真・恋姫この双子に爆焔を!T 最終話
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キャベツの収穫やベルディア襲来の時と同じ、緊急事態を意味する警報と警鐘が鳴り響く

 

 

ルナ『デストロイヤー警報!デストロイヤー警報!冒険者の方々は完全武装で冒険者ギルドへ!その他の方々は各部署の指示に従い避難誘導と避難を!繰り返します、デストロイヤー警報!デストロイヤー警報!機動要塞デストロイヤーが真っ直ぐに此処、アクセルの街に向かって来ています、冒険者の方々は至急冒険者ギルドへ・・・・・・・!!』

 

 

 

かずぴー「はぁ、ヤッパリ幸運±ゼロは伊達じゃぁ無かったようだ」orz

ちょむすけ「なぁ〜、にゃんにゃん」フミフミ

かずぴー「あぁ〜心がニャンニャンするんじゃぁ〜」

 

ウィズ「はわわわわ?!どうしましょう、機動要塞デストロイヤーは魔王さんのお城の結界でも無ければ防ぐのは勿論、進む方向を逸らす事すらできません。このままじゃお店が」

 

クリス「あちゃぁ〜、まさかこっちに来るなんて予想外だわ」

 

かずぴー「おかえりクリス、兎にも角にも二人ともギルドへ行こう。やっと赤字が無くなって来たのにいきなり家や店を失うとか洒落に成らないからな」

 

 

カズマ達も最近になってやっと屋敷を手に入れたんだ・・・・良く考えると屋敷を手に入れたってすげぇな。それは兎も角、デストロイヤーが通った後はアクシズ教徒以外草一本生えてないと言われる人災相手とは言え黙ってはいないだろう

 

クリスは戻って来た恰好と装備の儘、ウィズも着の身着のままに。俺はフミフミしてくれたちょむすけをフードに入れ、封魔の布に包んだ黒銀竜の魔杖と幾つかの装備を身に付け三人でギルドへと向かった

 

 

 

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冒険者ギルドへ入ると貧乏店主だの若旦那等と歓迎を受けつつ三人は受付嬢のルナに勧められ席に付き、対デストロイヤー戦に付いての会議に参加する

話しによるとカズマパーティーのアクアが機動要塞デストロイヤーを守る障壁を破る所まで話しは進んだが肝心のトドメのところで妹のめぐみん一人では火力不足と言う所で俺達三人が此処に来たようだ

 

 

かずぴー「なら俺かウィズがめぐみんと爆裂魔法でデカ蜘蛛野郎の脚を片側づつ爆裂すりゃぁ良いって事だな。俺とウィズドッチと一緒に撃つ?」

 

めぐみん「それでしたらウィズさんでお願いします。兄さんはデストロイヤーを止めた後に動いた方がいいと思います」

 

かずぴー「だな、本体が止まっても動力炉や迎撃システムは健在だろうしな。と成るとコレってある意味で攻城戦に成るのか?」

 

ルナ「そうなります、では冒険者の皆様方、クエスト開始です!」

 

 

 

冒険者達の応っと言う掛け声とともにそれぞれの役割と持ち場へと向かって行った。全体の指揮権はカズマに、城内もといデストロイヤーに乗り込んでからは俺が指示し。動力炉と迎撃システム等の無力化を任された

ただなぁ、十中八九あの機動要塞作ったのって俺達紅魔族と魔術師殺し?とあの物干し竿と化していた魔力収束銃を作った人だよな?絶対碌でもない展開に成る、準備だけは万端にして置こう

迎撃場所はアクセルの東門っていっつも他所から来る厄介な出来事は真っ先に此処に来るな。何かの特異点か何かか?冒険者だけでなく街の住人まで参加しての迎撃拠点の作成が何とか間に合った所で遠くの山岳、山々の間からヤツが姿を現した

 

 

クリス「いや〜おっきいねカズ」

 

かずぴー「伊達に当時最高峰の魔導王国を暴走の末滅ぼしただけの事はあるな、手かアレ俺達の種族を作った勇者候補だぞ」

 

クリス「・・・・・マジで?」

 

かずぴー「マジで、証拠に物品や日記その他諸々が紅魔の里に在る、アレ解除出来るのは多分カズマ位だろう」

 

クリス「それを聞いてある意味不安だけど安心したわ。少なくてもアタシ達が動く必要性は無いのね」

 

かずぴー「カズマ達が里に来たとしてもまぁその時はそう言うさだめなんだろうさ」

 

