呂北伝〜真紅の旗に集う者〜 第012話 |
呂北伝〜真紅の旗に集う者〜 第012話「休息」
隴、夜桜、留梨。三人は数え年で11の時より一緒にいる。隴は村長の孫として様々な場所に顔が効いたことと、持ち前の明るさと、誰に対しても贔屓をしない性格が幸いし、自然と皆の中心にいた。そんな隴と波長が特にあったのが夜桜と留梨であった。留梨は人形使いの末裔ということで、村人に良い目では見られていなかったが、隴は気にせず彼女の手を引っ張り続けた。夜桜は11の時に村に来て、隴と出会った瞬間に打ち解けた。良い意味でも悪い意味でも誰に対しても対面を変えないその図太さが幸いしたのだ。留梨と夜桜も、隴の仲介の下ですぐに打ち解けた。周りを先導し、物事を行なうのが隴。引き際を考え、リスクを際限なく抑える方法を考えるのが夜桜。そんな二人を支え、時に間に立ち、上手く調整するのが留梨であった。義勇軍ながらも、三人が兵を率い、統制が取れ、村を守り傭兵の様に他村に出向いていたのも、そういったバランスが取れていたからである。兵を率いるようになってからも三人の役割が変わることは無かった。隴が先導して指揮を執り、夜桜は切り込んで敵を殲滅し、留梨は兵の物資が枯渇しないように管理し調整した。決して三人がそれぞれの役割を軽い目で見ることは無かった。寧ろ一人でも欠けてしまえば、きっと軍は崩壊するであろうとも不謹慎ながらも語り合った程である......。
「隴さん。今季までの兵糧の見積書は?」
「こっちですわ郷里はん。ついでにさっき時間がちと余ったんで来期分の予想見積書もザックリ作ったんで、確認しといてくれます?」
「わかりました。夜桜さん、先月の武具、矢玉の修理代の確認終わっています?」
「それはまだネ。前の緊急遠征で使用した分の修理が終わっていないから、領収書もまだヨ。でもそれまでの分は終わっているネ」
「それでしたら、それは愛華様に確認取って下さい。恐らく暫くはこっち預かりになると思うので、愛華様には領収書が着次第提出すると伝えてください」
夜桜は声高らかと了承すると、そのまま執務室を出ていき、高順の下に向かった。現在扶風の軍の中枢を司る警備屋敷では何時もの様に領内をまとめる将と政務官達が内政に忙殺されている。警備屋敷はその響きでただ必要に応じて兵を派遣し、領内の安全を守る兵達の詰所と考えてしまいそうだが、それだけではない。税の徴収を行ない、時には農村の開墾に助っ人に向かうなどその用途は様々であり、民の悩み事はまずここに集まり、現在の扶風西群を支えているのは間違いなくここであろう。
隴と夜桜は以前と違い、現在は扶風郡の財政に関する一部を、郷里より任されている。苦手なことに自ら取り込んでいるうちに、いつの間にか出来ているようになっていた。無論、郡を収める”領主の目”の補佐をするとなると、そんな単純なものではない。まずは初めて郷里付きになった時の様に、硯での墨作りから始まり、他の政務官への連絡役から、書類整理などを順番に進めていき、休日は((愛華|メイファ))や留梨の所に行っては勉強会を開いていてもらっていたのだ。愛華は呂北軍の重鎮であり、留梨は将になりたてであるからして二人共暇ではないのだが、愛華は特に気にすることなく心地よく了承し、留梨も二人の為ならと喜んで引き受けた。元上司と元同僚に助けを求めに乞いに行くのも最初こそ抵抗を感じたものの、今の二人はなりふり構ってはいられないと思ったが、二人の気持ちがいい態度に拍子抜けしたのか、深く考えるのも止めて、現在も素直に教えを乞いに行っている。しかしそれでも先生である二人は将でもある。忙しさによりどうしても時間の都合がつかないときも存在する。そういう時は城の書庫にて皆の邪魔にならない様に自習を行なうのだが、そこでも二人はまた運よく優秀な先生を捕まえることに成功した。偶々城に遊びに来ていた呂北夫人こと((白華|パイファ))である。博識である彼女に学ぶことは多く、軍事・民法・算術などあらゆる分野に答えてくれる。そしていつの間にか、留梨や愛華に尋ねに行く機会は少なくなり、徐々に白華に傾倒していった。基本的に彼女は自宅にて侍女と共に家事を行なっているだけであるので、それ以外は暇といえば暇であり、二人への教育はあたかも私塾で子供に教えるぐらいの感覚である。これだけの知識を持つ白華が何故内政の一端に携わらないのかと疑問をぶつけると、彼女曰く、「自分は基礎の内容を知っているだけ。実戦には向かない」とのことであるらしい。
