ今日には帰って来るやろ」
??「そうはいっても霞 恋よ?」
霞「そういうなや 詠 恋は何も考えずに出かけたりせんやろ あ ほら噂をすればきたで」
そういって霞とよばれた女性と詠とよばれた女の子が恋の帰ってくるのを見た
恋「詠居た」
一華(詠さん? どちらの人だろ・・・)
恋が人を見てその人の真名を言ったんだと思ったが2人いたのでどっちが詠さんって人だろって思った一華だったが恋が歩いて行ったのを見てついていった
詠「恋 どこにいってたの!」
恋「セキトの散歩いってた」
詠「そんなこと・・・」
霞「まぁええやないか で恋その横におるやつ誰や」
恋「霞・・・ 一華 ここに入れる」
詠「え、ええええええええええええええええええええ」
恋の突拍子のないことを聞いて昨日の夜に一華が言ったくらいの大声で叫んだのだった」
そういって恋に連れてきてもらった一華はその場に正座し 正面には詠 左右には恋と霞が控える形になった
詠「なるほどね 洛陽へと向かっている途中で迷子になっちゃってそこで恋にあってそのまま案内をお願いしたと」
一華「はい ところで自己紹介をしてなかったですね 僕は北郷一華です 真名はないので北郷でも一華でもどっちでも呼んでください」
詠「そう じゃ北郷 あなた以前まで曹操軍にいたはずよね? どうしてこんなところにいるのかしら?」
一華(そこまで調べられていただなんて・・・ この人があの人かな?)
一華が詠が自分が元曹操軍ってことを言った時、霞は自分の武器黄龍偃月刀を構え、恋は一華を見ているだけだった
詠「何とか言えないの? 言えないんならこの場であなたを処断してもいいのよ?」
一華「分かりました 事情を説明します おそらく突拍子もないことなのでそれでも聞いていただけますか?」
詠「ええ もちろんよ」
そうして一華は自分が天の御遣いであって、自分の時代の歴史について話し出した
詠「なるほどね あなたが天の御遣いってのは分かったわ それでこれからその反董卓連合がおこるって理由はどうかしら?」
一華「いえ、僕の歴史では董卓さんが暴政していたせいで起こったのですが、今は人々は笑顔であふれていたのでもしかしたら起きないかもしれないです」
詠「それじゃあなたの歴史通りにならないじゃない」
一華「ですが董卓さんのことに嫉妬して兵をあげる人もいるでしょう その人がもし攻めるとしたらほぼ連合を組むことになると思います」
詠「・・・その理由は?」
一華「自分たちに大義を示して、董卓さんが帝を軟禁しているとか言えばこの大陸全体が董卓軍は敵だ!となると思うんです そうなったら大陸中が董卓を討つぞとなると思うんです」
詠「なるほどね 理に適っているわ であなたはどうしてここにいるのかしら?」
一華「僕が天の御遣いってのはさっき言ったのですが僕はまだ自分の役目などをまだ見つけていないのです ですが調べていてなんも言われもない董卓さんを見殺しにはできないんです」
詠「・・・・・・」
一華「それに洛陽の街を歩いているときに恋さんと一緒に店などを巡っているときに董卓さんのことをきいたんですが「あの人ほど俺たちに優しい人は見たことがない」と聞いたのです」
詠「当然でしょ! 月が暴政なんてするわけないじゃない!」
一華「はい それでなお一層董卓さんを乱世の犠牲にしたくないんです」
詠「分かったわ それであなたは何ができるのかしら?」
一華「正直言って武官でも文官でもできます 武の方だとみてもらった方がいいと思います」
詠「分かったわ・・・ 霞・・・何目を輝かしているの」
霞「え?ばれた? 腕試しならうちがしたいなぁって・・・」
詠「そうね 北郷 霞とやってもらうけどいいかしら?」
一華「あのできれば名前を教えてもらってもよろしいですか?」
詠「そういえば言ってなかったわね 僕は賈駆よ」
霞「うちは張遼や」
一華「賈駆さんと張遼さんですね じゃ張遼さん よろしくお願いします」
霞「おうええで」
そういって一華は地面に置いていた黒燕と桜花を手に取って対する霞も黄龍偃月刀を構えた
霞「へぇ あんた二刀流か」
