追いかける貴族
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説明
MYブログで、一日一枚のらくがきで徒然なるままに描いたモノです
セリフなしで絵だけで伝える練習のために描きました

【1頁】
表紙
【2頁】
幼い頃、街から離れた森でよく遊んでいた少女がいた
だがいつしか会えなくなり、けれども男はまた再開できることを願っていた
ある日、ぼんやりマルシェを歩いていたら似ている少女を見つけ……。
【3頁】
振り向いた少女は「人違いでは?」と軽く返答する
「そ…う、ですね…」と内心納得していない男だったが
少女は去ってしまう
しかし、この少女。実のところ男が探していた少女本人であった
が、わけあって知らないふりをする。
【4頁】
赤の他人のふりをする少女の脳裏には幼き頃
森で遊んだ記憶が思い出される
少年、いや男が、どれだけ高貴な家柄で自分とは住む世界が違うかということを少女は知っていのだ。
だから恋心に気付く前に少女は少年の前から姿を消したのだった

思いにふけりながら歩く少女の前から友人が来ていたが
うつむいて歩く少女は気づかない
それゆえに友人は少女の名を呼ぶ
「  」
その名前にハッとした男
そしてバレたと焦る少女……。
【5頁】
友人に、買った食べ物が入っているカゴを渡し走り去る少女
それを追いかける男

しばらく走り続けた二人は、幼い頃よく遊んでいたあの森に来ていた
「なぜ逃げるんだ!」
自分を嫌いになったから急にいなくなったのかと男は問う
「そんなことないっ!でもっ」
と、前を向いたまま答える少女
「だったらなぜ!?」
再び問う男の視界には、ポロポロと流れる少女の涙
「だって、私とあなたじゃ身分が、住む世界が違いすぎる!周りが許してくれないっ」
「っ!!」
【6頁】
少女のコトバに自分の意思を伝えるため男は少女の手を引き抱きしめる
「身分なんて、周りなんて俺が認めさせる!君に側にいてほしいんだ」
【7頁】
男はさらに少女に
「一生守る。ずっと一緒にいてほしい」と告げる
男の真意と決意が、一度はあきらめた未来を再度思い描かせ
少女の瞳からは大粒の涙があふれる……

そして今一度
「ずっと俺の側に、大事な人になってください」と男は告げ
どちらともなく手が触れる
「はい」と少女の答えと共に、ふたりの手はつながれたのだった

お・わ・り
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