日は落ち、夜が更けった時、城の訓練場にて鍛錬を積んでいる二つの影があった。正体は隴と夜桜であり、現在は組手前の準備運動をしているところだ。やがて組手を始めて1刻程経ち、体が解れてきた時に、二人に一人の来訪者が現れた。
「......毎夜、訓練場に妙な声が聞こえてくるという報告を受けて来てみれば、お二方は何をしているんですか?」
若干呆れ声で頭に手を当て、郷里はそう言った。
「なんや郷里はんかいな。別にええですやんか。最近は仕事もこなして、遅刻もしてませんやん」
「別に鍛錬自体を禁則するわけではありません。それに仕事以外の時間を拘束する権利も誰にもありません。要はもう少し効率を考えて行なうべきだと言っているのです」
郷里の言葉に二人は首を傾げる。
「どういう意味ですかい。郷里はん」
「お二方。最近は愛華様や留梨、奥方様の所に出向かれて勉学に励んでいると聞いています。勿論悪いことではありません。自らの意思で学ぶ試み程、後にも先にも上回る教育はありません。その経験が自らの血肉となるわけですから、押し付けられるより余程いいです。問題は......最近、いつ休まれましたか?一番最近の、何もせずに1刻以上ただ((黄昏|たそがれ))た日を答えて下さい」
そう聞かれ二人は自らのここ最近の行動を思い返す。ここ最近は休日でも勉学に励み、まともな休暇らしい休暇を取った記憶は皆無であった。そんな考えを察したのか、郷里はため息を吐いた。
「いいですか、上司命令です。明日は何もせずに自らの肉体を休ませて下さい。無論奥方様の所に向かうことも禁止です。書庫への立ち入りも禁止します。とにかく明日は休んでください。命令ですよ。そして明後日は寅の刻(朝4時)に出勤して下さい。その為にも早く寝て下さいね。お二方には早く将になってもらって、ご主人様の疲労を軽減してもらいませんと......」
そういうと郷里はそのまま訓練場を後にする。残された二人は郷里の残した言葉の一部を何度も頭の中で反復させていた。それは朝の無茶な出勤時間でもなく、自らの自由時間を決められたことでもない。確かに彼女は自分達を将とするために動いてくれていると何気ない一言であった。
翌日、二人は与えられた休日を有意義に過ごすために街に繰り出していた。ここ最近休日といえば白華の下で勉学に励むか城の書庫に籠るかであったので、給金にもあまり手を付けていない状態であった。やってきたのは小物屋である。二人の趣味は大まかに言えば装飾品の収集である。隴は陶器を作ることであり、村にいた際は土から集めてよく作っていた。夜桜は若者向け流行雑誌『阿蘇阿蘇』に記載している小物を集めることである。そんな中でふと見おぼえ新しき一つの後ろ姿が見えた。
「これは?庵様、元奘様。本日はご機嫌麗しゅう存じます」
声をかけようとする前に、二人の気配に気付いたのか、女性はロングスカートを靡かせて振り向き、手を前に組んで深々とお辞儀をして挨拶をする。
そんな彼女に釣られたのか、二人もお辞儀を返してしまう。
「こ、これはども。......えぇっと......」
「((刃照碑|はしょうひ))と申します。元奘様。それでも私は呂北様の一介の侍女であり下僕に過ぎませんので、お好きに呼んでいただいて結構でございます」
そういうと刃照碑はもう一度深々頭を下げると、二人はまた釣られて頭を下げる。
全身黒を強調としたロングスカートのワンピースを着こなし、上からギリギリ全身を包むような白のロングエプロンを着こなした彼女は刃照碑といい、二人の主である呂北の侍女であり、呂北邸の侍女長でもある。5尺(150cm)いくかいかないかの小柄な体型であるが、腰で結ばれたエプロンの紐により、後ろより見える背中は、女性としての輪郭をはっきり際立たせ、未だに成長の可能性を秘めながらも何処か艶めかしい雰囲気も持ち合わせている。またコバルト色のその瞳は、見る者全てを引き寄せる魔力も漂わせていた。
「今日はどないしたんですかい?」
「買い物です。本日は良い野菜が手に入ったため、野菜炒めでもしようかと思いまして」
刃照碑は手荷物買い物籠を少し上げて強調する。
「お二方はお休みなのですね。本日も奥方様の所には参られますのでしょうか?」
「いや、今日は行けんのですわ。上司に強制的に休まされたさかい、肉体の休息じゃき」
隴はバツが悪そうな表情で頭を掻きながら答えると、刃照碑は含み笑いを零した。
「郷里様なりに考えがあってのことです。素直に聞いて頂いて一刻も早く将になり、ご主人様に力になって下さい」
「任せるアルね。ウチらも前みたいに勝手しないアル。素直が一番。そこんとこヨロシ」
