真・恋姫無双 北郷一刀最強伝 第二十四話 心技一体 |
今、北郷達は桃香達と合流するために蜀へ向かっていた。
北郷「まさかあんなことになるとはな・・・・・」
愛紗「そうですね・・・・」
実は今から約三時間前に北郷は魏王曹操と対峙した。
これから、北郷の人生最大の死闘が始まると思った北郷だっだが・・・・
曹操は北郷に見逃すと言ったのであった。
更に曹操は・・・・
曹操「もっと強くなって私の前に立ち塞がりなさい。」
と言って曹操は後ろ向き連れてきた軍勢と共に下がったのである。
北郷の視界から曹操軍がいなくなると北郷は唖然としている愛紗を連れて長坂橋の後ろにある森へ入り一部始終を見ていた恋とねねと合流した。
北郷「折角、俺が考えた策が無駄になったよ・・・・」
北郷が考えた策と言うのはまず北郷が一人で曹操軍に戦いを挑み。
適当に曹操軍に恐怖心を与えて後方で待機させている部隊で攻撃し。
曹操軍が混乱したところで逃げると言う策だった。
もし曹操軍に恐怖心を与えることができなかったら。
長坂橋を粉々にして、曹操軍の時間を稼ぎ全速力で逃げると言う策であった。
ちなみに曹操軍と戦っている時に愛紗が飛び出してきたのは北郷の誤算である。
恋とねねに合流した北郷と愛紗は後方を警戒しつつ桃香達の元へ向かった。
そして、現在・・・・・・・
北郷「ん?なんだあれは・・・・」
愛紗「どこかの軍のようですね・・・・」
先へ進もうとする北郷達の目の前に正体不明の軍がいた。
ねね「旗には馬とかいてありますね。」
愛紗「馬と言うと西涼の馬騰の軍勢か!」
北郷「でも、どうして馬騰の軍勢がこんなところに・・・・」
恋「油断は・・・禁物・・・」
馬騰の軍勢と思われる軍勢から二人の将らしき人物が出できた。
北郷「あの二人・・・見たところ武器は持っていないようだしそれに殺気もない・・・・
俺達と話がしたいようだな。」
愛紗「ご主人様いかが致しましょうか?」
北郷「とりあえず、あの二人の話を聞いてみないと何とも言えないな・・・・
俺と愛紗であの二人から話を聞いてくるから恋とねねは軍を率いて待機していてくれ。」
恋「・・・・わかった・・」
ねね「しょうがないですね・・・・・」
北郷軍と馬騰軍との間に向かう両者。
互いが顔合わせた瞬間妙な空気が流れた。
北郷「とりあえず自己紹介をしようか・・・・俺の名は北郷一刀だ。」
愛紗「私はご主人様一の家臣関羽だ」
???「あんたがあの有名な天の御遣いか!」
北郷の名前を聞いて驚く謎の女性。
???「あたしの名前は馬超っていうんだ・・・そしてあたしの隣にいるのが・・・・・」
???「お姉様の従姉妹の馬岱で〜〜〜〜す!!」
二人の名前を聞いて驚く北郷と愛紗。
もうこんな状況になれたのか。
北郷は馬超から事情を聴くことにした。
北郷「え〜〜〜っと何故西涼の軍がこんなとこにいるんだ?
それに、馬騰殿の姿が・・・・・
馬超「私達の母上馬騰は死んだよ・・・・・」
愛紗「なにっ!!それは一体どういうことだ!!」
馬超「曹操軍に西涼を襲われて・・・そのときに・・・・・母上は死んで・・・・
どうにかあたし達だけは西涼から逃ることが出来たんだ・・・・」
悲しみに満ちている馬超の目を見た北郷は・・・・・
北郷「君たちはこれからどうするんだ?どこか行くあてでもあるのか?」
馬超「それなんだけど・・・・実はあたし達はここであんたたちを待っていたんだよ。」
北郷「えっ?それって一体・・・・」
馬超「たまたま、あの有名な天の御遣いがここを通るという情報を聞いてここで待っていたんだ・・・・あんたの軍に加えてもらうために!」
北郷「俺としては一向に構わないがいいのか?
