| ＃＃５８ 想いの果てに |
| 説明 | ||
| 後から行くと言ってくれた茂昭氏を残したまま、俺たちは客間に入った。 さっき殴られた部屋 婦人の他に、既にまなみがいた まなみ「チビちゃんまだ寝てるよ」 婦人は俺の顔を見るとあからさまに嫌な顔をする そして真奈美さんに詰め寄った みどり「真奈美、貴方は本当に妊娠しているの？はっきり答えなさい！」 押し切るしかない。俺が踏み出ると、彼女が制した 婦人の前に出て、動揺など少しもない自然な声で話し始める 真奈美「彼は、そんな事はしません。私に対して、まるで硝子細工のように 優しく接してくれましたから 今回も私のために嘘をついてくれたんです。私の気持ちを理解してくれて 悪者にさえ、なってくれた」 みどり「全く、怪しいとは思っていたんだ。今は医者にかからなくても そんなもの道具で簡単にわかるんだ 手間が省けたよ」 俺をにらみつけ、説明するように言った 真奈美「いろんな人と出会い、私は幸せでした。毎日が楽しかった。 自分の娘のように思ってくれるお母様、妹のように甘えてくれたキヌちゃん 一人でなく、みんなで食べる食事は、どんな料理より美味しく感じました」 みどり「そんな事はどうでもいい！ お前は私の言うことに従えばいいんだ、ったく手間をとらせて！ これから明日のための衣装も選ばないと」 呆れた様にため息をついた 彼女には婚約者がいる、だから自分が割り込んでしまえば、 すべてが破談になる。それは浅慮だった。結局彼女の力にはなれなかったのか… 真奈美さんは下を向いていた。ゴメンよ真奈美さん 俺は君の人生の選択肢を増やしたかった できれば恋人として、もっと色々お話したかった みどり「早々にお引取り願えるかしら」 体に力が入らない。でも、ここにはもう居場所はないのだ （続く） +++++++++++ もうちょっとで最終回です、皆さんの選択の積み重ねが次回に反映されます 応援よろしくお願いいたします |
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＞thuleさま 第二次性徴はこのときまだ来ると思っていたんですよ！はいｗ 次回後半でちょこっち出るのです。描きたいんですがページの都合でかけなくて＞＜(みらくる☆) 絹枝「チビというな！まだまだ成長期なんだ！！」(thule) ＞ヒノさま ある意味ではかなり可哀想な人なのかもしれません 彼女はもう向こう側から帰って来れないのかも…彼女には彼女なりの考えがあるようですが、賛同しかねますよね(みらくる☆) あのご婦人、心は流産したあの頃のままですな。もし婚約が済んだとしても、更に酷い仕打ちを彼女にするでしょう……恐らく気が晴れることは無いだろうからそれこそ死ぬまで。自分の家族に対して病む程のトラウマを抱えてるとはいえ、哀れな人だ…やってる事は復讐ですらない１００％八つ当たりだから同情はしないけども(ヒノ) ＞IFZさま あの頃のアスカはよかったです！なんか終盤に花を添えていただいているようです。いつもどうもありがとうなのです〜(みらくる☆) ＞たこやきさま 期待してくれてどうもありがとうございます！残りの作画も少ないですが、頑張りますです！(みらくる☆) ＞ふかやんさん 彼女が貴方に好意を寄せる理由がわかるコメントですね！大丈夫です。貴方とはなれることは死ぬより辛いと思っている筈。信じて待ちましょう！(みらくる☆) ＞タクさん なんと！バッドエンドにこんなパターンが存在するなんて！キヌイダーの暴心回路は今回作動しなったからなぁ…次々回辺りに出せればと思います＞キヌ(みらくる☆) YAH♪YAHYAH♪YAH♪YAHYAHYAH♪(IFZ) がんばれ真奈美さん ハッピーエンドに期待(たこやき) …お断りします。貴方、今なんて言いました？お前は私の言うことに従えばいいんだ？それが…それが娘に向かって親が言う事ですか！？例え血は繋がっていなくても、娘として接するならそんな事は死んでも言わない筈だ！！そんな事を言う人がいる家に、彼女を置いておけるわけがありません！！(ふかやん) 主「そうだな わすれよう」みどり「物分かりがいいね坊や、とっとと尻尾を巻いてお帰り」主「ああ。あんたを始末してからな！」BLAM！みどり「うごごご……」崩れ落ちる婦人。だが、向こうも同じ考えだったようだ。相手を消すという、お互いの目的は果たされた。主「キヌ、まなみ、真奈美を、頼んだぞ……！」もう体に力が入らない。どうせやられるなら、俺はお前にやられたかったぜ、キヌイダー。(フラグが立てたりなかった的END)(タクさん) |
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