振り向きながら両手の人差し指を刃照碑に向け、意味の解らない誇らしげな表情を浮かべる夜桜に、刃照碑はまた一つ含み笑いを零し、二人に挨拶をしてその場を立ち去った。
そしてその日二人は休日を大いに満喫し、心身ともに疲れも取れて太陽が昇る前に警備屋敷に出頭した。屋敷は二人が初めて扶風に来た時より一段と大きくなっている。当初は長屋の様な一階建てであったらしいが、政が安定し、多くの税が徴収できるようになるにつれて、徐々に増築が重なり、現在では3階建ての立派な屋敷と変貌と遂げ、西扶風では呂北邸の次に有名な建物であり、城の次に大きな建物であった。そんな屋敷の廊下を歩いていると、庭の方で何やら風切る音が聞こえて来る。気になって二人が覗いてみると、槍を突く・払う・撫で斬るなどの演武を行なう郷里の姿が確認出来た。彼女は上着とシャツを木に掛け、上半身はサラシという姿になっている。自らの身だしなみにも極端気を払う上司のその姿に、恐らくは誰もいないと思ってからの行動であると思う。太陽が昇る前であるので、気温は昼間に比べると極端に低い為、朝は冷え込み吐く息は若干白い。そんな中で遠目から見ても郷里の体からは((夥|おびただ))しい量の湯気が出ており、相当体に熱を持っていることがわかる。二人が来るずっと以前からこの場で調練を行なっていた証拠であろう。彼女の演武に見惚れて、いるうちに郷里は一つ大きく息を吐いた。
「隴さん、夜桜さん」
まさか気付いているとは思わなかった為に、突然声をかけられた二人は転げ落ちるように出てきてしまった。
「もうすぐ太陽が昇ります。すみませんが先に執務室にて仕事を行なえる環境を整えてくれませんか?」
転げ出てしまった二人は気持ちを落ち着かせようとするが、そんな二人に追い打ちをかけるような出来事が起こる。突然郷里は胸のサラシを外して乳房を晒した状態で完封摩擦を始めたのだ。その行動に焦る二人は焦りを通り越し狼狽の行動を示すが、背中を向けている郷里は顔だけ振り返り、二人に向かって「お願いしますね?」と言うと、隴と夜桜は慌ててその場を離れ執務室に向かった。
埃が立つかの如く慌てて執務室で二人は準備を進める。隴はひたすら硯で本日使うであろう墨を作りまくり、夜桜は本日行なうべき案件の竹簡を積み上げていく。用意し終わって冷静になり、二人は疑問に思った。いくら何でも郷里が来るのは早すぎではないか。そして人目もはばからず何故中庭で乳房を露出出来るのかと。結局そのことを聞けたのはその日の昼休憩の時であり、午前中はずっとそのもやもやと戦いながら仕事を行なっていた。
やがて昼になりそのことを問いただすと、郷里の寝食する場はどうやらこの屋形であり、呂北軍の軍師兼治安隊を任されてからずっといるとのこと。素肌に関しては、その時間に人が居ないことは承知の上で、別に見られて減るものでも無いと思っているらしい。色々と疑問が残る昼休憩に終わりつつも、朝早くより仕事を始めたお陰で、二人の仕事は昼過ぎの段階で8割方終わり、夕方の明るい時期には仕事を終えて郷里に中庭に呼び出された。何やら小物や丸太、刃物類が無造作に山積みにされている。
「今回お二方に行なっていただくことは、純粋な武術の鍛錬です。将になるに当たって、隴さんも夜桜さんも既に義勇軍で兵を率いている経験もあるので、呂北軍で兵を率いるのは後回しでもいいです。以前の鍛錬を見ている限り武術の基礎も、恐らく出来ていることでしょうから、今回は基礎の引き上げを行ないます」
『基礎の引き上げ』と聞いても、二人は首を傾げてしまう。隴の幼少の頃より磨かれた喧嘩殺法。彼女の喧嘩殺法には型は無い。常に我流の自然の流れるまま戦いの中で対応していくスタイルである。なので普段彼女が行なっている鍛錬といえば、より相手を破壊できるように行なう正拳突き・蹴りであり、相手に体を破壊されないように行なう受け身・柔軟である。喧嘩に柔軟とはイメージが付かないであるが、基本的に喧嘩とは最後に勝てばいい戦いである為、組み合えば口から待針を飛ばそうが、骨を折ろうが関係ない。そんな時にわざと自分の関節を外し、瞬時に直すことを行なう為に柔軟は必要となってくる。故に隴の戦いには大技は無い。基礎的な技で如何に破壊するかが彼女の戦いの神髄である。
夜桜に関しては、彼女も寺にいた頃より、肉体の柔軟性と基礎的な筋力鍛錬は叩き込まれている。拳法を行なう際も、基礎訓練は欠かせられない物がある。基礎を怠れば応用が出来るわけでもなく、型が多い拳法は云わば応用の塊みたいなものだ。その応用を駆使して、戦いに応じて型を合わせていくことが拳法家の戦いというものだ。決して二人は基礎を疎かにしたわけでは無い為に、郷里の言ったことが理解できなかった。