クリス「カズは何処の空気を読まない異世界ライフの神様なのかな?」

 

 

現実逃避していると馬鹿デカイ蜘蛛を模した機動要塞がこちらへ迫って来る、その途中で防壁の上。ウィズの隣りに居たアクアの魔法が五閃、普通に存在する物質から聞けないだろう不思議で大きな衝突音を慣らしその歩みを弱めた、均衡していたかと思えば直後。威力が上がったのだろう、更に魔法の閃光が強力になりデストロイヤーを守っていた防御を破壊、即座に家の店主と妹による爆裂魔法が同時発射されその巨体を支え馬等を軽く超える機動力を持つ脚を根元から吹き飛ばした

 

根元から脚を全て破壊されたデストロイヤーは大地を削りつつ、何故か聖杯戦争のセイバー並に格好いいポーズで佇んでいたカズマパーティーの硬い駄目のドM駄肉壁の眼前で止まったところで歓声が回りで沸き起こるが。本番は此処からである

 

 

かずぴー「之より機動要塞デストロイヤーに乗り込み動力炉及び迎撃システムの無力化を最優先!また内部には迎撃用のゴーレム等が居ると思われる総員対攻城戦用意。相手は正に砦、内部には無限の体力を持つ強力なゴーレム軍団、ここからが俺達冒険者の。祭りの本番だ!野郎共!我に続けぇええええええええええええええええええええ!!!」

 

冒険者達『『『『『ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』』』』』

 

 

 

止まった機動要塞から聞こえる不吉で、知っている人や解かる人には解かる様式美のアナウンスをかき消す様に俺達は雄たけびを上げ機動要塞へ駆けだした

 

 

 

 

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内部に突入してからは冒険者達の独壇場だった、駆け出しの街の冒険者だろ?と思うだろうがそんな事は無い、だってこの街には他の街いや大陸中を探しても此処にしかない喫茶店が在るのだ

それのありがたみと尊さと御世話に成った冒険者達はそれが奪われそうになった事に対して最早職業関係無く皆々狂戦士、バーサーカーとかして集団で恐らく野良やダンジョンなどの迷宮でもかなり強いだろうゴーレム達を袋叩k・・・囲んでボコッ・・・粉砕して行った。途中で後衛組のウィズとアクアを連れたカズマがスティールの正しくも危ない使い方で何度か負傷しつつも使いこなしゴーレム達を無力化して行く中

 

カズマ達はこの機動要塞で亡くなったであろう人物の部屋へ。かずぴーはその直ぐ近くにある迎撃システムが置いてある部屋へ向かった、すぐさま迎撃システムを無力化し使われている技術と素材や設備等をいただいたかずぴーがカズマ達冒険者が多くいる、この機動要塞を作った人物がいるだろう部屋へ入ると

 

 

 

アクア「おわり・・・です」

 

ウィズ「はわぁぁぁぁー・・・・・・!?」かすれた小声

 

クリス「うわちゃぁ〜」額に手を当て

 

カズマ「はいっ!みなさんご一緒に、せっ〜のぉ〜」

 

カズマ&冒険者達『『『『『舐めんなぁ!△#』』』』』

 

 

ゲキオコであるプンプン丸である

 

 

かずぴー「あ〜アクア、その手帳見せて?」

 

 

コクリと珍しく静かにうなずき渡された手帳に目を通す・・・・・なるほど、理解した

概ね予想通りの性格と不運であると、簡単に纏めると

『なんか出世した=滅茶苦茶な仕事押し付けられた=勝手に話が進み更に出世&責任押し付けられた=こんなんじゃ動かねぇよ!伝説のアイテム持って来い!!=本当に持って来ちゃったどうしよう動いてくださいお願いします!=ヤッベェ暴走して国滅んじゃった!?=でもすっきりした=あっ降りられ内っぽい上にコレ俺がやっちゃったって事にされちゃってるよね?どうしよう・・・=コレ作ったヤツ絶対バカだろうwww=おっとぉ、コレ作った責任者俺でした(笑)』

 

パタン

 

 

かずぴー「・・・すぅ〜・・・・・・はぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」

 

 

・・・よし

 

 

かずぴー「カズマパーティーとウチのパーティーは此処に残って他の冒険者は各自機動要塞から撤収、ついでに仏さんも降ろしてやれ。今さっきアクアが朗読しただろう内容も含め一字一句間違うこと無くギルドへ伝えといてくれ」

 

 

貴方の選択は?

