真・恋姫vivid&strike 第五話 |
記憶を所持したまま紫天の盟主と王とその臣下である理と力を連れ帰り、ハルとちょっとした騒ぎが起きて約半年後、ハルがDSAAU15女子の部決勝戦にて
ハル「覇王!断!空!拳!」
ジークリンデ「ガイスト・・・!」
ドパァァァァン・・・・・・!?ピシッ・・・メキメキ♪
ヴェル「やはりこの世界の魔法少女は間違っている」
フィールドの中央で互いの拳がぶつかり合いとても人の体から発生したとは思えない音と衝撃波を放ち、両者の足元からは床材の悲鳴が聞こえる、もう一度言おう・・・やはりこの世界の魔法少女は間違っていると
自分の大会を終えた自分は丁度クラスメイトで内弟子のハルの試合を見てみると同じ古代ベルカ関係者の鉄腕のエレミアの子孫、ジークリンデ・エレミアと決勝で雌雄を決する場面が目に入った・・・のだがやはり何処をどう見ても殴り合いだ。某Qベェのクソ野郎が居る世界程では無いが外史の閲覧者たちが想像する魔法少女の要素が拳に込められた魔力程度しかないとはどういうこっちゃ?である
しかもハルは何やら翠耀の力が発動しているのか移動距離・移動速度・回避能力がグングンと高くなっていて、相手のそれゲームの防具?って位に彼方此方露出している黒髪ツインテールは何やらトリップと言うかトランス状態に成って淡々と黙々と拳を振るう
お互いに有効打が無いにも関わらず定められているライフポイントがガリガリ削れて行っている、掠ったりぶつけ合った攻撃同士から生じるダメージでだ、それが減ったり遅くなる様子が無く。むしろ手数が増え威力も増し加速している
三度言おう・・・・・コレの何処が魔法少女なんだ!?
・・・で?
ヴェル「この状況はそう言う事だ?ハル?エレミア選手?」
表彰式の後、自分は何故か先ほどまで今目の前にいる二人が戦っていた舞台に立っている、なんでさ?
ハル「一年前、アナタを画面越しに見て、アナタの元で修行をしている中で育って来た想いが故です」
ヴェル「その心は?」
ハル「私はヴェルに勝ちたい、それだけです」
ヴェル「アスティオンは大丈夫かい?」
アスティオン『うにゃんっ♪』
ヴェル「そうか、それじゃぁエレミア選手は?」
ジークリンデ(以降ジークと表記)「ウチ?うちもハルにゃんと殆ど変わらへんよ?去年の男子DSAAU15の記録を見てあんさんと一戦交えたいなぁ思っとってん、それとハルにゃんをDSAA仕様に鍛えた言うやん?やから俄然戦いたくなったんよ、男子十五歳以下最強君に♪」
ヴェル「まさかの身から出た錆ってか?・・・・・はぁ〜」
何が悲しくて前チャンピオンと現チャンピオン相手に大衆観客の前で戦う事に・・・・・あ”っ、VIP席にエレミアの保護者と俺の元上司が居る、うん、良く分かった状況を理解した・・・・・貴様等の仕業だなぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
結論を言おう・・・・・やり過ぎた
黒髪ツインテール「コレからよろしくなぁ、ヴェルくん?」
熾天使「リンネ・ベルリネッタです、コレからもよろしくお願いしますお兄様♪」
出来る女性「彼女の専属コーチを務めています、フロンティアジムのジル・ストーラですよろしくお願いしますリーヴェルト・フォン・アウスレーゼ覇者(チャンピオン)くん♪」
ハル「覇王流カイザーアーツのアインハルト・ストラトスです、ヴェルさんの内弟子第一号です。よろしくお願いします」
ユーリ「・・・ユーリ・エーベルヴァイン・アウスレーゼ、ヴェルは渡さない・・・よ?」首傾げ
ディアーチェ「ディアーチェ・エーベルヴァイン・アウスレーゼ、闇統べる王である。控えぃっ!」
レヴィ「レヴィ・エーベルヴァイン・アウスレーゼだよ〜!よっろしくぅ〜♪」
シュテル「シュテル・エーベルヴァイン・アウスレーゼです、皆様、我が家へようこそおいで下さいました家主共々歓迎いたします」ペコリ
故に、この外史、この次元世界で識った流が盛大に砕け散った。自分がDSAAU15の大会で二連覇と男女最強に成るより更に前。恐らく時空を超える前。大会初出場から優勝した一年前から、既に変わっていた事に今更ながらに気が付いたのだ
彼女の胸に勇気が宿っていた、故に彼女は最初の始まりの一歩を踏み出し。自分で悲劇を回避した・・・はははっ♪ヤッパリ我が最愛なる天使の一人は凄いな。俺なんかの手助け等不要と自分の脚で歩き出していた、自分を偽らず悲劇の元凶と成りうる子等とぶつかり合い和解し。そして孤児院の暗黙の掟を破ってまで俺の元へコーチと共にやって来たんだ、ああ、あんなに小さく幼く愛らしい妹が強くなったなぁ。そして傲慢にも忘れていた、彼女達は決して弱くなど無い、俺なんか比べるべくも無い程に強く優しい心を持っていた事に
ヴェル「さてと。いらっしゃいジークリンデ・エレミアチャンピオン。ようこそリンネ・ベルリネッタとジル・ストーラコーチ、心行くまで我が家で暮らし過ごしてくれ、都心から離れているから少し不便な所は有るかも知れないが食事と鍛錬は充実したモノに成る事を保障しよう」
・・・先んずは彼女達の住む場所を用意しなくては・・・・・あっ、もしもし?ファーゼじゃなかったアウスレーゼです、ええ数日ぶりですエドガーさん・・・そうですハルに連れられてウチに来ています。そうなりますねハイ・・・・・あぁ〜やはりダールグリュンさんが、なんかスイマセン・・・ええ、はいそうです家はもう一杯なのでさすがに全員は・・・・・そうですねせめて彼女の分だけでもってワギャッ!?ちょっと保護者さんいきなり怒鳴らないでくださいよ耳がやられました・・・・・違いますから男女のそれではありませんって・・・わかっていただけて何よりですってハイ?・・・・・ええまぁそれは自分としても助かりますが・・・ではお願いしてもいいですか?はい、ありがとうございます・・・え?流石にそこまでしてもらう訳には・・・・・娘さんの為と成る程解かりまして、では今日の御昼頃までに候補地を決めておきます。では失礼します
・・・・・・うん
ヴェル「殆ど歳が変わらないのに母娘な関係ってすげぇな、と言うか皆自分置いて何処に行ったのかってぇ!?なんで!?早速皆さんでガチバトルってなんで!?ユーリさんエグザミア起動しちゃ駄目ぇ〜!」
少しばかり短いが。コレにて王と駄神の願いは叶えられた。故に、コレから先は小聖王たちと覇王の拳を受け継ぎし少女とのvividでstrikeな外史が始まるよ?
説明 | ||
覇王と鉄腕・白隼と紫銀の熾天使 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1337 | 1295 | 5 |
コメント | ||
未奈兎さんへ、ヴェル「なんでだ・・・?」アサシン『乳龍帝でも宿してるんじゃないですか?』(アサシン) 息するように女が増えるのほんと一刀さん(未奈兎) |
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