真・恋姫vivid&strike第七話
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半数近くが拳を痛めておやつタイムと共にその日の鍛錬?を終えた自分達は夕食を頂きアルピーノ家が築き上げた施設の一つ、温泉浴場で今日の疲れと拳を癒す、まぁ拳の怪我は皆完治しているっぽいんだけどな?

 

 

ヴェル「ふぅ〜、悪くないな」

エリオ「気持ちいいですねぇ」

 

 

そこで自分はこの合宿に参加している唯一の男子と共に湯に浸かっている、エリオ・モルディアン、元機動六課でミッドチルダ式と近代ベルカの槍を使う、ベルカタイプのテスタロッサと言える、電気への魔力変換も使えるようだしな

 

 

エリオ「あの、聞いてもイイですか?」

ヴェル「答えられる範囲なら、それと歳は其処まで変わらないだろう?立場も此処では紙屑同然だ、普通に話そう」

エリオ「じゃぁそうさせてもらうよ、午後にファーゼがやったアレなんだけど」

ヴェル「アレか、とある書籍に掛かれていた鍛錬法を実際に試してみたんだ。初めてやった時は俺も拳を痛めたよ」

エリオ「だよねぇ〜、それと僕のデバイスコアはファーゼが作ったってフェイトさんから聞いたんだけど」

ヴェル「ああそうだ、幼少期、小聖王を保護する前から教会で働かせて貰っててな。機械化で量産出来ないから完全に俺個人のスキルで生産するしかなかったから当時は結構高かっただろ?」

エリオ「あはは、うん。六課で働いた給料で何とか返済したよ。その話でフェイトさんと初めて口論したんだよなぁ」

ヴェル「だろうな、管理局員、それも執務官みたいなエリートなら高くても買える物だったからな」

エリオ「たははは・・・・・本当に高かったよ、六課に所属しなかったら返済出来なかったよ」

ヴェル「・・・・・なんかすまん」

 

 

湯に浸かり今日の分の疲労を癒しながらエリオと雑談していると、何やら女湯の方がさわがしく

 

 

エリオ「賑やか・・・とは違いますね?」

ヴェル「ああ、それに湯がある場所なのに一つ妙な動きが」

イクス『キャーーー!?』

 

ヴェル「賊かぁあああああああ?!」

 

 

腰に布一枚だけ巻いて隠した自分は仕切りを蹴り破りイクスの元へ血壊状態で瞬時にたどり着くと同時にイクスを抱き寄せ賊の首を鷲掴み床に叩き付けた、其処に居たのは

 

 

ヴェル「・・・・・セインか?」

セイン「うぅ〜悪ふざけが過ぎたのは悪かったからたしけぇて〜(涙△目)」

ヴェル「・・・・・はぁ〜」

 

 

全く人騒がせな、てっきり賊の侵入を見逃してイクスを危険な目に逢わせたかと思ってしまったでは無いか全く。血壊を解きイクスとセインを離した自分はとりあえず壊れた仕切りを直そうと後ろを向いた所で

 

 

エリオ「ヴェルっ!」

ヴェル「うん?こぺっ!?」

 

 

後ろから飛来した拳撃脚撃魔力弾等々が気が抜けた所に殺到し自分に直撃して湯に沈んだ・・・・・世界は何時だってこんな筈じゃなかった事バッカリだ、最後に此方に駆けつけてくるイクスが見えた

 

 

 

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翌日目が覚めると

 

 

アインハルト「おはようございますヴェル」

ヴェル「おはようハル、何時コッチに来たんだ?」

アインハルト「一時間ほど前に」

ヴェル「速いな」

 

 

ハルがベットに潜り込んで来ていた。フーの仕上げが終わったのでリンネと一緒に休みと伝えてユーリの抱き癖を回避してこちらにやって来たそうだ。ついでに起きている人達(大人組)とは既に顔を合わせており自分のベットに入る所までバッチリコッソリと見ていたと・・・・・うむ

 

 

ヴェル「朝から騒がしい事に成りそうだ」

 

※騒がしくなりました

 

 

朝食の席で自己紹介祭りと、ハルと小聖王が妙な感じに成っている間もハルは何故か自分から離れず。どういう訳か小聖王も自分の側に・・・・・何でだ?それとアンタ等そんな目で自分を見るな、背中が痒く成る

朝食後、午前の予定を変更してどういう訳かウチの小覇王ことハルと小聖王が模擬戦をする床と成った。結果は案の定、小聖王の攻撃をワザと受け続けたハルが完璧に対処してスタミナ切れに成った所を腹部に断空を撃ち込み、打撃部分の先、背中へ断空の威力を通して実力の差を見せつけ小聖王が降参して模擬戦を終えた、ちなみに小聖王はデバイス&変身魔法に対してハルはどちらも無しだ。特に変身魔法、デバイスは大会規定上必要だが変身魔法に頼らなければ勝てない様ではいざという時無力だからだ。ウチのDSAA選手陣は全員デバイスとバリアジャケット以外は普段の姿で大会に出場する