俺達も曹操から逃げてきたんだぞ?」
馬超「それでもいいんだ!曹操みたいな強大な敵と戦うためにはあんたの軍に入ることがいいような気がするんだ・・・頼む!あたし達を北郷軍に入れてくれ!!」
そう言った馬超は北郷に深々と頭を下げる。
溜息を吐きつつ北郷は・・・・
北郷「分かった・・・・君の力を俺達に貸してくれ」
馬超「ありがとう・・・・・これからはあたしの事は真名で呼んでくれ
あたしの真名は翠っていうんだ・・・・これからよろしくな・・・ご主人様!」
馬岱「私の真名は蒲公英だよ!よろしくね♪ご主人様♪♪」
こうして、新たな仲間を得た北郷は桃香たちが待っている益州へ向かった。
それからしばらくして、風稜城へたどり着いた北郷達。
城門の兵士に桃香たちがどこにいるのかと聞いたら玉座の間にいると聞き早速向かった。
そこで、北郷を待っていたのは・・・・
桃香「ご主人様〜〜〜〜〜〜っ!!!」
玉座の間の扉を開けた瞬間桃香がものすごい勢いで北郷に抱きついた。
桃香「ご主人様が無事でよかったよ〜〜〜〜」
泣きながら北郷に抱きつく桃香。
そんな桃香の背中をさすりながら北郷は・・・
北郷「心配をかけたな桃香・・・・でも俺はちゃんと帰ってきだろ・・・・」
桃香「うん・・・うん・・・うん」
少し落ち着いたのか北郷から離れた桃香はあることに気付いた。
桃香「ねぇ・・・ご主人様後ろの人たちは誰?」
霞「せやせや・・・うちもさっきから気になってたんや」
北郷は桃香たちに事の経緯を説明した。
曹操軍のこと・・・・
新たに仲間になった翠と蒲公英のことを・・・・
北郷の話を聞いた桃香達は少し戸惑っていた。
その戸惑いの理由はなぜ曹操が自分達を見逃したかということである。
そんな仲間の様子を見た北郷は口を開こうとしたが・・・
星「ふっ・・・・我らを見逃したことを必ず後悔させてやる。」
昴「星の言う通りだ!・・・今まで以上に強くなってやる!」
霞「うちも北龍隊副長として・・・今まで以上にやったるで!!」
朱里「そのためにもまずは・・・・・」
雛里「この蜀を一刻も早く当地することが大切です・・・」
桃香「そうだね!・・・私達はまだまだ強くなれる・・・そうだよね!ご主人様!!」
戸惑いから一転して俄然やる気を出す桃香達。
今までの戦いで成長したのはなにも北郷だけではない。
桃香たちも着実につよくなっているのである。
心も体も・・・・・
北郷「ああ!桃香の言う通りだ!!俺たちはまだまだ強くなる!!!
そのためにも皆の力を貸してくれ!!!!」
一同「「「「「「「「オォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」」」」」」」」」」」
表舞台から退場することによってまた一つ強くなった北郷軍。
これが何を意味するのか・・・・・
今、新たな外史の扉が開かれる。
説明 | ||
遅くなってすいません(反省) なかなかネタが思いつきませんでした。(泣) |
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コメント | ||
蜀を当地⇒統治ですよね?がんばって(白ぴぃ) さて・・・・どうなるのか(リンドウ) ずっと思ってたけど、一刀のことずっと北郷って書いてるよね?物語になんか関係してるのかな?(空良) 誤字修正です。3ページ20行目星のセリフ、必ず公開→必ず後悔ではないですか?(ブックマン) お久しぶりです!! 翠と蒲公英が仲間になりましたか。 続きが楽しみです。(キラ・リョウ) p3らを見逃したことを必ず公開させてやる→後悔ですよね?(st205gt4) |
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