##42 きずあと |
説明 | ||
俺「何があっても、君を愛してる」 その言葉に微笑むと まっすぐ俺を見つめて起き上がった そして服を脱ぎだす。しかしその表情がとても辛そうだった その理由はすぐに分かった そして、気になっていたこと。 時々、利き腕が突っ張ったように硬直する癖があった まさか、こんな… 真奈美「これでも、私を愛してくれますか?」 そのあまりにも酷い傷跡に、俺は何も言えなかった 気持ちがぶれたからではない、衝撃的な光景に思わず言葉を奪われたのだ さっきまでの情熱的な雰囲気は一変していた 真奈美「さっきお風呂に入ってたら、いきなり入ってきたキヌちゃんに 見られてしまって、その場で泣き出してしまったんです 貴方に気づかれないようにするのが大変で。 小学校の時ですけどね、夏に入って薄着になると、今までの友達や先生の態度も がらっと 変わるんです それでも、そんな視線気にせずに通ったんですよ。負けたくないから でも、ここの皆さんに奇異の視線を向けられたらと思うと。怖くてたまらなくて」 彼女は左手で自分の傷をなぞった 俺「この間話してくれた、過去の事件…と、関係してるんだよね?」 頷いたまま、ぼろぼろと涙を流し始める 真奈美「貴方には、大怪我させてしまって、だから絶対話さないとって思ってたんです でないと、卑怯だから。いつまでも優しさに甘えるのは、ずるいから。 この傷が、すべての引き金なの ごめんなさい」 彼女は必死に笑顔を作っていた。 それは自分が拒絶されることを前提とした、半ば諦めのような笑顔に映った 俺の気持ちは… 1. 服を着せる 2. 抱きしめてあげよう 3. これは拒絶しかない |
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コメント | ||
>ヒノさま コメントどうもありがとうございます 彼女には時間がなくて。どうしても言わなきゃならなくて…と いう感じですね 初期設定変えたいくらい辛かったです(みらくる☆) これは辛い。予想はしていたけど本当に辛い。普通なら拒絶しかねないぐらい重いです…けどこれまでの話を振り返ると、彼ならここで迷わず抱きしめてくれそうな安心感があります。(ヒノ) >ふかやんさま 感動してしまって、一部コメントを本編に反映させていただきました。貴方のお言葉にかかれば、私がいかに駄文か痛感しますね。いつも言うのですが、貴方主人公でしたら気持ちが熱すぎてそのままゴールインしてしまいます なんて嬉しい!(みらくる☆) >青山悠希さま お気づきになってたですよね。彼女への愛が凄く伝わってきます 完結編もあるので、そこまで導けるかお伺いすると思いますが、どうぞよろしくです(みらくる☆) ……俺は君の事を好きになったんだ。例え君がどんな過去を持っていて、どんな傷を負っていたとしても……俺は君と共に在り続ける。君の受けた傷が癒される、その日が来るまで。そう言いながら俺は彼女を優しく抱きしめた。(ふかやん) 抱き締めよう。抱き締めて傷痕を撫でながら愛を囁け。ついでに爆発しろ(青山悠希) >タクさん あしゅら男爵って下半身はどうなってるのか、ずっと気になってますね〜 合体しても、傷のほうの半身ちゃんは可哀想かも・゚・(ノД`)・゚・(みらくる☆) >thuleさま アイツと関わったらバッドエンド一直線ですよね〜 主人公なら不幸になっても一緒に居たがるかなぁ。と(みらくる☆) >IFZさま これ毎週見てるのにネタ気づかなかったw 古いのと比べると描写がマイルドな感じでですね(みらくる☆) >IFZさま なぜ現場に彼女がいたのか、そこも興味が沸いてしまいますね ラスボスは業者ですね!(みらくる☆) >たこやきさま 描いてて辛かったです。設定上仕方ないのですけどね。どうか最後には幸せにさせてあげてください(みらくる☆) 主人公と半分づつくっついてあしゅら男爵に、なろう!(合身)(タクさん) ↓ネタバレたww(IFZ) ?↓さて俺君はどういう行動をとるのでしょうか?喪黒福造 ホォーほぉほぉほぉほぉhttp://warau-new.jp/name/(thule) 彼女の傷痕は、幼い頃、宅地造成業者らによるずさんな不発弾処理が原因で爆発事故に遭い、大手術を受けて奇跡的に助かった。全身の傷跡はその時に付いたものである。(IFZ) 悲しい(たこやき) >タクさん グレートマジンガーでは大好きキャラの一人です 声があしゅら男爵で再生されます 描いてて辛かったです(みらくる☆) まなみんはサイボーグだった……?兜光児のお父さんを思い出します(なぜ)(タクさん) |
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