 

 

ノーヴェ「なぁヴェル、大会で有名なのは知っていたが弟子までこんなに強くするか?」

ヴェル「ハルは元々カイザーアーツの担い手だったからな、自分と出会う前から基礎も応用も殆ど完成していた。だから昨日やったような修行が出来る様になって実戦経験を積ませればご覧の通り本選出場が可能位の相手には確実で勝てる」

ノーヴェ「ウチのちび共のメンタルが砕け散ったらどうしてくれる?」

ヴェル「そこまで弱くないだろう?特に小聖王は、見ろよ御先祖様繋がりでもう仲良くなっている」

なのは「全力全壊でぶつかり合ったら仲良しだよっ!ね?フェイトちゃん」

フェイト「懐かしいねなのは♪」

はやて「ウチも皆と派手にぶつかりあったなぁ〜」

ヴェル「・・・自分とあの子達はアレと同類か?ノーヴェ」

ノーヴェ「否定出来ねぇなぁお互い」

 

 

どうやらハルは小聖王同様高町式御友達に成ろうよ♪を習得したようだ・・・すさまじく不安だ

 

 

小休憩を挟んで自分はイクスを八神に任せてハルを連れて昨日作った貯水流へ向かった、そしてすぐ隣にハルが自分用の貯水流が出来上がり昼まで水が溜まるまで自分の貯水流に二人で沈み組手を始めた

 

 

 

 

 

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そして昼食を挟んで午後

 

 

ヴェル「ヤッパリこうなったなハル」

アインハルト「『ええ、ですが手心は加えませんよ?』」

ヴェル「だな、自分とハルの本気はバレてるし。お互い勝に行こうか?」

アインハルト「『はい、ヴェル』」

 

 

昨日見学した紅白戦に参加する事と相成りました。振り分けは

 

 

紅チーム

高町・ノーヴェ・小聖王・自分・テスタロッサ・アルピーノ

 

白チーム

ランスター・ナカジマ・ハル・ティミル・ウィズリー・エリオ・ルシエ

 

 

以上の様に振り分けられた。えっ?八神?自分が入ると試合が成りたたないと辞退してアルピーノ夫人とセインとイクスの四人で観戦側だ

 

それで紅白戦の内容なのだが・・・・・うん、死に掛けた。具体的に言うなら名誉元帥とベルカ王の称号を手に入れる事と成った元凶の高町とランスターとテスタロッサの戦略級魔導を敵味方からブッパされた。おい高町にテスタロッサ、夫婦だからって阿吽の呼吸で自分を敵サイドのランスターと一緒に挟撃ってどういう了見?フレンドリーファイが星砕く一撃に雷の馬上槍の雨霰からの極めし雷槍の一撃とか洒落に成らないんですが?

ハルがランスター、自分が高町、そして最後に直上からのテスタロッサのをハルの拳撃と自分の脚撃で迎撃出来なかったら普通に大会のシステムをオーバーする大ダメージを貰う所だった

その後お互いにコラテラルダメージよろしく自分とハルを纏めて落とそうとした両陣営の最大火力に向かって吶喊し倒した所で。他のメンバーもそれぞれ決着が付き試合は終了、結果は・・・想像に任せる

 

 

 

 

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最終日は修行は無しで皆で遊ぶ事と成り、皆で水着に着替えて小川へ来ていた。自分?普段着ですが何か?

ただ最近の幼子の、特に少女の水着は色々とおかしい具体的に言うと年不相応なタイプが多い。時代を先取り?先取りするのは未来の自分の姿だけにシナサイ・・・!

その事について保護者の高町とテスタロッサには説教をくれてやった。場所?石だらけの川辺ですが何か?

特にテスタロッサ、テメェは駄目だ。特に高町と出会ったころのバリアジャケットの話しを聞いた時点でアウトだった・・・・・本当に過去に飛ばされた時は目を疑うレベルだった。レオタードにマント姿で戦斧持ちの金髪ツインテールの魔法少女って何ソレ何処の需要?