現実逃避とやるべき事をやります

 

 

 

 

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クリス「アタシ達が残った理由って十中八九コレだよね?」

 

かずぴー「ああ、さてと最後にコレを如何にかしないとな」

 

 

鉄格子が張られている巨大な動力炉の中で光り輝き燃える動力源、永遠に燃え続けると謳われ今なお燃え続けている伝説の鉱石。コロナタイト

この巨大な鉄塊を動かす程のエネルギーを生み出している動力源。コレを抜き取るなり沈静化?とでも言えばいいのだろうか、どうにかしなければ自爆シークエンスや残っているメインのシステムが止まらない

下手に扱うと日記に書いてあった煙草に夜根性焼きからの暴走が待っているからだ。さてどう取り出そうかと考える二人を他所に、カズマがスティールし超手に火傷を負って取り出す事には成功した・・・・・のだが

 

 

かずぴー「暴走してんな」

 

クリス「そうだね〜、赤から白になっちゃったよ」

 

かずぴー「とりあえずはっと・・・・・!」

 

 

特殊なグローブ、里に在る自家製鉱山と其処に直結している工房でも使っているそれでコロナタイトから自壊するほどの熱エネルギーを奪い取りつつコロナタイトを通常状態にまで安定させる事はかずぴーのスキルと技術で何とかなった、残る問題が

 

 

カズマ「おっおいかずぴー!大丈夫か!?」

 

かずぴー「いや・・・ちょっとマジで気が抜けないと言うか大丈夫じゃない」

 

 

何とか最低レベルまで沈静化したコロナタイトを黒銀竜の魔杖を包んでいる物と同じ物と魔鎖等のアイテムで封印処理を施し保管したまでは良かったのだが

特殊グローブ、かずぴーが使えば最低出力最弱の爆裂魔法だって抑え込める両手のグローブで抑え込めないほどの力が暴れている、本体が無くなっても荒れ狂い行き場が無い超高温魔力エネルギー体が白く輝き時折制御範囲から漏れた白焔がかずぴーの愛用している制服を焼き焦がす

 

 

かずぴー「正直に言うぞ?初級魔法を使う余裕も無い、と言うか持って後五分しかコレを押さえて置けない。たぶんフリーズやカースドクリスタルプリズンでも文字通り焼け石に水だ・・・!」

 

ウィズ「そっそれなら何でもテレポートを!ああでも魔力が足りないです、もし魔力があっても何処に飛ばされるか、下手したら人口密集地に放たれて」

 

カズマ「〜!しょうがねぇなぁ!ウィズ!俺の魔力を渡す、そしてすぐにテレポートでかずぴーの押さえてるヤツをどっかに飛ばす!全責任は俺が取る!こう見えて俺、運だけは超高いぜ」

 

クリス「ならアタシも幸運を別けてあげる、アタシも幸運ならだれにも負けないくらいあるし」

 

 

吸わせてくださいを勘違いして目を瞑ったカズマがドレインタッチで乾物寸前に成るまで魔力&生命力を吸われ。両手を立ち直ったカズマとクリスに握ってもらいつつかずぴーが抑え込んでいた暴走したコロナタイトから取り出されたエネルギーを何処かへと飛ばし今度こそ終わったと中に居た空気と化していたアクアを含めた五人が機動要塞から降りた

 

 

カズマ「お〜いダクネス!かっこつけてても結局何の役にも立たなかったダクネ〜ス!もう終わったから帰ろうぜ?」

 

ダクネス「くっ・・・////いやまだだ!私の嗅覚がまだ芳醇な危険の香りを感じるのだ!!」

 

 

之にて一件落

 

 

カズマ「オイオイ、そんな変なフラグみたいなの言ったってもう終わっ」

 

 

プシュゥーーーー!排熱機構から蒸気が噴き出し

 

パキンパキンパキン!?蜘蛛の目の様な所が内部から吹き出した蒸気で割れ

 

シュゥ〜・・・陽炎を纏う程の熱量で魔法物理出来に最高峰の金属で出来た本体各所が真っ赤になっている

 

 

とはいかないようだ

 

 

 

 

 

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ただいま機動要塞デストロイヤー本体が熱暴走、メルトダウンとも言うのか?コロナタイトを摘出して暴走していたエネルギーもどっかに飛ばした矢先に、今度は動力源が無くなった本体内部に残っていた暴走したコロナタイトのエネルギーが行き場を無くして自壊寸前、この巨体を内側から爆ぜさせる力が炸裂したらアクセルの防壁程度では耐えられないだろう

 

 

