映画「きみの声をとどけたい」・2
説明
7人の女子高生の残り4人。雫とかえでと夕は主人公なぎさの幼馴染み。乙葉はあやめの友達。さて高校2年となるとそろそろ進路の選択が現実問題として目の前に立ちはだかってくる。これは当人達にとって結構大問題ではある。この7人の中で雫と乙葉は明確に自分の進路と目標を決めている。二人とも外観に似合わず芯はしっかりした娘達だ。また夕も映画の中では具体的な進路は言ってなかったが「祖父を尊敬している。祖父のような人になりたい」とはっきり言ってるので目標はしっかり持ってるんだろう。またラジオ番組マニアのあやめもなんとなく進みそうな道は見えている。その中ではっきりしてないのは主人公なぎさとかえでだがなぎさは今回の物語の中で「言葉の力」を知りその道に進むことがラストで描かれた。かえでだけがちょっと置いてけぼりか・・(苦笑)
そのかえでと夕の関係。二人とも幼馴染みで運動神経は抜群。それぞれの学校でラクロス部の次期部長と目されている。ただかえでの夕に対する敵対心は少々根深いものがある。これは裕福な家の夕に対してかえでがファミレスでバイトをしていることから示唆されるように経済的なものから来る反発心だろう。最後は和解はするけど。大丈夫だかえで。君にもきっといい未来がある!と言っておこう。

久々にいい映画だと思った。ポッピンQと高校生の「希望」というとこで根っこは同じ物語のように思う。もっともあっちは高校生編が中途半端な予告編みたいので終わっとるが。(苦笑)
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