 

 

そんな中、DSAAに参加する小聖王とその学友達が川で戯れて軽く二メートル級の水柱を建てたりして遊んでいた・・・なんでやねん

 

 

ヴェル「ノーヴェ、アレ何?」

ノーヴェ「水切りって言うんだが知らないのか?」

ヴェル「少なくても自分の知る水切りでは無い事は理解した」

 

 

おっ、ハルが参戦して川底が現れた

それを見た周りの反応は様々で、特に小聖王達が瞳をキラキラさせてハルの元へ向かう。さて自分は上流へ向かい釣りを嗜むとするか

なお、イクスの側は八神が居るので安心・・・・・・して釣り具を担いで上流へ、水切りの影響が届かない程の場所へ進んで行った

 

 

ルーテシア「ねぇヴェル、それ何?」

ヴェル「川魚に沢蟹、あと山の幸」

ルーテシア「ウチの星にこんなに美味しい資源があったなんて」

はやて「うひゃ〜大量やなぁヴェル君」

イクス「大収穫ですねヴェル♪」

 

 

成果、メッチャ釣れてメッチャ採れた(花▽丸)

いや本当に漁して来たのかって位に良い釣り場を見つけて糸を垂らしてみたら殆ど入れ食いで大物達が我先にと食いついて来たのだ。まるで別のヴェル・ファーゼが送ったであろう後々の英雄達の軌跡の外史。その原点で登場する大型魚たちが、流石に七曜の欠片は落とさなかったが

 

 

ヴェル「それとなんか魚釣ったらこんなの腹の中に貯め込んでた」

ルーテシア「宝石と言うよりパワーストーン系ね・・・イケる。イケるわ!」

ヴィヴィオ「わぁ〜ルールーの目が光ってる」

リオ「キレ〜コロナこれなんて名前だろう?」

コロナ「えっと、多分アメジストかな?こっちはタイガーアイ。コレは水晶だね・・・・・・これ真珠だ」

スバル「うぇっ!?」

ティアナ「・・・マジだわ皆、しかも御店で見たモノよりスッゴク綺麗」

 

 

代わりにパワーストーン+αを吐き出したと言うか体内に貯め込んでいた。そう言えば真珠を出した魚の鱗外側は貝殻みたいで取ると内側が真珠色をしているのだ、その鱗も貝殻みたいで加工出来ると言うか試にやったら出来た。アルピーノお嬢様はウッハウハである、いやむしろヒャッハー♪状態にただいま突入しました

釣って来た魚たちはアルピーノ嬢の元へ行きしらべられる事と成り、もっと宝せゲフンゲフン!サンプルが欲しい!との事でイクスとハルを除いた目の色を変えた女性陣がアルピーノ家が誇るレジャー施設の一つ、釣り堀に置かれている最高ランクの竿を取りに水着姿で駆けだして行った

それを見送った男子二名と女子二名は魚を釣る餌として捕まえた沢蟹と山菜で汁物の昼食の準備を始める、食材・出汁・水、調理器具以外全て自然で取れたモノで作ったからか冷えた身体に染み込む様なあえて言うなら清い美味しさが出て大満足だ、小食のイクスもお代わりするほどなのだからその美味しさは計り知れないモノであった、それとエリオ、どう考えても君の体以上の量を食べたのにお腹が少し膨らむだけってどういう事?

結局女性陣が戻って来たのはおやつの時間を過ぎた頃、空腹に気が付いてフラフラとした足取りで戻って来て自分達が用意して置いた汁物の大なべ三つがきれいさっぱりと無くなった

因みに収穫はあるにはあったが自分ほど獲れなかったようで。調査しつつ生息数が減らない様にむしろ増やす勢いで活動するとの事だ

少しばかり遅い食事を終えた女性陣達と合流しアルピーノ家へ戻りハルは小聖王達と共に歴史書を紐解きに、自分はイクスに付き添い昼寝をして過ごした。他の面々も各々好きな様に過ごし。夕食を頂いてイクスとハルが小聖王達と女子会へ向かい自分は

 

 

ヴェル「未成年を酒盛りに付き合わせるとは。バカだな貴官らは」

はやて「バカ確定かいな!?」

なのは「なのはって名前でよんでよぉ〜」ぷんぷん!

ヴェル「おいテスタロッサ、さっさと旦那を連れて夜の運動会へ逝って来い」

なのは「なんで私が旦那様なのぉ〜!!」ウガーッ!

フェイト「なのは!なのは!それはなのはがかっこいいからだよ!」

はやて「さすがフェイト(天然)ちゃんや、トドメ刺しおった」

 

 

元六課のトップスリーの酒盛りの場に巻き込まれた、他の六課組と元仲間組が自分を助けなかった事は明日までは忘れん

翌日、朝食を頂き自分達はアルピーノ家を後にした。DSAAU15の予選がもうすぐ始まる

 

 

 

説明
小覇王襲来
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コメント
未奈兎さんへ、ヴェル「真理だな」アサシン『魔法少女とはなんなのか?(哲△学?)』(アサシン)
小学生から下手なイケメンよりかっこよかったなのはさん(未奈兎)
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