一華「えぇ 一応はできますがまだこの武器は使ったことがないんです なので練習に付き合ってもらえますか?」
霞「ええ度胸やな うちを練習相手とはね」
一華の大胆不敵な言葉に霞は少し切れていた
詠「では、はじめ!」
詠の合図とともに霞が偃月刀を横薙ぎに出したが一華は後ろに下がってそれを回避した
霞「へぇ あんたなかなか早いな うち少し本気でやったんやけど」
一華「僕も驚きました ここまで早いとは・・・ですが今の攻撃以上の速度じゃないとあたりませんよ」
霞「上等や! はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
一華の挑発に乗って霞はさっきの一撃以上の速度で一華をおそった。横薙ぎ、縦切り、様々な角度からの攻撃だったが一華は楽しそうに避けていった
詠「何なのこれ・・・霞は本気だと思うのに・・・」
恋「霞本気、でも一華もっと早い」
詠「恋にそこまで言わせるなんて・・・」
霞「はぁ・・・はぁ・・・あんたほんとに早いなぁ うちの攻撃全部かわし切ったんはあんたが初めてやわ」
一華「そうですか まだやりますか?」
霞「あー いや これ以上やってもあんたには当たらんやろ」
一華「そうですか じゃ張遼さん 少しそこで立っててもらってもいいですか? 僕の最高速の攻撃でやりますので もちろん当てないので」
霞「分かったわ ・・・じゃええで」
一華「では・・・」
そう言って一華は自然体のまま桜花、黒燕に気を溜めはじめ、一華の小さな一言とともに地面に向かって振り切ったら、
霞「え・・・?」
霞の足元がすべて焼け焦げそれは庭園の木のところまで続いていた
一華「ふぅ 絶技「神焔」やっとできた・・・あれ 張遼さん どうしたんです?」
霞「あ、はは、あはははははは お前おもろいやっちゃな 詠見た通りや こいつは相当強いで」
詠「そうみたいね」
恋「一華強い 恋負けると思う」
一華「えへへ 恋さんありがとうございます」
詠「恋にここまで言わせるなんて 北郷わたしたちのところに来てくれるかしら?」
一華「もちろんです ですが条件があります 僕を客将としておいてもらうことが」
詠「なるほどね 曹操軍でもそうしていたのね 分かったわ」
そうして一華が正宗を鞘に納めると一華の後ろから一人の女の子が歩いてきた
??「詠ちゃんどうしたの? あれこの人は?」
詠「月来たのね こいつ今日から董卓軍に入れようと思うんだけれど」
月「えぇぇ!? そうゆうとこは私を入れてから話し合ってよ」
詠「ご、ごめん」
月「名乗り遅れましたね 私は董卓です真名は月です」
一華「あ、初めまして 北郷一華です 真名がないので北郷でも一華でもどちらでも呼んでください」
月「分かりました そういえばこの地面は誰がやったんですか?」
一華「あ ごめんなさい それ僕です 後で直しておきますね」
月「あ、ありがとうございます」
詠「それじゃ北郷 お願いね 月いこ」
月「うん」
そういって詠はそのまま月をつれて宮殿へと戻っていった
霞「いや〜 負けたわ 一華 あんたになら預けてもええわ 霞や」
一華「分かりました 霞さん これから期間はわかんないですがよろしくお願いします」
霞「ええで よろしくしたるわ」
恋「一華 今度恋とやる」
一華「分かりました その時は楽しみにしていますね」
こうして一華は董卓軍に入ってこれからの戦争向けて歩みだしたのだった
はづきです
最近、暑い日や涼しい日が続きますが体調管理にはきおつけてくださいね
さて、ようやく董卓軍にはいったわけですがこの次のは少々待とうと思います
拠点書こうと思うんですが新武将をどうするか決めないとなので(要10話の最後)
ではでは更新は早めにするのでアデュー
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一華君がすんなり董卓軍になじめそうで良かった。連合組まれる前に華雄さんの猪どうにかしなきゃ(汗)(はこざき(仮)) | ||
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