こんとん物語 26 |
カーチス夫妻の屋敷の現場検証の日。
「おはようございます。」
「おはようございます。こんとん。」
情報屋アニスに顔を見せたこんとん。彼女に挨拶をするクリス。
イザベルは、検証の場に直接来るようだ。
クリスによると、今朝の電話でそう言っていたらしい。
カーチス夫妻の屋敷まで電車で行く。
二人は合流し次第、最寄りの駅へと向かった。
そして、カーチス夫妻の屋敷に到着する。
「おはようございます。」
「おはようございます。イザベル」
イザベルに二人は偶然に会い、挨拶する。
「御二人とも、おはようございます。」
警察署の二人、結城とディアーは先に来ており、あちらの側の現場検証をしていた。
「こんとん。」
クリスに促され、挨拶をしに警察署の二人に近づくこんとん。
「おはようございます。結城さん、ディアーさん。」
「こちらこそ、おはようございます。こんとん様。」
「おはようございます。」
こんとんが先に挨拶する。結城、ディアーと挨拶を返される。
「今日の現場検証について質問をしてもよろしいですか。」
クリスがこんとんの後ろ((隣|となり))から発言する。
「よろしいでしょう。」
ディアーが応対する。
「では、今回の現場検証については、こちらに一任してもらえるのでしょうか。」
「よろしいです。」
固い言葉遣いで、ディアーは承認する。
一同は身なりを確認したりと緊張感を高めていく。
「それでは、」
こんとんがこの場を仕切る。
「これより、現場検証を始めます。」
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