世界の破壊者2
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                                世界の破壊者2

                             第一話 ディケイドと王!!

 

今私の眼の前では、オルフェノクと呼ばれた怪物と見た事も無い姿に変身した男が戦いを始めた、どちらも傍から見れば恐れの対象かもしれないが、私にはあの男の人が悪い人には見えなかった。

デュデュデュ   男はカードを取り出した

シャキーン   そのカードをベルトに入れた   ベルト「アッタクナイド」

シューシューシュー   ベルトの両脇を押した   ベルト「スラッシュ!!」

ディケイド「行くぜ!!フン!ヤ!ハッ!」

オルフェノク「ウッ、グッ、ガッ、」

ディケイド「おりゃ!!」

ディケイドの突きがヒットしたオルフェノクは態勢を崩した。

ディケイド「これで終わりだ!!」

ベルト「ハァイナル・アタックナイド」

ベルト「ディ、ディ、ディ、ディケイド!!」

オルフェノクはディケイドの必殺技を食らい木っ端微塵に吹き飛んだ。

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士「ふ〜、おいお前ら大丈夫か?」

桃香「だ、だ、だ 大丈夫です!!」

愛紗「私たちを助けてくれた事には感謝するが、桃香様に対してお前とは何事だ!!」

桃香「良いのよ、愛紗ちゃん、この人は私達を助けてくれた方なんだから」

愛紗「しかし、桃香様」

桃香「本当に良いから、そして私と私の大切な仲間を助けてくれて本当にありがとうございました、私の性は劉、名を備、そして真名を桃香と言います」

愛紗「そんな桃香様!!なぜこんな奴に真名を授けるのですか!?」

桃香「私達の命を助けてくれたから、真名を授けるのは当たり前だよ」

愛紗「しかし、うん?どうした貴様?」

劉備だと!?劉備といえば三国志に出てくる武将じゃないか!!しかし劉備は男だったはずだ、でも彼女は嘘を言っていなさそうだし、ということは、今回は三国志の世界それも劉備が女の子の世界か!!

士「うん、何でもない、だいたいわかった」

桃香「ほら、愛紗ちゃんも挨拶しないと」

愛紗「うっ、私は性を関、名は羽と申す、真名は授けたくない!!」

桃香「もう、愛紗ちゃんは〜」

士「俺の名は門矢士(かどや つかさ)、ところで真名とは何だ?」

そうして関羽に真名について教えられ、そして俺は先ほどの化け物の事やライダーの事について話した。最初は疑っていたが、実際目の前で見てしまったので納得せざる得なかったようだ。

愛紗「そうか士殿は、北郷殿と同じで天の国から来た天の御使いだったのですね」

士「北郷?天の御使い?何だそれ?」

愛紗「北郷殿は先の戦いで天の国〔別の世界〕から魏に降り立ったお方で、その知識で魏を勝利に導いた方です。当時は敵同士で我々とは余り良い関係では無かったのだが、しかし北郷殿は終戦後の民の事を一番考えていた方で、三国平定や新しい技術や政策の基礎となったお方です、そして何より北郷殿は魏の民からの信頼が厚く、とても素晴らしい人格者だと聞いています、残念ながらもうお会いする事は出来ないが」

桃香「そうそう、華琳さんに負けた私達や雪蓮さん達の命があるのもご主人様のお陰だもんね」  (桃香は北郷の事を「ご主人様」と呼んでいます)

