#37 回心転意 |
説明 | ||
「先生っ」 俺は縁側から下りて先生と向かい合った いきなりのアクションに彼女はびっくりする 俺「この間はごめんなさい」 牧野「あ う、うん 私だって、貴方に怪我を...」 俺「あんなの怪我のうちに入りません もう、ああいう乱暴めいたことはしないって誓います だから前のように、公園に来て いつものように、話を...お願いです お願いだから!」 先生は躊躇いもなく、ゆっくり頷いてくれる 俺「有難う もう、先生の嫌なことは絶対しない 先生に彼氏がいたらと思うと、辛くて あんなことしてしまって...」 牧野「私には、そんな人いないよ」 俺「え!?」 牧野「それに、その。嫌じゃなかったから」 少し照れたように、頬を染めた 良かった。彼女を傷つけたと思っていた俺は 身体が軽くなったような安心感で満たされる でも 嫌じゃない?ならどうして!? 牧野「あの時、流されてしまっていたら 私は…」 彼女の顔が、みるみる曇っていく まるで絶望にかられたような 青ざめた表情 牧野「...地獄に堕ちてしまうから」 そう言って目を瞑る 地獄?ってあの死後の地獄のことか? 彼女が何を言っているのか理解できなくなる 間も無くガレージから大声がした 父親「お〜い、めぐみ。野菜が全然足らんぞ 適当に切って来てくれ」 (酔っ払いめ…姉ちゃんは買い物に行ったじゃないか) 牧野「立花、ちょっと、台所借りるね」 先生は立ち上がると、キッチンに向かって掛けていく 包丁の音がする。先生が作業してくれているのだろう 間も無く姉ちゃんも帰ってきた 結局。先生は遅くまでこの宴席に付き合ってくれた まぁ、姉ちゃんが引き止めていたのが大きいのだけど 楽しんでくれたのは間違いないようだった しかし 先生はなんであんなことを... それがずっと、宴が終わっても、頭から離れることはなかった ++++++++++++++++ 皆さん真面目な方が多くて、彼女もきっと喜んでいると思います〜 |
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コメント | ||
>thuleさま こっちには地獄谷って温泉地があるのですが、冷徹コラボグッズが買えなかった事を思い出しますねぇ!奇遇かな先生の出身もそこらへんだったり 奇妙なコンボですね!(みらくる☆) >タクさん 友人の誕生日が飛鳥の命日って覚えてました! ズバッカーの上のハリボテ感といったらw 首領LはLIPのLですよ!(みらくる☆) 地獄の沙汰も君次第〜? ここは地獄、地獄素敵な地獄、地獄じごじご地獄だよ〜♪(thule) 地獄の見えたあの日から先生の体に吹く風は復讐の風熱い風?(タクさん) >ふかやんさま きゃ〜 こっちは感動してしまいました! 実は後編で似たような台詞、出てくるんです なんかシンクロしたような!そんな 気持ち!(みらくる☆) …君が地獄に落ちると言うなら、私もまた地獄に堕ちよう。君をこの手で抱きしめて、決して離れる事の無い様に…(小説風にしてみました(∀`*ゞ)テヘッ)(ふかやん) >たこやきさま いずれきっとすべてわかる日が・・・ ちょっとづつ見えて行く感じになると思います(^∇^)(みらくる☆) 絶望的な過去とは...(たこやき) |
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