かずぴー「あかん、爆裂魔法ぶっ放そうにもめぐみんもウィズも既に一発撃っちゃってるし俺はさっきのでかなり魔力使っちゃったから魔法発動に必要な魔力が足りん。ちなみにウィズ、コレ飛ばせる?」

 

ウィズ「無理ですぅ・・・!」

 

かずぴー「俺もだ、魔力とかそれ以前にこの大質量は流石に無理だ」

 

アクア「ちょっとマジヤバいんですけど?!真っ赤になってアッチコッチから陽炎が噴き出してるんですけど!?」

 

ダクネス「そうコレだコレ!こんなに濃密な危険な香りを間近で嗅げるとは、カズマのパーティーに入ったのは間違いでは無かった!!///」

 

カズマ「バカー!それよりコレを如何にかしないと。何処かに魔力は・・・魔力?おいアクアちょっとこっち来い」

 

アクア「何よヒキニート手なんか握って来て、今アタシ超素晴らしい事を考えてニュワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」

 

 

カズマが考えたのはドレインタッチで莫大な魔力を持つアクアの魔力をカズマを経由して魔力を渡し、二人で爆裂魔法をブチ込んで一切合財を灰も残さず爆裂させると言う計画だ、生憎と俺はタクティクス・オーブメントやマナタイト結晶を加工したアイテムを持って来ていない為に、俺もカズマを経由してアクアの魔力をかなり注がれたのだが・・・・・・アクシズ教恐るべしと戦慄した

 

神の力や神格をほぼ押さえられた今のアクアの魔力は信者の祈りによって変わる、ちなみにアクアの魔力は超濃密で濃厚な神聖な属性がオマケに付いて来ている。それを許容量一歩手前まで注がれたのに吸い取られたアクアはまるで疲労している様子が無い

 

エリス教徒とは信者数が圧倒的に少ない筈なのにこの濃度の聖属性が付いている魔力を俺の許容量一歩手前まで普通に賄えるとは、しかもめぐみんには制御できる限界まで注いでいるのにだ、信者は少ないがその分信仰が尋常じゃない

 

アクアの魔力とその源である信者達の質に驚きつつも魔力を補充した俺とめぐみんは杖を片手に前へ出る

 

 

まさか一年の内に二度もコレをする羽目に成るとな

 

 

かずぴー「準備はいいかめぐみん」

 

めぐみん「何時でも大丈夫ですよ兄さん」

 

 

俺とめぐみんは向かい合い、俺は黒銀竜の魔杖を左手に、めぐみんは右手に杖を持ち、メルトダウンしかけている機動要塞デストロイヤーに付きつける

 

そして空いた片手を指を絡ませお互いに引き合わせ、お互いの鼻先がくっ付く位に近付き。初めて撃ったあの日と同じように、詠う

 

 

黒より黒く

 

常闇より昏き漆黒に

 

我等が真紅と深紅の混淆を望みたもう

 

祖は全てを破壊せし者

 

祖は全てを凌辱する者

 

祖は全てを薙ぎ払う者

 

断罪の鉄鎚を我等の手に

 

奈落の底に蠢くは魔の深淵

 

天上を焦がすは神魔を滅す終焉の焔

 

地を揺るがすは魔道の爆震

 

人が畏れるは魔導の神髄

 

我等が望は崩壊と絶望の顕現

 

双の紅玉に刻まれし聖痕を持って行使す覇魔の王杖

 

森羅万象尽くを撃ち砕く天秤の破壊者

 

 

 

 

ほぼゼロ距離で現れた二つの紅の魔法陣は重なり組み合わさり、巨大な一つの魔法陣へと姿を変え二人の足元と起動要塞デストロイヤーの直上、そして杖を構えた先に展開する大小様々な魔法陣が鳥居の様に真っ直ぐに爆砕する目標へと連なる

 

二人の周囲には視覚出来るほどの魔力が渦巻き、小さな石や先の爆裂魔法で粉砕されたデストロイヤーの欠片が宙に浮かぶ程だ、神聖属性付きの高濃度の二人に反応してか、黒銀竜の魔杖は既に翼を広げ天へ咆哮をあげ。生前と同等のオーラを放出し魔力を血液に魔法を心臓に置き換えたかのごとく空間が揺れる程に脈動、鼓動を刻んでいる

 

 

 

かずぴー「おお、さすがは女神の魔力だ。此処までコイツが活性化したのは初めてだ」

 

めぐみん「コレが竜の覇気ですか、私も何時かドラゴンスレイヤーの称号と共に竜の素材で兄さんに杖を作って欲しいです」

 