「まず隴さん。この剣を持って下さい」
言われるがままに、隴は手渡された剣を持つ。
「ここに投石用の岩が置いていますので、その剣で斬って下さい」
確かにそこには全長3尺(訳100cm)程の岩があるが、いきなり「斬れ」と言われて戸惑いを隠せなかった。
「叩き割ってはいきませんよ。しっかりと断面のムラなく斬って下さいね。夜桜さんは、ここに板壁がありますよね」
郷里が軽く叩く先には、人の拳1.5個分はある厚さの板があった。
「これを拳でぶち抜くこと出来ますか?」
「あ〜〜......。勢いを付ければ行けるアル」
「......手刀を作って下さい」
夜桜はいわれるがままに作る。
「指先を板に触れさせて下さい」
いわるままに触れる。
「腕の位置そのままに、拳を作って下さい。そしたら僅かに空間が生まれる筈です」
位置そのままに拳を作ると、確かに拳ほどの空間が出来る。
「はい。その距離より正拳突きを行ない、板をぶち抜いてください」
夜桜も何を言われているかわからず、放心状態に入ってしまった。
「それが暫くの鍛錬となります。始める時間も終わる時間も好きにして頂いて構いません。出来るようになれば次の段階に進みますので。それではまた明日会いましょう。あ、忘れてました。隴さん、もし剣が折れれば、そこに使えなくなった剣がありますので、自分で溶かして打って剣を作って鍛錬を再開してください。それでは」
そのまま片手を挙げて立ち去ろうとした郷里であったが、隴と夜桜はそれぞれに彼女の肩を持ち立ち去りを留める。
「いやいや、ちょいお待ちんなって下さい。剣で岩なんか斬れるわけないじゃき。第一、ワシは刃物を使いやせん。ワシの武術とどう関係あるんじゃき!?」
「そうアルね。そいに、ウチもこないな壁流石に出来ないアルよ?」
慌てて押し留める二人に対し、郷里はため息を吐くと、隴の剣を奪い取り、対して力を入れることなく、軽く一閃振るう。すると岩は一刀の下に割れ、その断面も奇麗に斬られていた。
次に郷里は板壁の前に立ち、拳一つ分の間を開けた拳を突きだすと、板に正拳突きを喰らわせると、板は砕けて、そこには拳が貫通したであろう穴が出来上がった。
普段の文官代表的な見た目とは裏腹に、その様な芸当が出来ることに内心では驚きを隠せないでいた。
「あらゆる万物には気があります。その気を読み取り、的確な位置に的確な速さと重量を兼ね備えた攻撃を繰り出せば、あらゆる物体の破壊が可能となる。またそこに自身の全身全霊の攻撃を繰り出せるようになれば......」
続いて郷里は岩に正拳突きを喰らわせると、岩肌に残ったのは弾丸の様にくりぬかれた拳の跡であり、砕いた後というひび割れも無く、ただ奇麗に撃ち抜かれた様な後だけが残った。その岩を軽く叩いた隴であったが、決してタネがあるわけでもなく、殴れば自らの拳を痛めつけそうな岩であり、そんな岩を突いた後でも、郷里の拳は無傷であった。
「流石に拳で岩を割れとは言いませんが、これが私の武術鍛錬の第一段階ですから」
そう言い残し、郷里は去ってしまった。残された隴と夜桜はこれからどうしようかと思いつつ、少し経ってようやく気持ちの整理が付き鍛錬を開始した。
説明 | ||
どうも皆さんこんにち"は"。 そして、待たせたな。 リアルに感けて+物語の先行き考案中で、サボり気味でしたが、更新待っているとの応援メッセージ頂きましたので、頑張って作りました。 今回も引き続き隴と夜桜回です。 主人公(一刀)君の活躍はまだまだ先ですが、のっぺり待っといて下さい。 今後の物語のヒント的な意味で、現在この話のオリジナルキャラの姓と名をそれぞれ調べてみて下さい。そうすると、次にどんなキャラがどんな設定で出てくるかと想像しやすくなるんで、暇が出来た時にでもやってみて下さい。 ※二次創作ですので、食い違いは存在します。ご了承ください。 それではどうぞ。 |
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コメント | ||
未奈兎さん>我が社は人が潜在的に行える能力の出来るか出来ないのギリギリ出来ない範囲までを要求するクリーンな会社です。 by 一刀(IFZ) 休むのも仕事のうちというのに現実の職場ときたら・・・。(未奈兎) |
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