真剣で私に恋しなさい!!  ―――if story―――  3話「  一人の少年と一人の少女?の出会い   中編  」
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3話「  一人の少年と一人の少女?の出会い   中編  」

 

 

 

―――― 冬馬 side   ?  ――――

 

 

「暗い……いったいここはどこなんでしょう」

 

 

私は暗闇の中で一人ぽつんと突っ立っていた。

 

 

「私は確か、不良に絡まれて、それで………」

 

 

そう、女の子の声が聞こえたんだ。

 

 

「あの時、私は女の子を見ていることしかできなかった……。はぁ、なさけないですね。」

 

 

あの子は無事なんだろうか、今それが気になる。

 

 

が、その後どうなったのかは知りたくない。

 

 

「私がもっと周りをよくみていたら」

 

 

絡まれることも無かったのに………

 

 

「せめて自分自身で守れる力があれば……」

 

 

あんな不良たちにやられることもなかったのに

 

 

「私はなんて弱いのだろう……」

 

 

 

 

 

どこからか声が聞こえてくる。

 

 

「なぁ、どうしてあそこで気を失ったんだ?」

 

 

!!

 

 

あの時に聞こえた女の子の声だ

 

 

「!どこです」

 

 

私は周りを見渡したが、姿は見えない。

 

 

「聞いているんだ、質問に答えてくれないか?」

 

 

「そ、それは……私に『力がないからか?』ら!」

 

 

女の子が自分の前に姿を現した。ボロボロだった。

 

 

「見ろ、自分はボロボロだ。はは!笑えるよな。声かけておきながらこうだ!!」

 

 

笑いながらその子は自分に近づいてくる。

 

 

「おまえにも、同じ思いにしてやるよ」

 

 

その子が自分に襲い掛かってきた!

 

 

不意をつかれてしまったため、自分は対応することができず。腹に一発拳を入れられた。

 

 

「う!………ッグ」――――――――――――ずざざぁーー!

 

 

後ろに下がった

 

 

訂正、対応することもできない。早すぎる自分にはまったく見えなかった。

 

 

「どーだ、痛いだろう。私が受けたダメージはそんなもんじゃないぞ(ヒュッ!)!」

 

 

今度は蹴りを腹に入れてきた!

 

 

これには耐え切れず自分は倒れてしまう

 

 

「グブッ、痛い!痛い!ごめん……なさい!ごめんなさい!」

 

 

「謝ればすむとでも思ったか?」

 

 

ツカッツカッ

 

 

その子が自分に近づいてくる。そして足を自分の頭に乗せて踏みつけた

 

 

あまりの痛さに自分は気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「痛い!!」

 

 

自分は起き上がった。

 

 

「はあはあ、ゆ、夢なのですか。」

 

 

どうやら自分は夢を見ていたらしい。自分の体が少しビキビキとしていて、体を動かすと少し痛い。特に腹のところが痛い。

 

 

「……体はうごかせるので、骨折はしていないみたいですが……。ここは、いったいどこなんでしょう」

 

 

あきらかに私が暮らしている部屋ではないということがわかる。和室で、部屋をよく見ていると少し高そうな壷が置いてあったりした。

 

 

「誰かが助けてくれたのでしょうか」

 

 

と自分は思ったが、その考えは払拭した。

 

 

(私が絡まれていたときには、そこにいた人たちは私と目を合わせてくれなかった……)

 

 

「と、いうことは………」

 

 

そこで、外(廊下?)から足音が聞こえる。この部屋に向かってきているのが何となくわかった気がした。

 

 

その足音が私のいる部屋の前に止まり、障子を開けた。そこにいたのは……

 

 

 

「おお!目が覚めたか!よかった、よかった」

 

 

 

あの時の女の子だった。

 

説明
三話目です……

これからは、少しずつ更新していきたいと思います。

どうか、気楽にお読みになってください。
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コメント
アドバイス、ありがとうございます。ゆっくりとですが…がんばっていきます。(おっかさん)
自分もまじこい大好きなので、是からも応援させて頂きます。ただ、1pずつだと、読み難いのでページ数を増やすと良いと思います。本文を作るとき、改めたいところで改ページのボタンを押せば勝手に2p目が作られるので3〜5p分を一話として投稿お願いします 次作期待(クォーツ)
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