士「だいたいわかった」

ある程度この世界の事について理解したとき士を呼ぶ声が聞こえてきた。

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???「士君〜、士君どこ〜」

???「士、士どこに居るんだ〜、」

士「うん、この声は!!」

???「あ!!士君!!」

???「やっと見つけた!!士心配したんだぞ、突然どこかに行っちゃうし」

士「何言ってんだ?お前らがいきなり消えたんだろ!!」

???「ハ〜!?士の方こそ何言ってんだよ、いきなり走り出してこの森の中に入っていったのは士の方だぞ!!」

???「そうですよ、士君、私たちすごく心配したんですからね」

士「う、悪かった」

???「わかれば良いんです、ところで後ろに居る人は誰ですか?」

士「あ〜、こちらは劉備さんと関羽さんで、どうやら今回は三国志それも名立たる武将が女の子の世界に来たらしい」

桃香「よろしく〜!!」

愛紗「よろしくお願いいたします」

士「そしてこっちが俺と世界を旅しているユウスケと夏海カン(ナツミカン)だ」

ユウスケ「小野寺ユウスケです、ヨロシク!!」

夏海「光夏海です、よろしくお願いします」

桃香「ここで話すのも危ないし、私たちのお城でお茶でもどうですか?」

ユウスケ「危ない?」

士「さっきここで彼女たちがオルフェノクに襲われたんだ」

夏海「オルフェノクってあの555の世界に居たのですよね」

ユウスケ「この世界にもライダーの敵が居るのか?」

士「たぶんな、どうやら俺がこの世界でもするべき事が有るらしい」

夏海「士君がこの世界でするべき事ですか?」

士「ああ、まだ何をするべきなのかは、分らないがな」

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とりあえず俺達は桃香のお城に行き自分達のこれまでの旅の事や、桃香達の話を詳しく聞いた。そのついでに蜀の武将達と真名を交換する事が出来た。最初は嫌がっている人もいたが、俺達の話や人柄が気に入ったのか最後の方では快く真名を授けてくれた。

朱里「士さん達はこれからの宿はどうするのですか?」

夏海「私達はこの世界に来る時、一緒に私の家も来たから宿は大丈夫です」

雛里「家ですか?」

ユウスケ「そうそう、夏海ちゃんの家は写真屋で、たしか今はこの町の端の方にあったかな、でも写真はここの人は知らないか?」

桃香「写真なら北郷さんが作らせたのがあるから知っているよ」

士「なるほど、それで所々にこの世界では無いはずのものがあるんだな、でもその辺の事はまた今度にするか、どうやらまた戦わないといけないようだからな」

愛紗「戦わないといけないとは、どう言う事ですか?」

夏海「士君あれって!!」

士「わかっている、それじゃ行ってくるか!!」

ユウスケ「頑張れよ、士!!」

蜀の武将達は驚いて何も言えなかった、士の向う先には見た事の無い物が有った、それは銀色の空間だった、そしてその先には戦っている者がいた、片方は色鮮やかな怪物でもう片方は自分達のよく知る人物だった。

士「変身!!」

 

終わりです

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懺悔

更新が遅れてすみませんでした、今回またこの作品を書くにあたって、ラストまでの流れを考えたりするので時間が掛かって仕舞いました。

今回もいろいろおかしな事があったり、少し楽をして話を無理やり進ませたり、したので少し変だなと思う方がいるかも知れませんがご了承下さい。

足りない部分は皆様の妄想で補って頂けると有り難いです。

さて次回なんですが最初はまた戦いを書きます、そしてあの人が登場します。(大体予想がついている人もいると思いますが)

それでは次回は九月の始めの週には出したいと思います。そちらもよろしくお願いします。

 

説明
皆様の応援のおかげで世界の破壊者2を書く事が出来ました。これからスピードは遅いですがどんどん書いていきたいです。それではいつも道り誤字脱字がありましたらご指摘よろしくお願いします。
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コメント
ユウスケは変身しないのかな?(ブックマン)
ここは華蝶の世界か・・・wベルトのセリフはベルト「」にするよりもアルファベットでFINAL ATACKRIDE DE・DE・DE・DECADE!とかにするとカッコイイと思いますよ。(フリーダム)
ナイドではなくライドですよね?(トウガ・S・ローゼン)
4Pで桃香が一刀の事を『北郷さん』と呼んでる。(覇炎)
待っていた!いいぞもっとやってー>1pハァイナル・アタックナイド・・ファイナル(st205gt4)
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