SA-16D+ スティレ | 次 |
説明 | ||
SA-16D+は月面戦後に建造されたSA-16の生産モデル(ブロック27)である。 ■開発の経緯 月面戦後無人機の脅威は去ったものの、地球には少なくないFAが残された。 それら戦場に廃棄された破損機や元無人機は各地域の武装勢力に回収され、 地域の治安を脅かす存在となった。 こうした中、治安維持のためのFA部隊の増強が防衛機構に求められたが、 月面の最終決戦にて主力のJX-25系列の多くは損耗、再生産にも時間が必要であった。 そこでまだ生産ラインの残っていたSA-16のラインを再開、 バージョンアップした上で当面の凌ぐことが決定された。 ■開発にあたっての仕様変更 本機は各地域での武装勢力との戦闘を念頭に以下のバージョンアップが図られている。 ・積載量を増やすため胴体サイドに汎用ラック増設。 ・被弾の多かった大腿部装甲の大型化。 ・走破性向上のため、タイヤ型からヒール型に足首ユニットの変更。 ・整備性の向上のためにメンテナンスフリーの部品の大幅採用。 ・僚機とのデータ連携強化のためOSをJX-25と同様のブロック5iに変更。 武装勢力の多くは修理した三二式(轟雷)のため、SA-16 D+は余裕をもって対応可能であった。 ■SA-16 D+ スティレットプラス(バルフェット中尉専用機) バルフェット中尉専用機は上記改良に加え、月面戦時の「従来機拡張計画」で 開発されたSA-16用の試作パーツをいくつか装備している。 ○肩部増加ユニット サブジェネレーターと大容量コンデンサーをセットにしたユニット。 サブアームもついており、強力な装備が使用可能になる。 ○試作型レールガン 肩部増加ユニットから吊り下げられている長大なレールガン。 大電力+長い加速部で威力上げるシンプルなコンセプトで開発された。 月面機のTCシールドには無力であったが非ベリル搭載機には有効であり、 武装勢力が時折持ち出す四八式(輝槌)の装甲を貫通することも可能。 ○ベリルコートシールド 肩部増加ユニットから吊り下げられている大型のシールド。 T結晶を混入した塗料が塗られており、電力を流すことで表面に疑似TCシールド形成される。 しかしながら使用時は激しく加熱されていくので連続使用は1分が限界。 以降は5分の冷却が必要になる。 ○脚部スラスター ACSクレイドルの整備性の悪さの反省から推進機能の特化して再開発された汎用スラスター。 使い勝手がよく本機以外での運用もよくみられる。 |
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