##59 光
説明
婦人が電話のほうに歩いていく
真奈美「待ってください」
彼女が振り返った

真奈美さんは俺のところに戻って、手を握ってくれる

真奈美「私は彼を愛しています。だから彼が私と一緒になってくれるなら
是非とも一緒に歩いていきたいんです
だから、貴方の決定には従えません。すみません。今までお世話になりました」
笑顔のまま俺を見つめる 俺も笑顔で返した

真奈美「ごめんなさい、はっきり言えなかったから怪我までさせてしまって」

俺は夫人に向き合った
俺「僕も、彼女を愛しています。だからこれ以上の暴力は許せない!
彼女が許しても、俺が絶対許さない 傷はこれ以上は増やさせないぞ
もうこれ以上大事な家族に手を出すな!」
思いっきり睨みつけた

その言葉と態度に明らかに婦人は不快感を示した。まさかまたさっきのような事に...
そのときまなみが制止するように抱きついた

まなみ「もうやめてママ、真奈美はこの家のために一生懸命頑張ってくれたじゃない!
可哀想だよ。もうやめて」

大声で聞こえていたのだろう 戸を開けて慌てて茂昭氏が入ってきた
茂昭「みどり...私からも頼む」

婦人はまなみを振りほどくと、そのまま部屋から出て行った
まなみは涙をふくと、真奈美の手をとった

まなみ「ほら、早速引越し準備しよう!荷造りしとけば明日送るから
私の要らない服とかも持って行ってよ」

茂昭「今日のうちに必要なものは私が車で運ぼう」
俺「そんな、ご迷惑じゃ。お疲れのご様子ですし」

茂昭「わがままだが、聞いてもらえたら嬉しいな
それに君のお父様にも話はあるしね」

まなみ「あんた結構かっこよかったよ。やるじゃん
ほら、真奈美は準備急がないと、明日のお見合いは私が出るから安心して
3分で破談にしてやるぜ!」
まなみが背中を押して退室する 

茂昭「まだ車にまなみの荷物があるんだが、下ろすのを手伝ってもらえるとありがたい」
俺「喜んで あの、婦人は…」

茂昭「あとで私とまなみで話すよ。大丈夫」

そのとき、後ろのドアが開いた

絹枝「う〜」
(続く)
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コメント
>たこやきさま みんなが引っ張ってくれた結果だと思います。地雷に投票多かったらそこで筆を折る覚悟でやっているのですが、皆さんの優しさの結果ですね(みらくる☆)
>ヒノさま 文章制限で書けなかったんですが、破談満々の彼女はこの後老人と結婚してしまうんですよ! 主人公との出会いの大きさ。凄く伝わってくれたようでこちらも嬉しいです 描く枚数が多いのでちょっと時間がかかってしまうのがネックですね(みらくる☆)
>thuleさま 近いです!今の今までフロアをさまよっていたんですよ! 次回から出ます!でももう終わりが近いのです><(みらくる☆)
ハッピーエンドでよかった(たこやき)
幼い頃の自分と向き合って、手を引いて…自分達とは違う家族との触れ合いや彼の思い切った行動は、彼女の心に良い変化をもたらしたんですね。前回と今回の二枚絵でそれを強く感じました。人の出会いって結構人生変わるものなんですね。しかし3分で破談って身代わりじゃなくてぶち壊す前提ですかいまなみさんやwまあ流石に親父さんも何か他に考えてるか。マジに3分破談で家庭的に破滅でもしたら、一番傷つくのは彼女だし(ヒノ)
絹枝タンは出番を取られて、出るに出れない状態になっていたw(thule)
>ふかやんさま 貴方の深い愛で物語りもハッピーエンドに向かいつつあります 彼女の気持ちを動かしたあなたの誠意に感謝です。(みらくる☆)
>IFZさま どうもありがとうございました 声援もあってあとちょっとで終われそうです。支えてくれて感謝です(みらくる☆)
>青山悠希さま 実はイラストにしたかったんですが3枚だとバランスや表示もあって断念しました 次回はトップに出してあげたいです コメントどうもありがとうございました(みらくる☆)
>タクさん 石破。らぁぶらぁぶ!にも近い感じですねw ママとまなみの出番はここまでです これ終わったら夏休みなんでなにかイベントでもと企画してます(みらくる☆)
起きたのか、キヌ。…さあ、帰るとしよう。俺達の家に。…そう言って俺は彼女の手を強く抱きしめた。もう離す事の無い様に…。(ふかやん)
YAH♪YAHYAH♪YAH♪YAHYAHYAH♪(IFZ)
絹枝、いるだけ参戦(青山悠希)
キヌイダー「キヌストーンフラッシュ!」みどり「何の光!(爆散)」(タクさん)
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