夏休みのとある一日・・・お姉ちゃんは朝から一生懸命ギー太をいじっていた 今日は軽音部の面々と一緒に練習をしないみたい 私も今日は友達との約束もなく、家でのんびりしている ・・・お昼になってもお姉ちゃんの部屋からはずっとギー太の音色がこぼれてくる 練習に没頭しているみたい コンコン がちゃ 憂:「お姉ちゃん、そろそろお昼にしようよ」 唯:「ん〜そうだね」 やっと部屋から出てきたかと思うと、用意した昼食をあっという間にかきこんでまた部屋にこもってギー太をいじりはじめた 3時ごろになって夕飯の買い物に出かけ、帰ってきてもまだギターの音色が響いていた 私は夕飯の支度を始めた もう7時か まだお姉ちゃんの部屋からはギターの音色が響いている コンコン がちゃ 憂:「お姉ちゃん、もうばんごはんだよ」 唯:「ん〜もうそんな時間?」 夕食を一緒に食べていると、お姉ちゃんの様子がどうもおかしい なんか辛そうだ 憂:「お姉ちゃん、どっか具合でも悪いの?」 唯:「・・・ん〜ちょっと肩がこっちゃって さすがにギー太を一日中弾いてるときついなぁ」 明らかに顔色が悪い 憂:「お姉ちゃん、肩もんであげようか?」 唯:「ん〜?お願い」 ☆☆☆お姉ちゃんの肩を揉んでみる うわ、カチコチになってる 憂:「お姉ちゃん、この位で良い?」 唯:「うん、気持ち良い・・・」 お姉ちゃんの肩はこりきっている これはちょっと時間が掛かるなぁ・・・時折具合を確かめながら肩を揉み続けた TVを横目で見ながら30分くらい? だいぶお姉ちゃんの肩もほぐれて柔らかくなってきた 唯:「あ〜気持ちいい・・・極楽極楽♪」 憂:「・・・お姉ちゃんその台詞年寄くさいよ?」 唯:「だって気持ちいいんだもん・・・」 そのまま肩をもみ続けていると、よほど気持ちいいのか終いにはお姉ちゃんは眠りこけてしまった |