AT-AT
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説明
バンダイ製1/144AT-AT、モデルグラフィックス5月号の作例として製作したものです。どろぼうひげ氏、ROKUGEN氏と異なる機体を作り分け、私はキットをストレートに組んで再現できる装甲板強化モデルとして製作。デザイナーであるジョー・ジョンストンによる繊細な汚しが特徴です。
まず頭部の電飾ですがパイロット後方に3mmの赤LEDを2個内蔵し光量を確保、ボタン電池CR2032を胴体に内蔵し首にリード線を通しました。電池は胴体側面のハッチから出し入れできます。
足首はディスプレイ時の安定を考えて中に大きめのネオジム磁石を仕込みました。足首の弓状のパーツの両端にある三角形のパーツはSdkfz222のホイールカバーなので接着跡を消した後、ピンバイスで三角形の頂点3箇所に穴を開けます。顎の砲身はドイツ戦車ですのでマズルブレーキ部を開口。目の砲身はスチロール樹脂製のものを使用し0.3mmピンバイスで砲口を開けます。
塗装ですが装甲板強化モデルは茶系とグレー系によるキレイめの汚しが特徴です。パネルごとの微妙な色の違いをマスキングして丁寧に塗り分けてあげるとらしさが出ます。バーチャロンカラーのマーズライトグレーをベースに、胴体前後の小さめのパネルは明るめに、胴体中央部の4枚パネルは前から3枚目は暗めに塗ります。胴体上部は明るめ、脚部は暗めにカラーモデュレーションをかけると立体感が強調できます。その後グレーでスミイレしました。プロップはスミイレされていませんがこの位のサイズの模型の場合はスミイレした方が立体感が出てよいと思います。その後Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンで脚部を中心に汚し、ポイントに少量ラストオレンジを使います。チッピング後、特徴的な上下方向の雨だれをグレーのパステルをアクリル溶剤で溶いたもので書き込み、半分乾いたところで綿棒で下方向に向けて延ばしました。
この倍のサイズの1/72も期待したいところですね
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コメント
>ork様 ありがとうございます!静岡では僕の身代わりを務めてくれたというw やっぱローアングルサイコーですね!!雪上の3メカが同スケールで揃ったのでいろいろやりたいあいてむcですよね?(限定)
ホビーショーでも拝見しましたが、やっぱりこの見上げるようなアングルが最高ですね。限定さんの解説も丁寧でついつい自分も再現したくなりますね。メカコレAT-STと並べたい!(ork)
>ちょうぎ様 ありがとうございまっす!案外塗装面積が広い(脚の内側とか胴体下面とか)ので汚しもなかなか楽しめます?今だとスピーダーやAT-STとの組み合わせも楽しめますしね!!屋外撮影も似合いますし、ぜひぜひ!!(限定)
お見事な再現度!基本塗装の時から最終的なイメージを出来ているのがよくわかります。怪しいおじさんの野外撮影も空気感がExcellent!数少ないウェザリングできる帝国軍メカなので私も楽しんで作りたいなぁ(そのうちw)(ちょうぎ)
>いそじマ様 ありがとうございます!その節はどーもでしたw SW旧3部作ものは”実物”たるプロップが存在するので、塗装もプロップに近づけるというある種スケールモデルなんですよねぇ。だから元の塗装をしたジョー・ジョンストンが凄くて私は真似をしただけというw ただ彼の汚しはあまりに綺麗すぎて撮影するとちょっと物足りない・・劇中でもこの機体は地味だったり、私の作例も誌面ではまんまと地味になるとw 単品の模型としての見栄えはもう少し汚した方がいいよなぁという反省もあります。(限定)
電飾に目を奪われがちだけど限定さんの丁寧な塗装には毎度唸ってしまいます。こちらは幸い間近で拝見できる機会があったので手間を惜しまないそのお仕事っぷりを再確認してしまいました。アンタすげーよ!みなさんも是非写真をワンクリックで拡大してご覧くださいまし!(^_^)(いそじマ)
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