かずぴー「その時が来たらな、それじゃぁこの騒動を終わらせよう」

 

めぐみん「はいっ、兄さん」

 

 

 

めぐみん・かずぴー「「Explosion!!」」

 

 

二人と女神と竜の魔力が混ざり合った紅の閃光が杖より放たれ。空白が世界を包み込んだ

 

 

 

 

 

 

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ウィズ魔道具店にて

 

 

何時もの様に黒焦げ店主と憤慨している少年がいた

 

 

かずぴー「アンタって人は!アンタって人はぁあああああっ。ちょっとちょむすけが居なくなった途端に何をどうやってまた売れない商品仕入れてきやがった!?」

 

ウィズ「何度も言うけどカズ君の御父様の魔道具は素晴らしいわ!それにホラ今回はマナタイトもサクリファイスクリスタルも仕入れなかったわ!」

 

かずぴー「それは当たり前なんだよ!と言うよりまた敵味方共に問答無用で掛かる異常状態系のスクロールはまだいい、後で手を加えて調整するから・・・・・だが他に何を仕入れた?むしろ何を売った?」

 

ウィズ「えっとぉ、その。結晶金属を仕入れてね?改良前の残ってたカエル殺しを改良した改と同じ値段で・・・・」

 

かずぴー「・・・・・ウィズ、正座」

 

ウィズ「・・・はい」

 

かずぴー「改良前のカエル殺しがまだ残っていたのも売っちゃったのもまだ許せる・・・・・だがウィズ?何を仕入れたって?」

 

ウィズ「えっとね・・・結晶金属を。いっぱい」

 

かずぴー「こぉんのぉ、駄目っ子ポンコツ店主ぅぅううううううううううう!!!」

 

ウィズ「ぴぃいいいいいい!?」

 

かずぴー「なんでよりにも寄って結晶金属、クリスタルインゴットなんだよ?!あらゆる金属と相性がいい反面。使言うのも保管するのも普通ならバカみたいに金も魔力を喰うヤツをいっぱい?仕入れてんだ!?俺の全力の魔鎖を敗れる程の技量を持っているリッチーでアークウィザードな大魔導師なのになんであんなもんを仕入れた!?俺が居なかったらこの店に保管するだけで大赤字からの倒産して借金まみれだぞ!?一億五千六百八十万四千エリス程度の借金では収まらないぞ、この幸薄商才皆無のボケリッチー!」

 

ウィズ「うっ!うわぁぁぁぁぁああああああああああああああああん」

 

 

 

超店主を叱る若旦那、それを何時もの事だとバカリに彼のフードの中からうなじをフミフミして挙げる御猫様と、開店前の混沌と言うよりお約束な空間に銀の乱入者が入って来た

 

 

 

クリス「大変だよ!ウィズさん!カズ!カズマが国家転覆罪で逮捕された!」

 

 

 

 

ポク・・・ポク・・・ポク・・・チ〜ン♪

 

 

 

ウィズ・かずぴー・ちょむすけ「「「・・・・・はい?(にゃ〜?)」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この外史に終端を!T

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あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

久しぶりに全力で書いて完結する事が出来たんですが、久しぶりな所為かブランクを感じますね

之にて真・恋姫この双子に爆焔を!Tは完結と成ります冒険者・双子共にアニメ第二期を書くかどうかを含め、今後も投稿するかは全くの未定です

もしかけていたら時折ポンッと投稿しているでしょう

 

 

それではこの辺で

 

 

 

この双子に爆焔を!T 完

 

説明
このふざけた機動要塞に双の爆焔を!
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コメント
俊さんへ、アサシン『リアルのクソッタレな出来事の所為でこの前に投稿した(続)までしか執筆出来ていなかったんです・・・・・・・ゆんゆんはアニメ第二期までお預けであった』(アサシン)
・・・あれ? この作品って完結してなかったんでしたっけ? Uの途中で書くのを中断したと思ってたんですけど。まあ、何はともあれ完結おめでとうございます。・・・影も形も無くなってしまったゆんゆんが如何なるのか、気になりますけど。(俊)
黒鉄さんへ、アサシン「お久しぶりです、ただいまからのまた行ってきます(出▽奔?)・・・・・・・・・ア”ッ(花△嫁修業中!)」(アサシン)
お久しぶりです、そしてお帰りなさいアサシンさん!!………所で自称(?)嫁なゆんゆんはどこ行った?(黒鉄 刃)
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