真恋姫無双外伝 外史をかける一刀 1話
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「それはそうと一刀よ、君が元の世界に戻らずにここにいるということはまだ君にも役目があるということさ」

伏羲がそう話す真剣な顔をしたので一刀は姿勢を正して聞く姿勢になった。

「まず一刀に話さないといけないのは、どんな理由があっても外史からいなくなる事は本来ありえないということだ」

「それはどういうことですか?」

「一刀は、自分があの外史で役目を終えたから消える事になったと思っているだろうが外史というものは物語が終わるとその存在もなくなってしまうものなんだ」

「な!!あの世界がなくなるっていうんですか」

伏羲の言葉を聞き一刀は掴み掛かった。

「興奮するのは、わかるがまずは話を最後まで聞いて欲しい」

「・・・すみませんでした」

一刀は手を離し話を聞こうとした。

「外史とはifの物語の世界だと思っていいだろう。たとえばあの世界は「もし三国志の人物がみんな女性なら」といった感じだ。ここまでは理解できたか?」

一刀は無言で頷いた。

「物語ということは始まりがあったら終わりもあるということだ。終わりがきたら世界は消える・・・それが本来の進み方だ。もしその世界に迷い込んだ者がいたら終わりの時に元の世界に戻される。その世界の住人ではないからな・・・そしてこの狭間には私のような管理者以外には人は来れないのだ・・・」

「なら、なぜ俺はここにいるんですか?」

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一刀の問いに伏羲はしばらく考え込み

「・・・考えられるのは一つ、あの外史の意思で君をここに送り込んだのだろう。だいぶありえないことなのだがな」

「外史がここにおくりこんだ??」

一刀はぜんぜん理解できなかった。

「ああ、おそらくな。なぜそうしたのかはわからないがな・・・しかたない、私の力で調べてみるか」

「力ていったい・」

「正式には管理者としての力でな。いろんな力をもっている奴がいるが私の力は外史のすべてをしる力だ」

そういうと伏羲の前に姿見ほどの大きさの鏡が出てきた。

「すべてを知るといっても用は他の管理者は外史と同じ時間の進み方でしか物語をみれないが、わたしはその外史の過去・現在・未来すべてを見る事が出来る」

「そうか!あの外史の時を調べればまた俺にも役目あるかもしれない」

「そういう事だ。あの外史は終わりが来たはずなのにまだ存在している。ということは未来があるという事・・・つまり物語は終わっていないということだ」

そういった伏羲は鏡に手をかざした。

「続きがあるのに君は追い出された・・・という事は今の君では力量不足なんだろう。君に足りないのはなんなのか調べてみよう」

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そういうと鏡が光りだしなにかが映りだした。

「!!!ばかなこれはなんてことだ!!」

鏡を見た伏羲は驚愕の顔をした。

「なにがあったんですか!?」

「三国が五湖にほろぼされている。しかしこいつ等は・・・」

「だれがいたんですか?」

伏羲はしばらく黙り込んだが

「左慈と干吉・・・私と同じく管理者だった者達だ」

「だったって・・・」

「ああ、あいつらが暴走してな外史を次々と破壊しだしたんだ。このままだと世界同士のバランスが崩壊してしまうので私と仲間で倒したはずだったのだが生きていたとは」

「ならそいつらの目的は」

「間違いなくあの世界の破壊だ。三国を滅ぼせば物語が崩壊するからな」

「そんな事させてたまるか!!」

一刀が叫んでる時に伏羲は考え込んでいた。

「!そういうことか」

伏羲の言葉に一刀が伏羲の方をみると

「わかったぞ。君の役目が」

「本当ですか?それはいったい?」

「三国が滅ぼされるという事は力が足りないからだ。そうなると君の役目は3つ」

「その3つとは?」

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「まずは君自身が強くなることだ。武においても智においてもな」

「それはどのくらいになれば?」

「武は呂布、智は三軍師といった所か。出来る限り強くならないといけないのはわかるだろう?」

「そんな無茶な・・・」

「まあ私も協力はするからな。そして二つ目は君にはいろんな外史にいってもらう」

「なぜですか」

一刀の問いに伏羲は一息間をおくと

「きみには、他の外史で新しい仲間を集めて欲しい」

「新しい仲間・・・」

「そうだ。君もあの外史で気づいたと思うが「あれあの武将がいないな」おもっただろう。その武将達がいる外史にいってもらって仲間にしてきてもらう。そして最後の新たな仲間とともに強くなった君が天の御使いとしてあの外史を救うんだ」

「・・・・」

二人の間にしばらく沈黙が続いたが

「・・・わかった。どこまで出来るかはわからないが絶対にあの世界を救ってみせる」

「ならさっそく一人新しい仲間を紹介しよう」

そう言葉と共に現れた人に一刀は驚いた。

「あ、あなたは」

一刀の前にあらわれたのは

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あとがきです

 

一刀の役目が判明しました。

いろいろな外史にいってもらって仲間集めしてもらいます。

ところでいまある事でなやんでいます。

この物語を書いていくのですが

1・いろいろな漫画のネタを使っていく

2・あくまでネタなしのオリジナルで

どちらがいいでしょうか?

私は考えてたことがすぐに夢にでてくるのでネタ系ばっか出来てしまいます。

ちなみに話の大筋は変わりません。

一部キャラの性格や武器が変化します。

よろしければ意見をいただければとおもいます。

では次回も楽しみにしていてください。

 

 

1ページの量はこれぐらいでいいのでしょうか?

説明
一刀の新たなる役目とは・・・
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コメント
1でお願いします。ページ数はもう少し多めでがいいですね。(ブックマン)
まーたチート一刀か。ページ量はもう少し増やしてもいいんじゃないか?(libra)
どんな仲間が増えるのか楽しみです(cielo spada)
一刀の大役、どうなるのか楽しみです!!(キラ・リョウ)
kirikamiさんへ 調べたらその通りでした。本文直しました。ご指摘ありがとうございます。(南華老仙「再生(リボーン)」)
かつてないスケールですね!!(バッキー)
役不足=役がその人物に対して足りてないの意味なので恐らく力量不足がこの場合正しいのでは?(kirikami)
勇者・・・もとい医者王(ジェネシック)(ロワイン)
3.気に入ったオリジナル武将を書いている作者と交渉して友情出演(ぇ(ティリ)
気になる(≧∇≦)(じん)
他のも読んでいますが、1ページの量はもっと多くても良いと思います。あと2で(ユウ)
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