SAO~黒を冠する戦士たち~ 英雄外伝 第23話 最強を賭けた戦い、キリトVSヒースクリフ
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第23話 最強を賭けた戦い、キリトVSヒースクリフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キリトは舞台の中央近くに立っているヒースクリフから10歩程離れた所に立ち、二人は何かを喋ったがそれもすぐに終わりお互い武器を構えた。騒いでいた観客達も二人の構えを見て静かになり会場に沈黙が訪れた。

 

それと同時に空中にはカウントを行うディスプレイが現れカウントが始まった。

 

 

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???4

 

???3

 

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0のカウントダウンと同時に先に動いたのはキリトだった。二刀流ソードスキル《ダブルサーキュラー》を放つとヒースクリフは剣と盾でスキルを防ぎ、剣で薙ぎ払いをしてきた。

それを見たキリトは右の剣で弾くとソードスキル《ヴォーパルストライク》を放つも、それもヒースクリフが持つ盾によって防がれた。すぐさま距離を取って体制を立て直そうとするキリト、それを見るや否や、ヒースクリフはすぐに距離を縮めて剣による連続斬りをくらわす。キリトも負けじと二振りの剣で反撃し、その連撃中で体制を立て直していくのだった。

 

そして、お互いにつば競り合いになり同じタイミングで後ろにバックした。

 

「「「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ」」」

 

キリト、ヒースクリフの一進一退の攻防に観客達の歓声も徐々に高まっていた。

 

二人は呼吸が整った後、武器を構えて駆け出した。

 

「ぬんっ!」

ヒースクリフは左手に持っている盾を前面に出して盾でキリトをどつきながら剣での連撃を加えていき、キリトはそれにのまれないように全て捌いていった。そして、スキを見てキリトも攻撃を仕掛けていった。

 

「キリトが押されているわね。」

 

「ああ、攻撃が全部盾で防がれているからな…。」

 

キリトが苦戦しているように読み取るレンファ、コウ。

 

「頑張ってください、キリトさん。」

 

「負けないでキリトさん。」

 

一緒に応援をするケンタとアヤ

 

「「…………。」」

 

ただ黙って二人の戦いを見守るシュンとジュン。

ゼウスの周りの観客の声からは、

 

「盾が硬すぎだぜ。」

 

「黒の魔剣士、押されてないか?」

 

「二刀流でも盾で防がれたら、どうしようもないか。」

 

「これは、キリトの負けか?」

 

そんな声もちらほら上がってきた、しかしこの二人は……

 

「いや、違うな。」

 

「押されているのは、ヒースクリフだ。」

 

二人しか聞こえない声で話すエドとゼウス。現実(リアル)でも異常なまでに戦闘を繰り返してきた二人だからこそ、一般には見えないものも見えていた。

 

「確かに、ヒースクリフの防御力は異常だ。さっきからキリトの攻撃を全く通していない………だが、それ以上に。」

 

「キリトが剣を振るう速度が徐々に上がってきている、そして、ヒースクリフはその反応に追いつくのがやっと。ってところだろうな〜、このまま行けば…」

 

「キリトの速さに飲み込まれ……」

 

「盾で防ぐ反応が遅れたヒースクリフにダメージが通るってハナシだ。」

 

エドとゼウスは試合の流れを見て、今後の展開を見越してそう判断するのだった。

そして、ゼウスは少しだけヒースクリフの顔を見た。彼の表情は今までにない焦りの顔を浮かべており、負けるのを恐れる…いや、それ以上に嫌がるように見受けられた。

 

「(まぁ、ヒースクリフ本人がこの状況が一番ヤバいってことを理解しているだろうな…)」

 

そうゼウスが思っているとキリトに動きがあった。二刀流ソードスキル《スターバーストストリーム》をヒースクリフに放ったのだった。二振りの剣による十六連撃がヒースクリフに襲い掛かり、必死で盾で受け止めるも、勢いに負けて押されているように見えた。そしてHPバーも徐々に減り続けており緑からイエローに変わると思われた頃にそれは起こった。

 

「ん?」

 

ゼウスは見た。微かに…微かに減り続けるHPバーが止まったように見えた。そして、いつ動いたのだろうか…ヒースクリフの剣がキリトの二刀流という名の激流の中をかいくぐりキリトに迫っているのだった。

 

「「「(…………えっ?)」」」

 

コウスケ達、レンファ達は驚いた。いつの間にかヒースクリフがキリトに反撃しようとしておりキリトに剣が迫っていたからだ。瞬きせずに試合を見ていたはずなのに何故………と思わせる時もなく、キリトに剣が迫っていた。普通ならかわし切れないと誰もが思うだろう…………。

 

 

そう、彼が‘’普通‘’の人間ならばの話しだが………。

 

 

 

 

Tobecontnued…

 

 

 

 

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あとがき

 

 

第23話いかがだったでしょうか? 最初方で少しだけ戦闘シーンは書きましたが、今回はそれ以上の長さを書いております。上手く伝わっていると良いのですが………。

これを書くにあたって本郷さんの作品のキリトとヒースクリフの最初の決闘シーンを何回も読み返して下書きをしました、時間がかかると思っていたのですが結構スラスラと書くことができましたね。

 

さて、新作ゲームフェイタルバレットは面白いですが、今までのSAOゲームの中でも難しいかなと思いました。どんなにレベルが高くても突っ込めばすぐにハチの巣にされてやられてしまうし、隠れる所があっても頭隠せない所が多くてヘッドショットされやすいです。常に動き回ることを要求されますね………。

あと、アバターでオッサンキャラ作れないのが不満ですかねぇ……まぁ、幼馴染とのイベントも多数ありますのであまりにもオッサン過ぎると違和感を感じるのですけどね。

あと、新キャラのバサルト・ジョー、いいキャラですねww新ヒロインよりもイイですね。戦国BASARAの黒田官兵衛をふっとうさせます。まぁ、中の人が同じですからね、喋り方もそれっぽいですし。

 

それと話しは変わって、アリシゼーション編は全編アニメ化するとか……まぁ、こんなこと言うのもあれですけどアリシゼーション編を原作で読んだことがない自分にとってどれぐらい長いのかよく分からないのですけどね……とりあえず楽しみです。

 

 

次回、キリトとヒースクリの対決は如何に、そして、キリトの真の姿を見せる時、驚く人物も……。

 

 

それではこの辺で、ではまた……。

 

 

 

 

説明
どうも、グルメです。

SAOの新作ゲーム、フェイタルバレット面白いですね。モンハン置いてそっちばっかやっていますww。

さて今回のお話しは、いよいよキリトとヒースクリフの対決、いったいどんな展開になるのでしょうか……。

それでは、どうぞ。
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コメント
本郷さん 原作も確かキリトのスピードは徐々に上がってきたと思うので、多分ですけど・・ちなみにフェイタルバレットの主人公のキャラはギルティギアシリーズのシン=キスクというキャラに似せていたり、アファシスはFateシリーズに出てくるジークに似せていたりしていますwww(グルメ96)
一般人には解らないような速度で徐々にブーストしていき、最終的に一気に最終ブーストまで行うのがウチのキリトさんですねw アバターって老若男女幅広く作れる方がいいですよね、再現度が異常な人も偶に居ますがw(本郷 刃)
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