道化と軽業のターミナル(There is a C.T.R. Main Terminal) |
説明 | ||
(ある旅行者の手記より) 「C.T.W(Colour-Trash World」など と呼ばれる辺境のエリアに 網の目とまでは言わないまでも ザルの目程の路線網を拡げる C.T.R.(Colour-Trash Railway)と 言う名の鉄道会社、 そのメインターミナルが この「時代遅れの町」と呼ばれる 大した規模ではない街の 中心からやや外れた場所にある。 オレンジ色したサーカステントの下に ずらりと並んだホームには C.T.Wのあちこちからやって来ては 始発着を繰り返す列車や 乗降客に乗換え客、 駅員に構内スタッフ、 列車に電気を送る為の 送電線を描く羽鉛筆達と 送電線を消す為の消しゴム達とで 一日中賑わいを見せている。 行き止まりとなったホームの前に しつらえられた旧いテレビで何とか 複雑な列車の行き先・系統番号を 確認しなければいけないのだけれども、 自分が何処へ行きたいのか はっきりと判っている人間は 一切迷うことなしに目的地へと 到達する事が出来ると言う。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 完成後A4(210×297)サイズ程に切り取った水彩紙に 水彩絵の具と水彩色鉛筆で描いたもの。 自分の絵に登場する−と言いますか、 この世界に路線網があるC.T.R.(Colour-Trash Railway)の 中心的なターミナル駅をかねてから描いてみたかった... と言うのがありました。 実は元々は途中まで描いていてボツにした別の絵を 描いていた紙に描いているのですけど、 その際に虹や惑星、上の広告類等そのボツにした絵に 描いていたモチーフ類やその形を流用していたりします。 |
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