JX-25 フランカー
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説明
フレームアームズコンペ【WFAコン】参加機体

使用キット
・FA レイダオ
・FA 白虎
・M.S.Gヘヴィウェポンシステム スパイラルクラッシャー
・メカサプライ ジョイントセットA、B
・メカサプライ プロペラントタンク(丸型)
・メカサプライ エクスアーマーA 

装備
・FA携帯型戦術レーザー自動小銃『サンダー・スピア』
・FA携帯型戦術レーザー砲『サンダー・スピアSVD』
・40mm機銃
・超高温装甲溶断近接戦闘システム(通称:ヒートアックス)

機体概要

ユーラシア大陸中部の治安維持、対無人兵器群迎撃を担当する地球防衛機構ユーラシア方面軍の新型航空戦闘フレームアームズ。機体名は地球防衛機構の命名方式に従いラテン語で命名され『風(Ventus)』を意味する。フランカー・アイリス含む先行量産型フランカーシリーズの実戦データを反映、正式に主力戦闘機として再設計されたのがフランカー・ヴェントゥスをフラッグシップとした正式採用型フランカーシリーズである。

 機体能力としてはバーゼラルドシリーズ譲りの運動性と機動性をそのままに先行量産型フランカーシリーズの実戦データが反映されたことで高い姿勢制御能力を誇り、以前は高度な技術を必要とした匍匐飛行も安定して行うことが可能。さらに地球防衛機構性新型中枢管制システム『System-Doll.em(システムドーレム)』により基本出力が向上。航空機でありながら準陸戦機(推進器によって低空で飛行し地上戦闘を行う機種)として運用可能なポテンシャルを有する。それでいて今後のための拡張余地が残されている。

 特徴としては、ぱるめ。FA世界観初となる量産機でありながら戦術レーザー兵器を標準搭載している点である。フランカー・ヴェントゥスに搭載されているFA携帯型戦術レーザー自動小銃、通称『サンダー・スピア』は電子機器破壊能力に特化した戦術レーザーである。FA携帯型戦術レーザー自動小銃『サンダー・スピア』は、初速と命中率と射程、連射性能に優れる。単純な破壊力では実弾に劣り、装甲の破壊には適さないが、装甲越しに内部電子機器破壊する能力を有し着弾箇所、材質に影響されるものの条件が合えば重FAですら一瞬で撃破可能。条件が合わない標的でも着弾時のデータを収集、反映、最適化することで状況に対応可能。
 左腕部にもサンダー・スピアと同系列の戦術レーザー火器『サンダー・スピアSVD』を装備している。SVDは『ドラゴノフ式戦術レーザー砲』の意。こちらのサンダー・スピアは単射式で一撃の威力に優れ、装甲を溶解させるだけの十分な熱量を有しながらより強力な電子機器破壊能力を有する。さらに動力を蓄積、放出することでSVDの威力をそのままに2秒間の高出力戦術レーザー照射が可能。しかし照射後は砲身冷却と動力回復のために暫くSVDが使用不能になる。
SVDの冷却インターバル時、緊急時の対応用装備としてSVD防護装甲内に40mm機銃を装備。またそれでも接近を許しインファイトが発生した際には『超高温装甲溶断近接戦闘システム(通称:ヒートアックス)』を使用する。


時代背景

・地球防衛機構ユーラシア方面軍(第1辺境方面軍)について
 ユーラシア方面軍(第1辺境方面軍)はロシア系コロニー群の地球防衛機構加盟に伴い既存の防衛戦力を基に再編した防衛組織である。ユーラシア大陸北部、中東の防衛、治安維持を担当する。ユーラシア大陸中部には月無人兵器群の母体たる強襲揚陸ユニットが点在していることからユーラシア大陸における月無人兵器群戦の最前線に立たされている。
 実際には再編に伴い命令系統に地球防衛機構中央軍の意思が介在、最高指揮権や編成権限を中央軍に握られている。場合によってはユーラシア大陸防衛よりも地球防衛機構の政治的意図が優先される。地球防衛機構からもたらされた『System-Doll』搭載FAの普及により個々の戦闘能力が大幅に強化されたものの、強襲揚陸ユニットから無尽蔵に湧き出る月無人兵器群に対して戦力不足が否めない。
 このような状況にも関わらず、独断での戦力増強すら許されず、中身だけ時代の流れとともに旧式化しつつある装備をやりくりし使い続けている。貴重なパイロットたちを消費することで辛うじて月無人兵器群を食い止めている状況に、ユーラシア方面軍内の地球防衛機構中央軍に対しての不満は募りつつあった。
『シベリア事件』以降、いままで抑え込まれてきた地球防衛機構による圧政に対する不満が解放された結果、各地で反地球防衛機構運動が加速。地球防衛機構の統制力は大きく失われた。
 以降地球防衛機構各軍は鎮圧に忙殺され、地球防衛機構中央軍はユーラシア方面軍の独自での戦力の増強を容認される。いままでユーラシア方面軍は地球防衛機構から支給されたFAを管轄下のコロニーで製造された装備でマイナーチェンジして運用することを強いられてきた。しかしその制約が無くなったことで、ユーラシア方面軍は地球防衛機構に頼らない、ロシア系コロニー群で生産可能なFA開発が進めた。その結果として開発されたのが『JX-25Fフランカー(一部の地域ではジィダオと呼ばれる)』である。OSはブラックボックス化されているため、地球防衛機構頼りだったものの、ついに念願のFA開発能力を獲得したのだった。


・フランカーシリーズの誕生とそれが体現する『確執』
 当機は地球防衛機構ユーラシア方面軍と中央軍の確執を体現する機体でもある。
 地球防衛機構のFAは情報戦と射撃能力を重視し、情報収集による戦場のコントロール、敵の包囲殲滅を基本戦術としている。しかし正式フランカーシリーズには地球防衛機構FAでありながらより近~中距離での機動戦闘を視野に入れた設計が成されている。これは地球防衛機構中央軍の敵対勢力である日本国のFA戦術を参考していることは明白であった。事実この時すでにユーラシア方面軍では日本国対無人兵器戦術(敵集団に突撃、近接戦闘で以て敵指揮系統を担う中核戦力の撃破による敵戦力弱体化を主軸とした対無人兵器戦術)を参考に独自の無人兵器戦術が運用されていた。これは地球防衛機構FA開発/戦術開発を進める中央軍に対する無言の反発である。
 地球防衛機構製FAの特徴である強力な電子戦能力、情報収集/共有能力を重視した設計がなされているが、フランカーに付与された電子戦能力はより対人戦闘に特化したものとなっている。表向きには『人類の戦術を真似て複雑化する無人兵器群の戦術に対応するため』と説明されているが、これが中央軍に対する対抗意識の表れであることは言うまでもないであろう。
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プラモデル フレームアームズ コトブキヤ FA ダオダオ WFAコン 

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