真・恋姫†無双 〜新たなる外史の始まり〜もう一つの物語4
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真・恋姫†無双〜新たなる外史の始まり〜もう一つの物語4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、夢を見た

 

見た夢は愛華と出会った頃の夢だった

 

あの頃は色々あった、体が女性化した俺に何を思ったかナニをした愛華

 

盗賊に襲われ、完全に息の合った攻撃で全滅させた俺と愛華

 

各国を放浪し、様々な人と交流を交し誰とでも直ぐ仲良くなった愛華

 

その全てが今はもう失われ、二度と還ってこない幸せ

 

夢の最後は、俺と愛華がお互い顔を見合わせて立っていた

 

愛華の元に寄ろうと一歩踏み出すが、何故か近づけない

 

又一歩踏み出そうとするが、近づけない

 

近づこうとすればする程、愛華はどんどん離れていく

 

息が切れ、膝に手を置いて休んでいたときに前を見たとき

 

愛華の目の前に左慈がいて、愛華は必死に戦うけどそれでも敵わず、左慈は愛華を殺した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹「愛華アアァァアアアァァァアァアアァァァァアアアァァアアァァア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

自分自身の絶叫で飛び起きた

 

目を覚まし、辺りを見渡す、其処は木々が生い茂り自然がたくさんある場所だ

 

隣を見ると、其処には先日一族の人たちに殺され掛けていた所を助け、なす崩し的に旅についてき

ている少女、司馬慰だ

 

容姿は如何なる偶然か、愛華に似ていた

 

聞いた話によると、司馬慰は幼い頃から不遇な扱いを受けていた様だ

 

それが、とうとうヒートアップし、殺す事になった様だ

 

たった一人になってしまった司馬慰に、今の自分を重ねている

 

こんな事を思っても無駄だと思い至り、司馬慰の頬を撫で、また眠りに付く

 

樹「お前は絶対守り抜いてやる」

 

 

            今度こそ、絶対に死なせないと誓い

 

 

 

司馬慰SIDE

 

私は、昨日会った事を思い返していました

 

私は小さい頃から他の皆より、頭五つ分よく、その事が気味悪がれ一族の皆から嫌われていました

 

皆から村の子供から虐められ続け、一族の人からもご飯を抜かれる事や体罰を受けた事もありました

 

そして、とうとう私を殺す事に決定してしまいました

 

村の中央に連行され、いざ殺されようとした時、あの人は現れました

 

その人は、上下の服の色が違い、髪は見る者を魅了するような白、左目は傷を負っていて見えなさそうでしたが、顔を見ただけで判りました。

 

 

            この人は優しい

 

 

そう思いました

 

殺されそうだった私は、樹様に出会い助けられました

 

私を救ってくれた樹様になぜ私を助けてくれたのか聞きました

 

そしたら樹様は

 

 

            目の前で女性が殺されるのは嫌だからだ

 

 

そう仰っていた樹様のお顔はどこか、悲しそうでした

 

まるで、愛していた人を失ったようなそんな感じでした

 

思い返していたら、隣で寝ていた樹様が突然

 

樹「愛華アアァァアアアァァァアァアアァァァァアアアァァアアァァア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

そう叫ばれたため、私は驚いてしまいましたが、直ぐに落ち着き寝たふりをしました

 

しばらくして樹様が私の頬をなでこう仰いました

 

樹「お前は絶対守り抜いてやる」

 

その言葉を聞いたとき、頬が赤くなるのが判りました

 

樹様は気づかなかったらしく、直ぐに寝てしまいました

 

私は、樹様に言われたその言葉が嬉しく、生まれてはじめての幸せな感覚に身を包まれながら眠りました

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木々から洩れる朝日に当てられ目を覚ました

 

隣を見ると、司馬慰はまだ寝ていた

 

樹「司馬慰起きろ、朝だ」

 

司馬慰を起こそうと身体を揺らす

 

司馬慰「う・・・・う〜ん・・・・・・樹様?」

 

状態を起こし目をこする仕草が、愛華にダブって見えた

 

樹「ああ、俺だ。そろそろ出発するから準備したほうがいいぞ」

 

こいつと一緒の時だけは昔の自分に戻ろう、そう決めた

 

司馬慰「あの、樹様」

 

考えに耽っていると司馬慰から話しかけられた

 

樹「どうした?」

 

司馬慰「私の真名は、玲(れい)です」

 

樹「俺なんかに真名を預けていいのかい?」

 

司馬慰「はい、樹様は私を助けてくれて、今まで外の世界を知らなかった私に世界を教えてくれました。それだけでも十分です」

 

樹「判ったよ、玲。これからも一緒に頑張っていこう」

 

玲「はい!!」

 

樹「とりあえず、ほら。馬に乗って」

 

先に馬に乗り、玲に手を伸ばす

 

玲「はい!」

 

玲は手をとり、俺の後ろに乗る

 

樹「それじゃ、いくか!」

 

陳留に向けて馬をゆっくり走らせた

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ここまで読んでいかがでしたでしょうか?

 

最近元気が無く、調子が悪いです!

 

でもめげずに頑張って生きたいと思います!!

 

これからも、応援よろしくお願いします

説明
四話です
最近スランプ気味なのかいい話が書けません
でも、頑張ります!!!
では、どうぞ!!!
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コメント
体に気をつけて頑張って下さい!!(キラ・リョウ)
誤字 P1 司馬尉→司馬懿です(JIN)
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