| ＃＃４３ 月船に祈る |
| 説明 | ||
| 俺は彼女を抱きしめた （こんなに重い物を抱えて、たった一人で…） 俺「……俺は君の事を好きになったんだ。例え君がどんな過去を持っていて どんな傷を負っていたとしても……」 彼女は堰を切った様に泣いた 拒否されるのが怖かったのだろう 彼女を強く抱くことで 安心させようとした。彼女も俺を強く抱きしめた 俺「そうだ、婚約者がもし外見だけで判断する奴なら破談もあるかもしれない そうなったらここに来ればいい。そうだよ、そうしよう」 落ち着いた彼女が話し始める 真奈美「ありがとうございます でも、婚約者は67歳のおじいさんなんですよ」 俺「えっ！？」 真奈美「びっくりしたでしょう？ 祖父と孫くらいの差です 父の取引先の会長さんで、後妻に入る予定なの 半年前に脳梗塞で倒れて、結婚というより介護中心になるって言われました だから 向こうも私の体なんて気にしないでしょう」 その内容に驚いたが、だったら彼女の気持ちはどうなんだろう 嫌なら拒否すれば済む話だ 俺「結婚は、嫌じゃないの？」 真奈美「嫌です！すごい嫌です 貴方といたい！！ でも、親は裏切れないんです！身寄りのない私をここまで育ててくれた その恩は、絶対に裏切れない…」 その時、階段を登る音が聞こえてきた 真奈美「きっとキヌちゃんです。私の傷を見たの、凄く気にしてしまって さっきから何度かこっそり様子を見に来てたから 今も大声で泣いちゃったから 聞こえてしまったかな？ ...部屋に戻りますね」 服を整えながら笑顔を見せてくれる 真奈美「ここに来てよかったです。ありがとうございます」 こっそり出て行く彼女 とても衝撃的な夜なのに、彼女の人生を少しでも自由にさせてあげること その為に自分が何をしてあげられるか、それで頭が一杯だった 俺はただの滞在先の人間でしかない。今はそれが悔しい 「大丈夫。まだ期限まで２週間以上ある」 自分を納得させ、落ち着かせるように言うと、自然に体が眠りに落ちていく... |
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＞タクさん とってもイケメンになる感じですかねｗ じじい出番ない感じになりそうですねｗもてあそばれる爺様、ｶﾜｲｿ＞＜(みらくる☆) 衝撃展開？じじいが若返って在りし日の肉体を取り戻すのかな？(エルガイム最終回)(タクさん) ＞thuleさま 真奈美さん＝イギリス軍になっちゃうじゃないですかｗ 実は近い思惑の人もいたりとか？(みらくる☆) ＞ふかやんさま どうやら彼女、疎まれていたような一面も… 好意に対して過剰に敏感だったりしました。次回は決断を迫られますが、貴方ならきっと…(みらくる☆) ＞IFZさま コメントありがとうございます こうしてやり取りできるだけでも嬉しいです。歌詞でもOK!いつもどうもありがとうございます(みらくる☆) ＞ヒノさま 次回衝撃展開！なのです。そこでうまく進めればきっと犯人にたどり着けるかもですよ〜 コメントどうもありがとうございます(みらくる☆) ＞たこやきさま 皆さん＝主人公ですから。彼を動かしていただいて感謝です でも次回が…(みらくる☆) 婚約者は６７歳!?いーじゃないか毎日ヒ素入りご飯を食べさせナポレオンのように毒殺してやれば（笑） もちろん婚姻届けを提出済みで(thule) 確かに彼女を育てたのだから親を名乗れるのかもしれない。だが、血が繋がっていなくても、子供の幸せを第一に願うのが親の務めである。それを果たさない親を、果たして我々は親と呼べるのだろうか？(ふかやん) その船は♪自らを♪月船と♪ 忘れているのか♪その船は♪舞い上がる♪その時を♪忘れているのか♪地平の果て♪水平の果て♪そこが船の♪離陸地点♪すべての♪港が♪灯りを消して♪黙り込んでも♪←ネタが無くて歌詞に頼りだす始末?(IFZ) 物凄くこの先の展開や結末が気になる物語ですな…ただその中でも未だ明かされてない彼女を傷つけた張本人の事が気になる！(ヒノ) 主人公が男前すぎて泣ける(たこやき) |
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