取り残されしモノの始発駅(The End Of The Waiting Time) |
説明 | ||
「ねぇ、ここでこうしていれば 君は僕の事を好きで居てくれるかな。 ここでずっと待っていれば 君は僕を嫌いにならないで居てくれるかな。 誰も居ない空間に長い年月そう問い続けたその間、 時間の波はその面影すら認識出来なくなる程に 遥か遠くに君を流していってしまったみたいだ。 すっかり取り残されたこの場所で 届きもしないメッセージを小瓶に詰めては流してみたり 噛み合わない歯車をどうにか合わせる事に 時間を費やしてきたけれども、 そろそろ僕も行かなくちゃ。 思い出と葛藤とが散乱したままの スーツケースはそのままにして。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 完成後にA4(210×297)サイズ程に切り取った水彩紙に 水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。 廃止になった新潟交通鉄道線の県庁前駅のようなターミナルを 描いてみたくなり、それに加えて 大分前に思いついていたもののお蔵入りにしていた構図や 描きたかったけれども中々組み合わせる機会のなかったモチーフ類を 組み合わせて描きました。 |
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