#45 パジャマにお邪魔 |
説明 | ||
(ちょっとだけ...) 少しだけ扉を開けて、中を覗いてみる 俺「先生!?」 そこにはぐったりとして壁にもたれた先生がいた 慌てて近寄って声を掛ける 俺「大丈夫? 先生」 顔色も悪いな... 牧野「あ、た、立花? ここまで歩いたところで目眩がして 昨日から、おなかが痛くて それから 何も食べないのが悪かったみたい 返事もしたんだけど、聞こえなかったんだね」 よっぽど体調が悪そうだ 先生を支えるようにしてリビングへ そこには布団が敷いてあった どうやら寝室でなくて広い部屋で休んでいたようだ テーブルの上には胃腸薬の瓶が見える 牧野「野菜有難う えっと、紅茶で良いかな」 ゆっくり立ち上がろうとする 俺「いや、来たばかりですがもう帰ります ゆっくり休んでください」 折角彼女の部屋に入れたのに、こんな形だなんて TVはなく、難しそうな本で一杯の部屋 棚には音楽CDも目立つ 曲を聴きながら読書をするのが好きなのかな そんな中、本と分けて置いてある新聞や女性週刊誌が目に付いた 牧野「あまり、部屋の中見ないで たまにはそういうのも読むの」 俺の視線を追った先生が言った 俺「あとで姉ちゃんにおかゆでも持っていかせるから それに、勝手にドア開けてごめんなさい」 その言葉に、問題はないと彼女は首を横に振った 牧野「一人で暮らしてるとね、具合悪い時が凄く心細いんだよ こんな体たらくだけど、だからかな 傍に誰かいてくれるって、安心するというか、落ち着くんだ」 俺は笑顔で返すと、帰る準備をする 見送ろうとする彼女を制止して 玄関へ 俺と違って好き勝手に休めるわけじゃない 貴重な休みなんだ。ちょっとでも回復にまわして欲しかった 翌日の朝、学校にはちゃんと来てくれた 顔色はあまりよくないままだったけど… |
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コメント | ||
>thuleさま いつかそうやって寝られる日が来れば!! thule様はどっちの先生がお好きですか?(みらくる☆) ではセンンセイを抱き枕として一緒に寝ましょう?(thule) >ふかやんさま お粥どうもありがとうございます〜 おなか痛いのであまり食べられなかったようですが... あなたの顔見れたことも実はいい薬だったようですよ(みらくる☆) 俺は簡単なおかゆを作っておいた。これで少しは元気になると良いんだけど。(ふかやん) >IFZさま となると、仕込んだのは誰!?もしかして・・・ 誰!?(みらくる☆) ...なるほど、つわりか。なれば主人公の誘いを断っていたことも、納得がいく。(IFZ) >たこやくさま お優しい!本当はここで看病と行きたいんですが、立場なども言われてしまって弱気になっています<主人公(みらくる☆) ポカリ買ってきますね(たこやき) |
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